投稿者:technogreen | カテゴリ:傾斜地ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2019年4月30日
今日は4月30日なので今月最後のブログというより平成最後のブログとなります。
今朝からメディアでは何でも今日行えば”平成最後の”という枕詞を付けて流していましたので、それに倣って・・・・・・
でも施工は本日ではないので、平成最後の当社施工のウッドデッキではないです。
今日施工予定だったお客様のウッドデッキは雨の為・・・・・・・延期。では”令和”最初の施工となるかと思いきや明日1日は前から施工予定のウッドデッキが入っていますので、残念ながら2日施工の”令和”2番目のウッドデッキとなりそうです。
前置きはこれくらいにして、今日の紹介は茨城県取手市の傾斜地ウッドデッキです。
昨年の暮れに工務店から「現在新築中の家裏の傾斜地へウッドデッキを計画しているので見積もり願います。」と図面添付のメールをいただきました。
少々の傾斜や通常の庭ウッドデッキは、下請けの外構工事屋さんへ人工木製のウッドデッキで発注しているようですが、傾斜がきつい場所では人工木のウッドデッキでは強度上難しいので当社へ依頼されたようです。
当社でも既製品の人工木の部材では強度・安全を担保できませんので、いつものイペ製で見積もりをさせていただきました。
その後何度かお客様のご予算に合うようにサイズ変更して、採寸が可能になった時点で現地調査へ。この現地調査で初めてお客様とご対面となります。
まだ仮設足場が残っていましたが、なんとか測量できそう。傾斜地のウッドデッキ測量は平地と違い高低差が重要になりますのでレーザーを使用します。
図面では顕れていなかったウッドデッキへの登り口、こちらも傾斜地になっていました。
傾斜の具合と土質も調査して束柱の基礎工事方法をその場で決めていきます。
これらの基礎が置かれる場所もお客様にご確認いただいた上でお客様のご希望を聞いて最終の仕様・形状を決定。・・・・やっぱり現地を見ながらでないと、なかなか形は決まらないですよね。特に傾斜地は。
こちらが、さきほどのウッドデッキへの昇降口。当初工務店さん案ではステップでしたが一度踊り場は上がりステップ1段を上がって本体ウッドデッキへ。また小さなお子様がいらっしゃたのでこの踊り場へも転落防止のフェンスを付けました。
下が平地の部分はフェンスを付けず庭へ降りられるデザインです。
通路部分を逆サイドから見た写真。
おなじく外側から見た写真。
転落防止用のフェンスが取り付けらたメインウッドデッキ。傾斜部分の束柱の独立基礎は、現場打設です。
工務店さん元のデザインでは、フェンスで閉ざされていましたが、打ち合わせでお客様が気づき一部開放し側桁階段で庭へ降りれるように。
今回の横板デザインフェンスは内張りとなっています。周囲から見られる場所ではないので家中から見た時に綺麗に見えるようにと。
一番のご希望のウッドデッキの施工が完了したので残りの庭部分は、お住まいになってからボチボチと考えられるようです。
———-以前施工させていただいたお客様のお話ですと、メインのウッドデッキが収まると、意外と残り部分は決め易いようです。——-
これで傾斜地ウッドデッキの紹介は終了。次回は屋上ウッドデッキ。
投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2019年4月15日
埼玉県久喜市へお住まいのお客様から資料請求と見積もりご依頼をいただきました。
ご希望のウッドデッキ寸法と下の写真を添付いただき、問い合わせ欄には
「低床希望 ステップ不要、下は砂利土で花壇は縮小予定。低床を希望の場合、何センチまで下げられますか?」
この庭に花壇を縮小されてウッドデッキを作られる予定のようです。ご連絡いただいた寸法から概算見積もりを。
概算金額がご予算内との事で、打ち合わせと調査へお伺い。
この使われていない花壇を縮小し、低木で植栽される予定。残りをウッドデッキにして庭をすっきりさせるのが目的との事でした。
通常は庭ウッドデッキは家の中と段差ない高さに作るのですが、こちらは玄関側から出入りする事の方が多いそうで、
「庭(玄関口)からの利用が基本です。土足でも耐久性はありますか?隣に花壇をDIYする予定ですが、床下に土が入らないように出来ますか?レンガは組みます。」
と、お伺いする前にメールでご質問をいただいていました。
イペは公共事業で30年前から公園のテラスやボードウォークで土足で使われています。当社も創業の23年前に施工しましたイペのウッドデッキは健在ですので土足使用でも10年保証しています。
また、低床のウッドデッキで幕板を下まで張る施工写真をご覧いただいて納得いただきました。
それでは施工後の写真を。
今回はお客様ご要望の横板張りです。
窓からは30cmほど下がった低床のウッドデッキ。既に前面には低木が植栽されていました。
幕板もご希望通り、下まで張っています。前面の幕板は花壇との見切りとなります。
逆側からの写真。花壇のレンガに沿わして欠き込んで施工。床板は全て1枚板で施工しています。
これで戸建のローウッドデッキ(低床タイプ)の紹介は終了しますが、実はこの低床工法は、マンションの1階専用庭と同じ工法なんです。
その繋がりという訳ではないですが、次回は同じ工法によるマンションの1階専用庭へのウッドデッキを紹介させていただきます。
3年前、新築された戸建住宅へ入居された頃に資料請求と概算見積もり依頼をいただいていましたお客様からメールを写真と共にいただきました。
「以前、見積だけしていただいた○○ともうします。
やはり、御社にウッドデッキを作って頂きたいと思い、見積の再依頼をします。
寸法は530cm×150cmです。写真にある白いメジャーの長さが530cmです。
写真にある通り既に、防草シートが貼ってあります。
出来れば支石を設置するところのみを切り抜いて頂き、雑草が生えないようにしたいと思います。」
3年前の見積もり時に、「施工は先になると思いますがそれまでいろいろと比較検討してみたいです。」との事でした。
・・・・・・この間に、ウッドデッキ材や施工会社の評判をいろいろと調べられてたそうです。
上2枚がお客様から送付いただいた写真。
希望サイズもいただいていますので、これで見積もりを。
この見積もりで正式ご注文をいただいた後に、現地調査へ。
当社では施工するにあたり、工場でほぼ製作していきますのでその製作図面や施工図面を作成する為に、かなり細かい所の調査・チエックが必要となります。
例えばこんなところとか、
掃出し窓の壁からの出とか、
地面からサッシ枠までの高さとか、
はたまた、このような点検桝の位置とか(この上には束石をおけないとか)、施工するにあたり要チェック事項がいろいろとあります。
これら位置・寸法を図面に落とし込んでから、構造計算をしながら下部構造を設計していきますので、この位置寸法が違っていたら・・・・・・・施工当日アウトとなりますので、調査担当者は神経を使います。
さて今回もしっかり調査採寸をしてきて出来上がったウッドデッキを下の写真で。
出来上がったりました。
よくある長方形の単純なウッドデッキですが、見えない構造部分では先ほどの条件をクリアするとか、けっこう苦労しています。
最後に幕板が写っている写真を。当社では幕板は床板105mmよりより広い幅145mmを使用しています。
この40mmの差が、ぐっとウッドデッキを引き立たせます。これは長年の経験からこの幅を割出して、ブラジルで特注で製作させています。(ちょっとしたところですが、テクノグリーンのこだわりです)
施工完了後お客様からアンケートで、当社を選ばれた理由を
「一番耐久性があり、高級なイペ材を使用している。HPでこだわりがある施工をしている。」
またできあがりの感想で、
「施工前、私のイメージと御社のイメージが一緒なのか不安がありましたが、
イメージどおり出来たので満足しています。
5才になる娘もウッドデッキにて楽しく遊んでいます。」
これで庭ウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションベランダのウッドデッキを。