マンション1階”庭”部分へウッドデッキ~目黒区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンション専用庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年9月16日

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今回の紹介は目黒区マンション専用庭の土の”庭”部分へウッドデッキ施工例です。

いままでも多くのマンション専用庭へウッドデッキを施工していますが、だいたいがテラス部分のみの施工ですので、構造は2階以上のベランダと基本的には変わりません。
せいぜい違いは前面に構造部分を隠す化粧幕板を取り付けるくらいです。

でも今回は・・・・・・・

施工前のタイルテラス画像

施工前のタイルテラス

 

このタイルテラスにはウッドデッキを施工しないで、その前にある土部分へウッドデッキを敷きたい!というご希望でした。

今までの施工例からすると、このタイルテラスへ施工して高さを上げて部屋からの出入りが楽になるようにするのですが、庭の土や芝生部分の管理が大変だったようです。

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マンションによっては、管理会社(管理組合)が専用庭を管理してくれるところもあるようですが、ほとんどが年1回くらいの植栽の手入れくらいで、あとは専用使用者がするしかないようです。つまり1階の住民が。

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外部へ通じる階段降り口

ホームセンターからウッドパネルやフェンスも購入されてガーデニングもされていたようですが、すぐに腐ってきて結局はゴミ。

そこで、「本格的なウッドデッキで」、という事で当社へお問い合わせいただきました。

専用庭ウッドデッキ写真

専用庭へのウッドデッキ

 

タイルテラス高さに合わせてウッドデッキ施工。な~んか広くなったような気が?
仕舞い端部は幕板で!エッジが効いていてスッキリします。
フェンス側は、樹木があり幕板が張れませんでした。(下の写真)・・・すみません。

 

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下へ降りる階段脇もしっかり施工。

 

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全体はこんな感じの仕上がりです。テラスと一体化したことで広々と使えそうですね。
これで管理するにもだいぶ楽になります。

今回、庭部分への施工が管理組合の許可が下りてからの施工です。

通常テラスは部分は問題なく、2階以上のベランダと同様の扱いで施工できるのですが、庭部分(芝・対の上)への施工は「大規模修繕時に簡単に取り外せれる事」が前提となります。

そこで今回もベランダウッドデッキの基本形を応用し、庭ウッドデッキでも使用する部材を使用しての施工となりました。

施工完了後にお客様から、

「出来上がってみて、もう少しひろくても良かったかなと
思うくらいすばらしいデッキでした。ありがとうございます。
早朝から対応いただき申し訳ありませんでした。」

・・・・・・広げる場合は、ご連絡ください。また、簡単に外せるように施工していますので大規模修繕がある時もご連絡を。

 

これで今回の紹介は終了。次回はまたマンションですがルーフバルコニーのウッドデッキを紹介させていただきます。

 

 

リノベーション時にベランダもウッドデッキ化~千代田区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年9月12日

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今回は東京都千代田区のマンションのベランダウッドデッキの紹介です。

リフォーム会社さんから、問い合わせをいただきました。
丁度、室内のリフォーム中で、お客様から一緒にベランダをウッドデッキ化したいと、ご要望があったようです。

リフォーム会社からだけではなく、個人のお客様からもリフォーム・リノベーション計画時に、ベランダのウッドデッキ化についてご相談が寄せられます。

室内を自分好みにする今回のリノベーション、ベランダだけ何もしないとその差が際立ち、何とかせねば!と思い立つようです。

では、リノベーション中に採寸しました時の写真から。

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新築マンションなので綺麗なベランダです。

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網戸枠下からは8cm。コンクリートのアゴも出っ張っているので、仕上げ高さをどうするかが今回の設計上の難題。
調査担当者も、この辺が設計上問題となる事が判っているので詳細に計測の上、途中で私と電話でやりとりしながらの現調となりました。・・・・それだけ微妙な高さ関係だったんですが、何とかお客様の御希望の形に作る事ができて一安心。

 

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排水パイプと排水口。上からの排水パイプの周囲が排水口となっているタイプ。結構見かけます。
日常、清掃が必要なところなので今回はオープンとします。

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施工完了。難題も解決して床高さも設計通りに仕上がり。よかった。

 

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網戸の可動部分のみ欠き込んでいますが、あとはコンクリートのアゴも上手く隠す事ができました。

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サッシとのすき間は、ほとんどありません。さすが天然木という感じです。
これが人工木材ですと伸縮しますので最低5mm。場合によってはそれ以上ここにすき間を設ける必要があります。テクノグリーンでベランダに木粉入りの樹脂デッキを使わない一番大きな理由です。
だって見た目が綺麗じゃないもんネ。

今回、お客様の清掃しやすいようにとの御希望で排水溝は全開にして施工。通常は5cmくらい開けて、それ以外は隠すように施工しています。

 

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最後に室内kらの写真。

これでリフォーム後、綺麗になった室内と調和がとれたベランダとなりました。

ちなみに今回使用の木材はイペ。というかテクノグリーンではマンションのベランダウッドデッキでは現在はイペでしか施工していません。

価格は高いですが、雨が掛かった時の膨張率が他の木材と比較すると圧倒的に低く、すき間無し施工ができるからです。
「これは価格以上の価値がある」と、施工されたお客様からよくいただくお言葉です。っていうか、この事がわっかているお客様しか当社には注文していないのかも。

詳しくはベランダウッドデッキの資料をご請求ください。サービス地域へお住まいの方のみ無料でお送りしています。

 

今回の紹介はこれで終了。次回はマンションの専用庭へのウッドデッキです。

 

塗装しました!写真送ります~朝霞市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:傾斜地ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年9月7日

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前回、書きましたように朝霞市の崖地へウッドデッキを施工させていただきましたお客様から写真を、お送りいただきました。

写真をお送りいただいたメールには、こんなコメントを。

「8月に入ってからは雨の日が多く、なかなか手が付けられなかったウッドデッキの塗装を、ようやく完了しました。薦めていただいたシッケンズセトールHLSのナチュラルを使用しました。デッキが大きいため、2度の週末、

4日間に渡り2名で各日3-4時間かかりましたが、ブラウンで深見のあるシットリとした色に塗りあがりとても満足しています。塗装後の写真を2枚送ります。
タープも取り付け、ガーデンテーブルを置き、近隣の皆さんからも「素敵なデッキになりましたね」、と声をかけていただいています。大切にメンテナンスしながら、今後のデッキとは永くつきあっていくつもりです。ありがとうございました。」
いただきました写真2枚。
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 時間を掛けられて上手に塗られましたね!
施工完了時に、担当した当社の職人へ「色を保つにはどうすれば?」と尋ねられ、塗装の方法を伝えてあったそうです。
後日、塗料についてメールをいただいて、当社で標準の塗料として使用しているシッケンズをお奨めしていました。
イペ製のウッドデッキには、耐腐朽を高めるためには塗りません。あくまでも色を付ける又は色を保持するために塗装します。塗装する事で耐久性が何割もアップするかは疑問ですが、プラスになる事は確かです。
でも、それは浸透性の塗料に限った事で、造膜タイプの塗料(ペンキ等)を使う事は、逆に腐るのを促進するようなものです。
こんな事を書くと、よく「何を証拠に?」と聞かれるのですが、今までにそういう現物を何か所も見てきています。
下の写真は以前、ペンキを塗られたウッドデッキの腐朽診断させていただいた時ものです。
腐ったウッドデッキの画像

腐ったウッドデッキ

中央の板は、もう相当腐朽が進んでいます。
左側は小さな塗膜のヒビ割れ。実はここから雨が入り、周りが膜で覆われているため、なかなか乾燥しない状態となります。この時も触ってみるとグジュグジュ状態。
これが続くと間もなく中央の板と同じように腐って崩壊状態へ。それも内部から腐ってきて、表面のペンキが薄皮状態で残っている場合が多いのも特徴です。・・・・・ある日、グジュッと。
これを防ぐには、割れが出始めたら直ぐに、小まめに塗り直し、塗り直しを繰り返すしかありません。
アメリカ人が家にもウッドデッキにもよくペンキを塗っているがテレビ等で見られますが、マメに塗っているからでしょうね。私?真似できません。
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特に、こういう木組みをした場所は、木が動きやすいので上の塗料がはがれやすく腐りやすい。。。。。。
そんな訳で、浸透性塗料での塗装はお勧めしても、造膜タイプで塗装したウッドデッキはイペでも保証対象外としています。
実際、イペにペンキを塗った事はないけど、こういう環境条件だとたぶん持たないと思う。。。。。。
今回は、「ウッドデッキと塗装」につきまして書かせていただきましたが、写真をお送りいただきましたM様、本当にありがとうございました。