目黒区へお住まいのお客様からルーフバルコニーウッドデッキの資料請求をいただきました。
築13年目で大規模修繕工事がこれから始まるそうですが、ルーフバルコニーのウッドデッキが腐ってきているので大規模修繕工事が終了次第、ウッドデッキを施工したいとの事でした。
修繕工事が始まる前に調査・採寸へお伺い。
お客様の御住居はマンションではなく、先々月にこのブログでも紹介したコーポラティブハウスの3階でした。
コーポラティブハウスもマンションと同じ集合住宅のひとつですが、やはり外観も一部屋ごとに室内も違い個性的です。
お客様のお話では使用されている木材は”カリン”とのことでしたが、当社ではカリンでのウッドデッキの施工経験がない為、木材の特定はできませんでした。
床板の腐りも多少みられましたが、この点検口の蓋部分で見られた根太の腐れがひどく、こちらはどうもカリンではなく防腐注入木材のようです。
この既存のウッドデッキの解体撤去は大規模修繕工事会社が行う事になっていますので、新規にやり直すウッドデッキの仕上がりと施工スケジュールを打ち合わせ。
施工はスケジュールはルーフバルコニーの防水工事が終わってから工事用の仮設足場を外すまでの1~2日間しかありません。
その理由は、お客様のお部屋はメゾネットタイプという事もあり、室内を長物の材料を運ぶには、ちょっと難ありでしたので足場を使い外からの搬入する事にしたからです。
工事会社から、防水工事終了の連絡を受けまして、
横幅約10m、奥行き2mのルーフバルコニー。
お客様の張り方のご希望は基本的には既設のウッドデッキと同じ長手方向への横張り。板継ぎ部は、いも張ではなく千鳥張りで。
翌日足場が外されるスケジュールでしたが、材料搬入も含め1日目のお昼過ぎには完了。
お客様から翌日メールで
「工事素早く終了していただきありがとうございます。
仕上がりも非常にきれいでした。」
今回はイペで施工しましたので、次回(たぶん13~14年後?)の大規模修繕工事時でも腐っていませんので、取り外し・保管・再組立てが可能です。その時にはご一報ください。
次回は戸建の庭ウッドデッキの紹介です。
大規模修繕工事中のマンションにお住まいのお客様から、工事が終了した後ルーフバルコニーにウッドデッキを検討していますと、間取り図面をFAXしていただきました。
工事前までもウッドデッキを敷いてあったそうですが、耐久性のない木材を使用してのウッドデッキだったようで、腐ってしまい工事前に撤去。
今度は腐りにくいウッドデッキという事で、いろいろと調べられ10年保証付きのウッドデッキを提供している当社へご連絡いただきました。
テクノグリーンでは、このブログでも何度か紹介していますように施工後十数年たって大規模修繕工事に一時保管・再組立てを行っているマンションのベランダウッドデッキが、数十ヵ所も実際にあります。
言葉だけの10年保証ではなく、これらの実績を踏まえての10年保証を評価されてのお客様でした。・・・・・一度ウッドデッキを腐らせた経験がある方は、この耐久性の比較を慎重にされるようです。テクノグリーンのウッドデッキ資料の中には、比較検討できるように腐朽試験の成績表も入っています。資料請求はこちら。
大規模修繕工事が終了したご連絡を受けて採寸・打ち合わせへ。
採寸後の打ち合わせで使用木材はもちろんイペ、10年保証付きですから。
そして飼っているワンコが既設のフェンスから逃げ出さないようにウッドフェンス付がご希望。ワンチャンは小型犬のようで、デッキとフェンスの間もできるだけ小さくとのこと。
・・・・・・なるほど、ワンコがいるのだったら人工木にはしたくないし、すき間無しのウッドデッキを選びますよね。
また窓前のウッドデッキはサッシ高さにして、それより先は腰掛けられるように1段下げてとの事でした。いわゆる2段式ウッドデッキです。
こちらが完成した写真で、窓前の段差部。
室内から見たウッドデッキ。
デッキの床とフェンスの横板との間は2cm。これだと超小型犬でも逃げだせないと思います。
鉢植えを元」の位置に戻して全て完了。
ウッドデッキ(35㎡)に1日、ウッドフェンス(16m)に1日の計2日の工事となりました。
今回のお客様は、迷うことなく初めからイペ材でのウッドデッキをご希望でしたが、テクノグリーンでは現在イペ以外にウリン、マサランドゥーバ、クマル、イタウバと5樹種のハードウッドを使用してのウッドデッキを提供しています。
一番安いイタウバと比べると20%近くイペは高くなってしまいますが、耐久性とすき間無し施工ができるというメリットでイペをお選びになられるお客様が多いようです。
・・・・・・・これは、今まですき間があるウッドデッキ(一般のウッドデッキ)を使用していたお客様が特に感じられるようです。
それと、すき間無し施工にする為に工場でほぼ製作していくので現場施工時間が短いという副次的なメリットもありますので。
と、イペのウッドデッキのPRで今回の紹介は終了。
大規模修繕工事が始まるマンションへお住まいのお客様からお問い合わせいただきました。
「これから大規模修繕工事が始まります。新築時に取り付けたベランダのウッドデッキがあるのですが、施工した会社では保証もなく一時預かりのサービスもありません。どちらにしても今のウッドデッキは腐っていますので、大規模修繕工事が終了したら今度は大規模修繕工事時に保管サービスがある御社のウッドデッキを考えています。」
——–新築時に販売会社のオプションで取り付けたウッドデッキやタイルは、たいてい大規模修繕時に一時保管するようなサービスは付いていません。
オプション契約時に十数年後の事はあまり考えていなく、そのときになってあわてるお客様も多いようです。というか、販売する側も売れさえすればよくて後の事はしらんぷりというのが現状です。———-
大規模修繕工事前に、ご自分で腐った今までのウッドデッキを処分されたお客様から「工事中ですが採寸できるようになりました。」と連絡をいただき採寸へ。
排水溝が中央にあるタイプのベランダ。こういう場合は溝に向かって室内側からとフェンス側から勾配が付いています。
この両勾配のベランダには、高さ調整できない置き敷きのウッドタイルは上手く施工できません。高さ調整した根太を設置してからの床板施工ではじめてガタつきなし水平なウッドデッキとなります。
サッシ枠の高さは低いですが、こちらの窓は掃出しではなく、またぎ窓になっているのでその高さに仕上げます。
室外機のホースは、このように固定されており動かすのは難しいので室外機部分はくり抜き施工となります。
こちらが、くり抜き施工の写真。
こちらは室内から見た写真。窓枠の天端に高さを合わせています。跨ぎ窓の場合、一番多い仕上げ方。
ウッドデッキ側から見たときは、こんな感じです。
出幅違い部分の仕上がりの写真で今回の紹介は終了・
施工完了後のお客様はアンケートで、当社のベランダウッドデッキをお選びになられた理由で、
「大規模修繕時に一時保管のサービスをやっており、その時の問題点にネットで説明しているのを読んで共感したのが大きな理由です。」と書かれていました。
また施工完了後の感想では、
「まだ4、5日しかたっていいないので。ちょっと高さに慣れていないしイペの材質の良さも判らないので”大変満足”には丸ができませんでしたが、迅速な測量や現場に即した判断、施工職人さんお工事などは、大変満足しております。ありがとうございました。」
大規模修繕になって初めて気づかれるお客様が多いのが実情です。
テクノグリーンではマンションのウッドデッキ施工を開始した20年近く前から、この問題に対処できるようにオーダーユニット製作し、取り外し・保管・再組立てが容易に出来るように設計してまいりました。詳しくは資料請求を。
先週、今週も十数年前に施工しましたルーフバルコニーウッドデッキの取り外し予定がありますが、これらの再組立てが終了しましたらまたこのブログで紹介をさせていただきます。
次回は戸建ベランダへのウッドデッキです。