ベランダの新しい排水設備~世田谷区~調査編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ | 投稿日:2013年3月4日

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今回の紹介は、前々回の「実物を見て決めました!ルーフバルコニーデッキ」と同じ世田谷区のマンションです。

前々回のお客様は内覧会時に同行しまして採寸しましたが、今回は内覧会での指摘事項が、ちゃんとし直されているかをチェックする「確認会」での採寸となりました。

それでは、調査時の写真から。

避難ハッチあり

避難ハッチあり

お隣の隔板を見ると判りますが、けっこうな傾斜が付いています。

室外機が設置済み

室外機が設置済み

オプションで購入されたのか、室外機は既に設置されていました。

ここまで固定されていると室外機は動きませんので、この部分はくり抜いての施工となります。

アレッ、室外機の横に排水溝へ向かって、なんか膨らんだラインが見えます。

室外機からのドレン用のトンネル?

室外機からのドレン用のトンネル?

ん~。これは新しいドレン用の設備ですね。当社が知らなかっただけかもしれませんが。

塩ビの長尺シートに一体化させていて、あまり目立ちません。なかなかの優れ物ですネ!

エアコンから排出されるドレン水はけっこうな量で、ベランダを汚す最大の要因です。この問題を解決するにあたり、こういう商品が開発されたんでしょうネ。

最近まではこんなのがありましたが。

シート上の排水溝

シート上の排水溝

判りづらいかもしれませんが、あまり深くはない溝が施されています。昨年まではこのタイプしか見かけなかったんですが。それでも全くエアコンのドレン水に対する配慮がなされてない方が圧倒的です。

そこでテクノグリーンはベランダウッドデッキ施工時に。

ドレンパイプの設置

ドレンパイプの設置(別のお客様の施工写真です)

このように室外機が置かれる予定の場所にドレンパイプをウッドデッキの下へ配管して、ベランダが汚れるのを防いでいます。エアコンからのドレンパイプは簡単に差し込むだけですし、もちろん先端は排水溝まで敷設しています。

これで、ベランダのドレン水での防汚対策はバッチリ!

端部にもドレン用トンネル?

端部にもドレン用トンネル?

端部にもありますが、これは給湯器用かな?

よくよく見たら、結構このトンネル、盛り上がっていますが、オプション会で販売されていたそうですが、タイル敷はこの盛り上がり部分はどうやって解消してるんでしょうかね?ちょっと気になってしまいました。

網戸下からベランダまで

網戸下からベランダまで

残念ながら網戸のしたからベランダまでは4cmくらいしかありません。タイルであればこの高さに納まるんでしょうが、ただ並べて置いていくだけでは、きつい傾斜の解消は無理。

と、判断されたお客様は、テクノグリーンのフラットなベランダウッドッキで。

この施工編は次回で。

実物を見て決めました!ルーフバルコニーデッキ~世田谷区~施工編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ | 投稿日:2013年2月25日

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さて前回の続きで、世田谷区の新築マンションルーフバルコニーのウッドデッキが完成しました。それとタープ取り付け用の柱とフレームも。

さっそく完成写真から。

完成後の全体写真

当初、お問い合わせいただい時は、真ん中の出入り口付近までを施工する予定でしたが、この位置まで施工範囲を広げました。実物をご覧になって、かなり気に入られたようです。

あれだけあった勾配でも仕上がりはフラットになっています。

最近、この上部フレームを付けられる方が多いようです。戸建の庭のウッドデッキでも。

今回はタープの金具を取り付けますが、それ以外にも色々と取り付けができますので、けっこう役に立つアイテムです。そういえばお客様も、工事が完了した後に、職人へ「ライトも思案中なので、そのときは又よろしく!」とおっしゃっていたそうです。

タープ用柱とフレーム

ところで、この柱。ルーフバルコニーも普通のベランダと同じように、マンションでは共有部分の専用使用となっていますので、釘一本、接着剤さえ使えません。そんな条件付きで柱を建てるというのは、けっこう設計上も施工上もシンドイ作業のひとつです。特に何かを取り付ける前提での柱の場合は。

踏み台

小さくしか写っていませんが、奥に見える箱。踏み台です。写真では出入り口の外側に置いてありますが、本当はリビン側の窓前、室内へ置くためにご注文いただいた代物です。前日までフローリングのコート掛け作業をしていましたので、室内への立ち入り禁止と、まだ置けない状況です。

ルーフバルコニーの場合、どこでも室内と窓枠の高低差がかなりあります。こちらのマンションは室内から窓の下端までが42cm、それから30cm以上下のルーフバルコニーへ。外へ出るのにこの高低差が大きいと、ホント使わなくなってしまいますよネ!

今回、ウッドデッキは最大で35cm以上嵩上げして施工しています。なんせ勾配が半端じゃなかったですから。

でもこれでルーフバルコニーへの出入りは、楽にできるようになりました。高さ調整式のウッドデッキ、特にルーフバルコニーでは「これが一番のメリット」と、施工されたお客様からよく聞くお言葉です。

こんだけ上がりました

こんだけ上がりました

窓枠の固定部分までウッドデッキの高さを上げました。左の端部フェンス側で約35cm上がっています。

タープ用フック

タープ用留め金具です。当初、タープとそれに合わせた金物をお客様がご用意し、テクノグリンが取り付けはサービスで。という予定だったのですが、お客様が仕事で忙しくなりオーダータープとそれに合わせた金物をご用意できなくなりました。急遽、施工前日当社で金物を準備して無事工期内に取り付けれました。タープはこれからゆっくりとお選びになるようです。

タープは、大きさ・色・デザイン・素材の組み合わせを選んで、直接注文された方が絶対気に入った物が手に入ると思いますので、専門会社からの購入をお勧めしています。・・・・私ゃ、タープに関しては素材の知識も色・デザインへの見識・才能もありませんから・・・・・。金物の取り付けだけは喜んで!!!(本職ですから)

最後に、施工完了後、お客さまから「ありがとうございました。これからウッドデッキを楽しませいただきます」

———–大いにご活用ください。

こんなルーフバルコニーウッドデッキが欲しいという方はこちらから、お問い合わせ・資料請求してください。(今回使用の木材イペのサンプルも付いています。もちろん全て無料です)

実物を見て決めました!ルーフバルコニーデッキ~世田谷区~調査編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ | 投稿日:2013年2月22日

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今回は予告の通り、世田谷区新築マンションでのルーフバルコニーウッドデッキの紹介です。

先ずは調査時の写真から。

ルーフバルコニー全体

リビング窓前

リビング窓前

この写真を見てもお判りの通り、中央を尾根の頂点として左右に勾配がきつく付いています。

ルーフバルコニーの仕上がりとしては、勾配がきつい方が雨水の流れもよく水溜りができにくいので、「良い仕事」といえるのですが、使い勝手はいまいちとなります。タイルや規格サイズのウッドパネルを敷いて連結するタイプはこの勾配なりにしか出来ませんし、尾根のところでは必ずガタツキが生じます。

お客様もインテリアオプション会で販売していた、これらの商品の「この欠点をどうにか出来ないか?」とテクノグリーンへ見積依頼をいただきました。

下地からアゴまでの高さ

下地からアゴまでの高さ

勾配がきついばかりか、窓枠までの高さも半端ではありません。奥様は最初にこの高さを見たときに「こんなハズじゃない!」とがっかりされたそうです。

室内からも40cm以上上がって、また同じくらい下がっているので、ホント使いづらいんですよね。・・・・・せっかくルーフバルコニー付きのお部屋を買ったのに!・・・・皆さん、こうおっしゃいます。

そこで、ウッドデッキの仕上がり高さや勾配解消タイプでと、タープを付けたいとのご希望がありましたので、これらの詳細打ち合わせを。そんな話の中で。「実物を見てみたい!」

たまたまの偶然だったんですが。

丁度同じ日にすぐ近くのマンションで以前、施工しましたルーフバルコニーへのタープ用柱とベランダへのウッドフェンス追加工事の打ち合わせが次のスケジュールで入っていました。住所は世田谷区と目黒区なんですが、区境で歩いて数分のところ。

同じくタープ用の柱を付ける打ち合わせとなっていましたので、次のお客様へお願いして見せていただくことに。

その時の写真。

半年経過したルーフバルコニーデッキ

半年経過したルーフバルコニーデッキ

こちらの経年変化したルーフバルコニーウッドデッキの仕上がり状況や実際、昇り降りが緩和されるのを体験してみて、早々に、予定していた範囲より大きい敷設のご注文をいただきました。

バルコニーウッドデッキは、写真やカットサンプルよりもやっぱり「実物」をご覧になってもらうのが一番良いのですが、なかなか今回のようなケースはありません。残念ながら。

・・・・あとは、施工直前で工場製作中の仮組みしている時とか・・・・

最後に、施工前のルーフバルコニーの写真をもう一枚。

和室前のルーフバルコニー

このルーフバルコニーのウッドデッキはどのように?・・・・・毎度のことながら次回へ続く。