冬から春に横浜市、船橋市、新宿区、江戸川区、江東区のお客様からお預かりしていましたマンションベランダのウッドデッキの再組立てを連続して施工。
いずれも施工3~4年以内の取り外し・一時保管でした。
これで、だいぶ倉庫のスペースも空いてきました。
なかなか取り外しと再組立ての写真を撮れていなかったのですが、今回、船橋市のお客様のところを撮影できましたので紹介します。
取り外し直後の写真です。3年くらいしか経っていませんし、すき間無し施工ですので下へ落ちたゴミは目立つほどありません。
よく「すき間なし施工ですと水が溜りませんか?」と、ご質問をいただきますが、まったくのすき間「ゼロ」ではありませんので、大きなゴミは落ちませんが水は落ちていきます。
再組立て後の写真から。
こちらのお客様は、保管中の高圧洗浄オプションをご注文していただきました。
3~4年経過の色はこんな感じです。如何でしょうか?
さて次の写真は、横浜市のお客様。
保管中に、下の写真と共に「大規模修繕工事で、こんなのが付けられました!」
防水工事による、膨れ防止対策の脱気塔ですね。
以前にも、このブログで紹介しましたようにルーフバルコニーの場合は、大規模修繕の防水工事で、この脱気塔が付けられるケースが多いようです。
これが再組立て当日に判ると、大変な事になる場合があるのですが、事前に場所とサイズをご連絡いただくと、準備をしていけるので大丈夫です。今回も、お客様から事前に連絡をいただけましたので、工場で加工。
その再組立て後の写真は・・・・・・ナイ・ない・無い!新宿、江東区、江戸川区の写真もな~~~~い。
どうも、うちの職人は取り外しや再組立て時の写真は、撮りハズシてくるようで。。。。。
と、「落ち」がついたところで今回の紹介は終了。
ところで、このブログでも何度かお知らせしているのですが、テクノグリーンでは現在この「大規模修繕時サービス」は自社施工分しか提供していません。
その理由も何度か書いていますが、
1)釘で留めている(再組立て可能な状態に抜くのは至難の技。とくにスクリュー釘)
2)ネジだとしてもステンレスではなく鉄製。(錆びて抜けません)
3)床板は大丈夫でも根太が腐っている。(これが一番多い)
以上をクリアして取り外してきても、保管中に大暴れ(反り、捻り)して再組立て不可能な木材もあります・・・・・・「お客様のお預かりしたウッドデッキ、うちの倉庫で大暴れして使えないので再組立て出来ません!」とは、なかなか言えませんので結局、新しい材で、となります。・・・これが、ベランダウッドデッキはイペ材しか使用しない理由なんですが。
これらを見極めるためには、専門の人間が見積もり調査へ行かなければなりません。
その点、自社で施工したウッドデッキは図面も資料も残っていますので、わざわざ出向かなくても直ぐに見積できます。
最近また多くなってきました、このお問い合わせ。申し訳ありませんが以上の理由で「自社施工分以外」は、お断りしていますのでご了承願います。
で、次回は新築マンションのベランダウッドデッキです。
「ただ今、大規模修繕中ですが、終わったらベランダへウッドデッキを計画中です」と、埼玉県さいたま市のマンションへお住まいのお客様から。
「前々からベランダをウッドデッキ化したかったのですが、大規模修繕工事のこの機会に」と。
足場が外れた頃に採寸へ。
ベランダの防水工事は終了していてこの通り。
ま新しい塩ビの長尺シートも敷かれています。・・・・・・・でも、無機質な感じは否めません。やっぱり天然木が良いなあ~。
人工木も木粉が入っているといっても、所詮は樹脂で無機質な感じは塩ビシートと同じだもんネ。と、お客様。
ベランダから窓下までの高さは5cmほどしかないのと、ベランダそのものの勾配もあまり大きくないので、今回はAタイプではなく、当社でいうBタイプで決定。
——–Bタイプとは高さ調整ができないタイプですので、下地の勾配なりの仕上がりになります。——-詳しくは、お問い合わせから資料請求してください。イペのサンプル付で、しかも無料です。
タイプも決まり、いよいよ施工へ。
ウッドデッキが完成し、さっそくテーブルとイスを。良い感じですね~。
こちらは花置き台。これから存分にベランダガーデニングが楽しめます。
なんてたってイペ製のウッドデッキですから。いくら花に水遣りをしたって、10年保証付きです。
終了後、数日してお客様からメールを。
「午前中にデッキ工事をしていただき、イペ材の感触を楽しんでおります。 ありがとう御座いました。
施行していただいた、ホシ様、ムトウ様の写真貼付致します。
宜しくお伝え下さい。」
と、次の写真3枚を添付いただきました。
施工中のホシ様とムトウ様。真剣な顔?です。(カメラを意識してるような気がするんですが・・・)
施工が終わり、帰り際の玄関先で。笑顔です。(今日も無事に終えて安堵の顔でした)——-相変わらずのピースサイン。
お客様が撮られた室内からの写真。・・・・・というか、ベランダが室内の一部のような感じ・・・・・・
この色の違いや木目が一枚、一枚違うところ。やっぱり天然木のウッドデッキは癒されます。まったりします。まぁ、好き好きですが。。。。。。
お客様、イペ材のウッドデッキをお選びいただき、ありがとうごございました!
今回の紹介は杉並区の新築マンションでのベランダウッドデッキです。
4月にFAXの見積もり依頼シートとい一緒に間取り図面を送付いただきました。「木材はイペで」とご指名で。
当社はウッドデッキの専門施工会社ですので、基本的にはどんな木材での施工もお請けするのですが、このマンションのウッドデッキだけはここ数年イペ材のみを使用しています。
その理由は、角材の暴れが他の材に比較して非常に小さい事によります。マンションはご存じのようにベランダ、ルーフバルコニーともに共有部分の専用使用となっていますので、躯体にビス1本、接着剤の使用すらもできません。
という事は根太を躯体に固定出来ませんので、根太の角材が暴れると新規施工時もさることながら大規模修繕時の再組立て時には、悲惨な状況になることが十数年と600ケ所以上の施工経験から判ってきました。
板材はそうでもないのに、角材だと反りが大きいという木材もあり、天然の木材を相手に格闘するのは大変なものがあります。イペも同じ天然の木材ですので反り・割れがない訳じゃありませんが、なんとか施工にあたり許容の範囲に収まってくれます。
板材がビスで打ち付けられ押さえられている間はいいのですが、一度外して押さえるものが無くなった保管中に大暴れ。これは木材の残留応力(内部応力)のせいですが、周りの人間でもこの内部応力過多の人はいませんか?・・・・・私の周りにはタガが外れると(酒を飲みすぎると)大騒ぎという者がいますが、そんな時は「ビスで壁に打ち付けて」と、思ってしまいますが・・・・・・。
いやぁ~、肝心の今回の紹介の話が木材の反りの話へ、反れてしまいました。
話は戻りまして、内覧会日時のご連絡をいただき、現地へ調査へ。
ごくごく標準形のベランダ。
この網戸下までのウッドデッキをご希望。網戸下まで90mmありましたので、ギリギリ高さ調整タイプのベランダデッキが施工可能です。詳しくは資料に書いてありますので、お問い合わせを。
採寸も終わり、後は施工日の打ち合わせ。引っ越し翌日に施工決定。この時期は暑いのでエアコンの設置の関連もあり、引っ越し翌日というのが多くのパターンです。お客様によりましては、内覧会時の採寸前に施工日だけを予約される方もいますが。
ピッタリと、といっても網戸の開け閉めに不自由がないように少し開けていますが。
室内から見たベランダデッキ
イペならではの、すき間無し施工。これをできるのがイペのみという事をご存知の方が、イペ材を指名してくることもあります。・・・・たぶん、このブログを読まれて理解されているお客様と思います。感謝!
それでは感謝の気持ちを込めて最後にもう1枚。
ベランダデッキ全体
これで今回の紹介は終了。
現在、工場ではマンションのウッドデッキ製作の真っ最中。これらも施工完了後に随時紹介させていただきます。