マンション1階専用庭にウッドデッキ施工(その1)

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンション専用庭ウッドデッキ | 投稿日:2011年5月3日

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前回のお約束通り、マンション1階の専用庭へのウッドデッキを施工しました紹介です。施工場所は東京都の杉並区です。

施工前の写真から

コンクリートのテラスはありません

 

掃き出し窓サッシの水切り

 

上部から縦樋が降りてきています

 

下地の土からサッシ水切りまでの高さ

 

ご覧のように、マンションですが掃き出し窓の下は土で土間コンクリートが打設されていません。

なおかつ、お客様の敷いた石板や砕石がありますが、それを除いてもサッシ窓枠下までの高さはあまりとれません。お客様のご要望はサッシの水切りを隠して、なるべく室内高さに合わせたいという事でした。

公共工事のボードウォークや、大規模商業施設、マンションの共有部の中庭では、こういう場合は土間コンを打つか、基礎ブロックを並べてボルト束工法で施工するのですが、今回は個人宅で小規模でもあるので、取り外しが容易な工法でおこなうことにしました。

そう、当社オリジナルのバルコニーウッドデッキ工法Aタイプです。この工法ですと1日で施工可能です。

詳しくはホームページのバルコニーウッドデッキのページを参照してください。

あたりまえですが、現場、現場に合わせて工法も変えるのがプランナーの仕事です。そうと決まれば設計は簡単です。

施工後の仕上がり写真は次回で・・・・・。

松戸市で傾斜地ウッドデッキ(後編)

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投稿者:technogreen | カテゴリ:傾斜地ウッドデッキ | 投稿日:2011年5月3日

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昨日の続き、施工完了しました松戸市の傾斜地ウッドデッキの紹介です。

前回のお話のとおり、この法面はコンクリートで仕上げられているため、下の状況が不明です。お客様にこの造成工事の平面図・断面図をお借りして、基礎工事の検討を行いました。

傾斜地へウッドデッキを施工する場合、この基礎工事が一番重要な事項となります。逆に基礎工事と柱さえ建ててしまえば工事の半分は終わったようなものです。コストも一番掛るところです。この基礎工事をしっかりやるかやらないかで見積もりも全然違ってくるのですが、お客様にはなかなか理解していただくのが難しい部分でもあります。

今回のお客様M様は建設関連のお仕事をされていましたので、ここのところは十二分に理解していただきました。

傾斜地デッキや2階建てバルコニー、駐車場上のウッドデッキを施工する場合は柱の本数をどうするかにより、価格が大きく変わってきます。当然、構造上の強度を確保して柱を少なくすると、柱を太くし、基礎も大きく、梁材・根太の断面も大きいのを使用しないとならなくなります。そうなると、逆に高くなってしまう場合もあります。

今回も柱本数や梁材の組み方で4パターンのコストシュミレーションと構造計算を行い、最終的に構造上問題なく、かつ低コストの方法を今回も採用しました。コストを考えず、過剰設計で施工してしまうのは私のポリシーに反します。(ん~。いい事を云うなァ~)

ウッドデッキの専門施工業者としては当たり前ですけど~。

それでは施工完了後の写真を。

敷地の下から見たところ

 

法面からデッキの高さまで約4mあります。

最大部分で約2.7m張り出しています

 

2階の部屋から見たウッドデッキ

 

同じく2階から見たウッドデッキの入り口

 

2枚の写真をご覧いただければわかりますように、下の敷地からは十数mくらいの高さにあります。

ウッドデッキの内部から入り口をみたところ

 

フェンスは今回、外側からの見栄えを気にしなくていいので、内張りで幅広と幅狭の横板を組み合わせしたタイプです。

川口市のウッドデッキ、練馬区のルーフバルコニーのフェンスと今回とで、このところ、このデザインのフェンスに人気があります。もしかしたら、今年流行のフェンスデザインになる予感も・・・・・。デザインを考えた私としても大変うれしいです。・・・・チョット自慢!

そこでおまけに、もう一枚。

室内から見たウッドデッキとフェンス

 

これで、M様のご要望とおり、室内からは眼下にあった建設作業所の風景は見えなくなりました。めでたし、めでたし。

仕上がったウッドデッキにM様はいたく喜ばれ、「これからお金を貯めて庭の残りの部分も全部ウッドデッキにしたいので、そのときはよろしく」と近い将来の予約注文をいただきました。・・・・「ガンガン働いてお金を貯めるから」、と言ってたのですぐですよネ!

テクノグリーンの無料のウッドデッキ資料請求はこちらから。 申し訳ありませんが当社サービス地域限定となっています。

それでは、次回はマンション1階専用庭のウッドデッキ施工を紹介させていただきます。

松戸市で傾斜地ウッドデッキ(前篇)

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投稿者:technogreen | カテゴリ:傾斜地ウッドデッキ | 投稿日:2011年5月2日

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2月に松戸市のM様から「一緒に現場を先ずみてもらえませんか?」というお電話いただき、新築途中の現場へ。

傾斜角30°の法面です

 

平坦部の出幅

 

ご覧のように、庭の平坦部が斜めになっている上、極端に短くなっています。

また傾斜角が30度の上、コンクリートの法面保護仕上げのため、この施工前の下地がどのようになっているのか(盛り土か切り土)かが不明です。

庭から見た下の風景

 

リビングから見た下の景色

 

このように、庭からもリビングからも崖下の建設作業場のような景色が目に入ります。

M様はこれを何とかしたいのと、庭が狭く危ないので、ウッドデッキを張り出して作り、有効活用したいとのご希望でした。

この崖下の犬走りまでが、M様の敷地とのお話です。

当社へ連絡する前に、外構工事屋さんへ、人工木材の樹脂デッキで施工できないか打診されたそうですが、現場を見て即、断られたそうです。人工木材のデッキは平坦な庭用で、アルミの束の為、せいぜい1mの高さしか作れませんし、手摺がそもそもこういう現場を想定していない取り付け構造の為、ぐらつきます。

当社ではイペ材ではこういう現場を数多く経験していますので、施工可能です。

数日後、今度は奥様と一緒に当社へ来社されました。

奥様が「あの傾斜地へ大きく張り出したウッドデッキは大丈夫でしょうか?」という不安があったようで、相談にみえられました。

・・・・出来上がったウッドデッキは大丈夫ですが、施工途中の方が大変で、施工する職人のほうが危ないのですが・・・・。

そこで、2年前に神津島で施工し、東京テレビの「TVチャンピオンズ」で放映されました施工の写真をみていただき、当社施工能力の高さをご理解いただきました。

ご主人は建設関連のお仕事をされているそうで、この施工写真を見てびっくり、感心していました。

ということで、フェンスの形状を打ち合わせし、正式にご注文をいただきました。

その施工完了編は次回で・・・・。