投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ | 投稿日:2012年6月14日
バルコニーウッドデッキを施工される方は新築入居時ばかりではありません。
今回のお客様のマンションは、2~3年後に大希望修繕工事が予定されているとの事で、築後10年くらい経っています。「大規模修繕時の当社オリジナルの取り外し、一時保管、再組立サービス」の見積もり依頼も一緒にありました。
意外と多いんです。今までテクノグリーンで施工しましたバルコニーデッキでも、新築時が7割残り3割は、築後数年から10年くらい経ってからの施工となっています。
特に大きな空間であるルーフバルコニー。廻りが鋼製のフェンスで、下が無機質な灰色のコンクリートや、塩ビのシートじゃ、そこでゆったりと寛ぐという雰囲気にはなれませんもんネ!
前面は鋼製フェンス、横は樹脂の隔板
ルーフバルコニー上の室外機
エアコンの室外機はホースカバーが付いていないので、ウッドデッキ上に載せられそうです。
出入り窓とルーフバルコニーの段差
いつもの通り、ルーフバルコニーですので、段差が大きい。これじゃ出入り自体が億劫になり、尚更使わなくなってしまいます。もったいない。写真では一見細かい石舗装のように見えますが、塩ビシートです。前々回紹介しました木目調のシートとか、最近のシートはなかなか優れ物があります。無地グレーのシートと比べると、見た目は本当に良いですね。
でも、ウッドデッキにしたい!3年後の大規模修繕工事後という選択肢もあったのですが、「一日も早くウッドデッキのある暮らしがしたい」、ということで、施工することに。
施工後の写真は次回で。
神奈川県横浜市にあるマンションの大規模修繕工事が終わりまして、いよいよベランダウッドデッキの施工です。
施工完了しましたウッドデッキの写真から
ベランダのウッドデッキ施工も完了
もう一方からの写真です
無事にイペ製のベランダウッドデッキの施工も完了し、後は今まで敷いてあったウッドデッキを回収して工場へ戻ります。
回収したウッドデッキを産廃業者のところに持ち込む前に、工場前に広げてチェックをします。
他の業者さんが施工し、解体したウッドデッキを観察するのは非常に為になります。勉強になります。「齢を重ねても勉強、勉強、死ぬまで勉強」・・・・今日からこれをモットーにしよう!今まで勉強してこなかった反省を込めて・・・・。
それでは、その勉強材料のウッドデッキの写真。
全体を並べてみました。
こんな感じで並べていたみたいです。
一部に見られる腐朽
全体で腐朽しているわけではなく、一部に腐っているところが見られます。この部分に物を置いてあったと推測されます。
あとは節有り材特有の木材収縮・よじれからくる、見た目の劣化が目立ちました。
針葉樹の為、節なりの割れが大きいです
それでは、このデッキをひっくり返してみましょう!
ひっくり返してみたウッドデッキの裏側
意外と裏側の腐りは見当たりません。
業者さんに施工してもらったそうですが、高さ調整を現場していて、苦労されたのがみてとれます。ただ隣合うパネルはジョイントされていなかったようで、接続された痕跡は残っていませんでした。
オーダーで現場製作された大きなパネルですが、隣どうしのパネルを剛接合していなければ、よく通販やホームセンターで販売されているデッキパネルと同様に経年変化による反り、収縮により、相当ガタついていたと思います。
お客様が今回のマンション大規模修繕工事に合わせて、ウッドデッキを取り換えようと思ったのも、腐れよりは、表面の劣化とこのガタつきが原因のようです。
というところで、今回は終了。近々にまた大規模修繕工事完了後にテクノグリーンバルコニーウッドデッキの施工例を紹介したいと思います。
当社のベランダウッドデッキの資料とイペ材サンプルはこちら。(申し訳ありませんが地域限定です)
いろいろと参考になる資料・写真が満載です。ベランダウッドデッキをご検討中の方は是非!