昨年の秋に、埼玉県さいたま市で春に竣工となる新築高層マンションを購入れたお客様が、間取り図面を持たれてご夫婦で来社いただきました。
図面を拝見させていただきますと、お部屋は30階以上。いわゆる超高層ってやつですね。
そして角部屋でベランダも3ケ所。予算が合えば3ケ所の施工をご希望でした。
当社打ち合わせルームには、ベランダ用のウッドデッキには「すき間無しタイプ」と「すき間ありタイプ」の実物大サンプルを用意しています。
すき間なしサンプル(イペ)
すき間ありサンプル(イタウバ)
このふたつを見比べてお選びいただくのですが、ご夫婦そろって「すき間無し」を指さされました。
というか、サンプルをご覧になったお客様は今まで皆さん「すき間無し」をお選びになっています・・・・・・・価格はすき間無しが10%以上安くくなるんですが・・・・
ちなみに、このすき間無し施工は湿潤時膨張が極めて小さいイペでしか出来ません。
さて話は今回のお客様に戻りまして、図面からの見積もりでご予算内という事で2月の内覧会時に同行させていただき3ケ所の採寸を。
(最近は引き渡し日より、かなり早めに内覧会が行われるマンションが多いような気がします。)
こちらはリビング前のベランダ。
こちらはキッチン横のベランダ。開き戸と引違の戸があります。
最後がご主人の書斎兼ホビー室になる予定の部屋のベランダ。
ホビー室の屋外作業場として使う予定なので部屋と一体感が生まれるウッドデッキにと。
さて施工が終わったウッドデッキを。
上3枚の写真はリビング前のウッドデッキ。
ガラスフェンスの下すき間に、万が一すき間がから物が転げ落ちたらと心配されたお客様が考えられた「すき間隠し板」・・・・・30階以上なので小さい物でも下に落ちたらと。。。。。。。
キッチン横のベランダ。こちらの方は奥行きがあり、使い道も多そうそうです。
こちらが書斎兼ホビー室前のウッドデッキ。
施工途中の写真のようで、左に見えるのパネルを最後に取り付けて完成・・・ではなかった。例の「すき間隠し板」の取り付けが残っていました。・・・・・・追加工事で後日の取り付けとなりました。
すべての施工が完了して、お客様から
「ていねいな施工をしていただき、ありがとうございました。
考えていた通りのウッドデッキとなり、満足しています。
また、追加対応にも応じていただき助かりました。
大規模修繕の際には、対応をお願いしたいと考えていますのでよろしくお願いします。」
——–10年以上先の事になると思いますが、大規模修繕の日程が決まりましたらご連絡ください。——-
これで今回の紹介は終了。次回もまた新築高層マンションのベランダウッドデキを。
「10日後に引っ越し予定の新築マンションンのベランダにウッドデッキを検討しています」
と、FAXで間取り図面をお送りいただき、資料・写真集・サンプルと共に見積書を送付させていただきました。
お引越し後、さっそく採寸へお伺い。
前面も上の天井もガラス張りで、サンテラスのようなベランダです。そして高層階ですので見事な眺望です。
避難はしごがあります。
パイプも並んでありますので、詳細に採寸を。
さて工場での製作も終わり、いよいよ施工へ。
このようにパイプ廻りもできるだけ、すき間が出来ないように施工します。
今回のご注文もイペ製でしたので、板間すき間も無しです。やっぱりすき間無し施工はきれいですね~。
他の木材では10~20%安く施工できますが、このすき間無しは木材の特性(水を含んだ時に膨張が小さい)から、イペしかこのすき間無し施工はできません。
両方の見積もりをしても、ほとんどのお客様は高い価格のイペをお選びになります。・・・・・・資料をじっくりご覧になられた方は、このメリットをご理解しているようです。
室内から写した写真3枚。
抜群の眺望ですが、これもベランダが室内高さと一緒でウッドデッキ化されているからこそ。
これがグレーの塩ビシートで一度縁切りされていると、こんな風にはみえませんもんね。
ベランダをウッドデッキ化する理由には、実際この上で何かする為だけではなく、毎日室内から見えるベランダの視覚効果の方が大きいようです。・・・・・・今まで施工されたお客様の感想から。
まぁ、このようにベランダへ出た時の感触も、もちろんウッドデッキが最高ですが・・・・・
施工後お客様からメールで
「お世話になっております。
先日はウッドデッキの施工有難うございました。
部屋と一体感がでて、大変気に入っております。
イペ材の変化もこれから楽しみです。」
これで板橋区の新築マンションベランダウッドデッキの紹介は終りですが、例年春(3~4月)の新築マンションの引き渡しが、これから始まります。
ただ、今年は例年になく3月末より4月初旬の鍵引渡しが多いような気がします。テクノグリーンへお問い合わせいただいたお客様が、たまたまそうなのかもしれませんが・・・・・
今日も担当者が内覧会時の同行で採寸へお伺いしていますが、ほとんどは2月で内覧会は終了しています。
工場での製作は半分以上終わっていますが、施工は4月からの開始でスケジュールは、ほぼ詰まっています。
5月には、これらの施工を連続で紹介させていただきますのでお楽しみに。
昨年このブログで紹介しましたタワーマンションのベランダウッドデッキ。
こちらのウッドデッキを同じマンションにお住まいの方が直接ご覧になり、その場でお電話いただきました・。
「もっと高層階で20階以上なんですが大丈夫でしょうか?」
マンションで高層階のお部屋とは何階以上を指すのか定義が国交省の法令や消防法で違うのに加えて、販売会社によってもマチマチです。20階以上は超高層とか。
「高層階なのでタイルやウッドパネルは危険と言われたが、ウッドデッキだと大丈夫ですか?」
という質問もしょっちゅう寄せられます。
テクノグリーンのベランダウッドデッキは大きなユニット(小さなウッドパネルではありません)を工場で製作し、現地で隣り合うユニットをビスで強結合しますので、強風による飛散の危険性は全くありません。
今まで最高階では55階での施工経験がありますので、今回のように20階以上でも全く問題はありません。・・・・・詳しくはお問い合わせを。
それでは、採寸と調査時の写真から。
江東区の臨海部は高層マンションがいっぱいですね。
前回紹介しましたお部屋は角部屋でベランダもコーナーL字型でしたが、こちらは普通のベランダ形状。
ベランダからサッシ枠までの高さは同じかな?と測ってみると、こちらは十数ミリ高い!
設計上で元々高さが違うのか、施工誤差かどうかは判りませんが、よくある事です。
同じマンションだからといって、この高さを測り忘れるとエライ事になってしまいます。こちらは高さが充分にとれましたので、高さ調整タイプをお客様はご希望。水平なウッドデッキに仕上がります。
ホースカバーで固定され、エアコン室外機は動かせないので、くり抜き施工です。
タイルやウッドパネルは溝は全開にしなければなりませんが、ウッドデッキは排掃除しやすくするための5cmだけオープンにして、残りは全て覆って施工可能です。
溝も隠れ見た目が良くなるうえ、、出幅を50mm~100mm広くなるメリットもあります。
これで今回の超高層のマンションベランダウッドデッキの紹介は終了しますが、6階以上を高層階というのであればテクノグリーンで施工したウッドデッキは、大半が高層階のウッドデッキという事になりますね。