投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ | 投稿日:2014年2月27日
お客様から、お電話をいただきました。
「今大規模修繕の工事中なのですが、もう少しで終わるので・・・・・」
お伺いして採寸を。

ベランダの防水工事も終了済
築13年のマンションらしいですが、元々ベランダにはウッドデッキが敷かれていたそうですが、再組立てできるような感じではなかったので、大規模修繕工事前に処分。

曲線部分があるベランダ
前のデッキは、この曲線部分も敷いていたらしいですが、今回は無し。その手前までの施工。

掃出し窓のサッシ水切り
前のウッドデッキは高さを調整できるタイプではなかったようで、サッシの水切りを隠す事はできなかったようですが、これが。

水切りも隠しました
このように水切りもカバーするように設置しましたので、レール部分の幅以外はウッドデッキとなっていますので、室内との一体感も全然違います。

ウッドデッキの施工範囲
柱壁までの施工としました。曲線部分は部屋からも見えないし、あまり使う事もないようです。

ウッドデッキ仕舞い端部
例のごとく途中までのウッドデッキ施工仕舞い端部は幕板で。

ウッドデッキ拡大写真
サービスで拡大写真を。
このすき間無し施工はイペ材ならではの物です。他の木材は濡れると膨張する率が大きくて、すき間を開けて施工せざるを得ませんが、イペはこの膨張率が非常に小さいのでこのようにすき間無し施工が可能です。
人工木材は濡れてもほとんど膨張しませんが、温度が高くなるとこれまた膨張しますので、板間は最低5mmのすき間を作って施工する事になります。・・・いわゆるスノコ状の施工です。
といところで、今回の大規模修繕後の新規のウッドデッキ紹介はおわりですが、昨秋にお預かり・一時保管しているウッドデッキの再組立てがこれから次々と始まる予定です。
消費税の増税もあってか、昨秋から大規模修繕開始、2~3月の終了というのが多いような気がします。
このブログで大規模修繕時のベランダウッドデッキの事を書いていますと、テクノグリーン施工以外のお客様からも取り外し・一時保管・再組立てサービスの問い合わせが多いのですが、申し訳ありませんが現在、自社施工以外のウッドデッキの同サービスは承っておりません。その理由は、・・・・・・長くなりますのでこのブログの別の機会で。
投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ | 投稿日:2014年2月3日
今回のご紹介は横浜市港北区の新築マンションのベランダウッドデッキです。
こちらのマンションでは、インテリアオプション販売会でもウッドデッキが販売されていたそうです。
そのウッドデッキの板張り方向が、ご希望の形にはできないという事でテクノグリーンへ問い合わせいただきました。
先ずは、いつもの内覧会時の採寸写真から。

掃出し窓前のベランダ
窓サッシの水切り幅が約7cmもあり、「これが隠れる高さにしたい!」という事で今回は室内高さからは少々低くなるように「施工。

幅広部分のベランダ
今回のベランダは室内側が入り隅形状になってるL字型のベランダ。上の写真はその1辺で幅が広くなっている方です。

もう1辺のベランダ
こちらが、もう1辺側のベランダです。なかなか全体を撮るアングルがないので判りにくいと思いますが・・・・・。
室内側が出隅になっているL字型のベランダは何か所も施工してますが、今回のケースのL字がたは初めてかも?

施工完了後
この部分がL字の折れた部分です。この写真だと少しは状況がわかりますでしょうか?
お客様はそれぞれ、辺の張り方向を、このように変えたかったそうですが、オプション会の主催会社からは”出来ない”との返事だったそうです。
オプション会社で下請けする工事会社は、大量に施工するので、1か所ごとにお客様の違う要望に応えて施工するのは大変なんじゃないかな?

これもL字のコーナー部
先の写真とこの写真をつなぎ合わせてみれば、全体の形状が判るとおもうんですが・・・・

エアコンのドレンホース
ウッドデッキの上に室外機を載せる場合は、ドレンホースを予めウッドデッキの下に排水溝まで敷設しておいて、デッキ上に片方の端部を飛び出させておきます。
これで、室外機を設置した時に、エアコンからでる排水用のホースをここに差し込め完了。ウドデッキも濡らさず、ベランダの下もビショビショにならず快適に過ごせます。
これは二重床式ウッドデッキの大きな利点です。・・・・・・以外とエアコンからの排水によるベランダの汚れや、露出したホースが邪魔で悩んでいる方が多いんですよネ!
二重床構造って?と、ご疑問の方はお問い合わせを!ベランダウッドデッキの資料に図面付で説明させていただいています。

掃出し窓前のウッドデッキ
窓前のウッドデッキこんな感じの高さに仕上がりました。サッシのアルミの水切りは、これで隠れてしまいました。
これも”二重床式で高さ調整ができるウッドデッキならでは”です。
これで今回の紹介は終了。
次回は同じベランダウッドデッキでも戸建の2階ベランダ?というよりも屋根・庇がないところなので、バルコニーウッドデッキを紹介させていただきます。
投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ | 投稿日:2014年1月31日
新宿区にある新築タワーマンションのベランダウッドデッキの紹介です。
資料請求時にマンションの間取り図面をいただいて、概算の見積もりをさせていただきました。
マンション販売会社のインテリアオプション販売では、高さ調整ができないタイル施工のみとの事で、テクノグリーンへご依頼いただきました。
内覧会時の調査時の写真から。

キッチンへも面したベランダ
こちら側のベランダはリビングとキッチンへ面したベランダです。
そして、前回のベランダデッキでも紹介しましたの同じく、キッチンの戸は開き戸です。これの扉下端は案の定、低かったです。
でも、お客様は室内フローリング高さをご希望。

リビングの掃出し窓
室内の高さと先ほどの扉下端では約6cmの高低差。
これは前回と同様に施工するしか、お客様のご希望を叶えられませんので、お客様へ説明し了承をいただきました。なんの了承?・・・それは後ほど。

もう1か所のベランダ
こちらもリビングに面したベランダ。
角部屋でしたので2面にベランダがあるという、うらやましい間取りとなっています。角部屋で2面ベランダに接していると明るさが違いますもんね!
仕上がり高さや、室外機周りの仕上げ方法や施工日を打ち合わせしまして、あとは図面の作成と工場製作です。
内覧会日から引き渡しまで日は十分に日にちがありましたので、引き渡し直後の施工に決定。
また、写真集にも数枚載っている塗装タイプでご希望。その理由は?

塗装タイプのベランダウッドデッキ
その理由は、フローリングの色に合わせてブラウン系にしたかったそうです。
イペ材は元々ブラウン系なので、こちら系の塗装はO・Kですが、ホワイト系は・・・・・・・・難しいんですよネ。
テクノグリーンの塗装は浸透性塗料を工場で2回塗り、施工現場で組み立て完了後に汚れ落としを兼ねたタッチアップの計3回塗装が標準となります。
これが現場での1回塗じゃ、きれいに仕上がりませんし、現場で3回塗装となると3回もお邪魔する事になり、お客様に迷惑を掛けてしまいます。
塗料自体は2~3年で落ちてしまいますが、再塗装で蘇ります。再塗装も承っていますが、再塗装は素人の方でもできますので、お奨めしています。
必要であれば、施工完了後に職人が説明させていただきますし、タッチアップ作業をじっくりご覧いただければ要領は簡単にわかります。

開き戸前のウッドデッキ
こちらは開き戸前のウッドデッキ。他の部分からは1段低くなっています。この了承をいただいたんです。
また、全体的に汚れているようにみえるのはタッチアップ前の写真だからです。
タッチアップが終わると。

タッチアップ完了のウッドデッキ
もう1面のベランダウッドデッキですが、こちらはタッチアップ完了後の写真となります。
塗装タイプは1回塗るごとに24時間おかなきゃならないので、けっこう大変なんですが、手間ヒマかけた分、塗装タイプは高級感がより一層という感じです。

サッシ前のウッドデッキ
サッシとの取り合いはこんな感じに仕上がります。

塗装タイプのベランダウッドデッキ
最後にもう一度、塗装の感じをご覧ください。如何ですか?是非一度、塗装タイプもご検討してみてください。
資料請求時に、塗装したイペ材のサンプルを希望と書いていただければ、塗装サンプルを送らせていただきます。
お客様から引っ越し後に、
「テクノグリーンさんにお願いして本当に良かったです。出会えて幸せでした。木の生活を楽しんでいます。今から暖かくなるのが待ち遠しいです」
とメールをいただきました。・・・・・・こちらこそ、こんなに喜んでいただけるお客様とめぐり会えた事を感謝しています。
それでは、次回もマンションのベランダウッドデッキを。・・・・お楽しみに。