リフォーム会社からお電話でお問合せをいただきました。
マンションリフォームを請け負いましたお客様から、ルーフバルコニーのウッドデッキも見積もり依頼され専門会社の当社へ連絡されたそうです。
送付いただきました間取り図面から見積もり後、お客様のご注文をいただきまして現地調査へ。
こちらのメインルーフバルコニーの奥に梁を界してもう一つのルーフバルコニーが。
そのルーフバルコニーへは螺旋階段があり、これを登っていくと屋上となります。つまり屋上もついているお部屋だったんですね。
現地調査で一番重要な高さ関連。
今回はこの螺旋階段の1段目の高さ22cmにウッドデッキを仕上げる前提で他の部分の高さを採って・・・・・採寸は完了。
この採寸図を基に工場での製作図、施工図を起こし工場で先ずは製作を。
マンションは共同住宅ゆえにウッドデッキ施工の”肝”は現場での施工にかかる時間です。
2ヵ所で50平米近くありますが、現場での施工期間は2日間で終了。・・・・・・・工場で製作している日数のほうが長いです。
予定通り2日間で施工完了。
上の屋上から見たルーフバルコニーウッドデッキ。ルーフバルコニーをこんな角度から見ることができるのは稀ですね。
梁の向こう側の螺旋階段があるルーフバルコニーウッドデッキも完成。
階段1段目と同じ高さに仕上げたウッドデッキは、こんな感じで収まりました。
これでルーフバルコニーウッドデッキの紹介は終了。次回はビルの屋上ウッドデッキを。
投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2019年12月20日
川崎市のマンションへお住まいのお客様からお電話をいただきました。
15年前にルーフバルコニーへ施工したウッドデッキで、4年前に大規模修繕工事時に修繕工事屋さんに取り外しと終了後に再設置をしてもらったそうです。
そのせいか一部が腐り始めてきたので、その相談のお電話でした。
その後、メールでお送りいただいたのが下の写真。
表面の床板はこのように腐っていないのですが、
根太の一部が、このように腐り始めています。
お話を伺ってみますと、こちらのルーフバルコニーは水はけが悪く大雨の後は数日ウッドデッキが水に浸かった状態になることもあるとのことでした。
そのうえ、大規模修繕時の再設置後にはウッドデッキ下に雨が溜まる状態になっていたようで、その部分の根太が腐り始めていたようです。
腐った根太と床板の交換工事を提案見積もりさせていただいたのですが、お客様は15年経っているので、新たに全面を施工し直すことをご希望されました。
そこで水が溜まりやすい構造(2段になっているルーフバルコニーで低い側へウッドデッキが敷かれている)に対しての対策で下部に水が溜まりにくい工法で施工することに。
写真右側は部屋側で1段高くなっています。この段差が6cmしかないのですが、この段差内で下部に水はけが良くなるように工夫して施工。
上段と下段の分かれ目は直線でなく、両端部はこのような形状になっていますので、お客様のアイデアでこれを利用して点検蓋としました。
同じくお客様のご希望で、これ以外の個所でも数か所ビス止めしないパネルを作り簡単に取り外しをできるように作っています。(水はけの状況を確認できるように)・・・・写真で見ただけでは判りませんが。
前面は土の庭となっているので1階の専用庭に見えますが、下が1階の建物部分となる2階のルーフバルコニーでした。
施工後のアンケートで、
「10年保証と大規模修繕工事のときのアフターサービス、窓口の対応のきめ細かさで注文しました。
今までのウッドデッキの課題を解決するため相談にのってくださり、お知恵を出してくださりありがとうございました。
疑問点も全て解決し納得のいく形で発注できました。
何度も打ち合わせした仕様が期待した以上になった事。段差解消のための120mm幅の板が落ち着いたデザイン性を持ち短くした端部のおかげでお掃除(落ち葉とり)も楽になりうれしい限りです。
今回の形で長年使用したく日頃のお手入れもしながら大切にします。
職人の皆様にも御礼申し上げます。今後ともよろしくお願いします。」
これでルーフバルコニーウッドデッキの紹介は終了。次回は庭ウッドデッキを。
昨年、練馬区のマンションへお住まいのお客様から、ご自分でルーフバルコニーの大きさを測りそれを図面にして資料請求時に送付いただきました。
図面と一緒に送付いただいた現況のルーフバルコニー写真。
こちらがお客様が描かれた図面。
最近、このように寸法を入れた手描きの図面を写メで送付いただく方が増えてきました。
採寸された数字さえあれば線が曲がっていようがズレていようが、見積もりするにあたっては何の問題もありません。(当社の担当者が採寸した時の原図も、こんなもんです)
この図面からの見積書と一緒に資料とルーフバルコニーの写真集とイペのサンプルを送付させていただくと、イペの風合いと耐久性を気に入ったお客様から現地調査のお申込みをいただきました。
お客様の御希望のウッドデッキ高さは、窓下のコンクリート梁の上まで。
一部壊れてしまっていますが、コンクリートブロック製の花壇があります。この部分を欠き込んでウッドデッキにします。
採寸後、お客様のお話をお伺いすると新築分譲時にこの花壇だけではなくウッドデッキもこちらに敷設されていたそうです。
それが数年前から腐ってきていたので、少し前の大規模修繕工事に合わせ撤去されたままとなっていました。
新築時に設置されていたという事でウッドデッキも管理組合の所有となりますので、発注は管理組合となります。
管理組合発注の場合は、理事会と組合総会の協議と決定が必要となり、施工はその結果が出てからという事で約半年後の工事となりました。
———-またその間に理事会と管理会社からの要望で、理事会で材料と施工についての説明をさせていただきました。(これは組合員の積み立て費から支出する以上、必要な事となります。)
耐久性が高く、実績も豊富にある事、次回の大規模修繕時の保管等々とご納得いただきました。10年保証書は管理組宛てに提出する事で理事会のご了承をいただき施工へ。
花壇部くり抜いてのウッドデッキが出来上がりました。
こちらのルーフバルコニーは奥行きが5m近くもあります。
前のウッドデッキは高さが花壇のブロックより低かったそうですが、今回はそれより高くしてブロックを隠しました。コンクリートブロックの花壇なんて無粋ですもんね。
上の階の通路から撮った写真。青いウレタン防水層の1枚目の写真と見比べてみると・・・・・・・・・
これでルーフバルコニーウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。