昨年の暮れにお客様から、
「来春に新築マンションに引越し予定で、ウッドデッキ検討しています。御社の隙間なし構造や、大規模修繕時預かりサービスに大変魅力を感じています。添付写真見づらくて申し訳ないのですが、資料と合わせて概算の見積もりもお願いできますでしょうか。」
と当社ホームページのファイル添付をできるお問い合わせページから、間取り図面を添付してお問い合わせいただきました。
マンションの場合、間取り図面がありますと、かなり正確な見積書を作成できます。
年が明け、内覧会の日時が連絡あり、同行させていただき調査・採寸へ。新築マンションは東京の三鷹市です。

手前が2m、向こう側が2.3mの奥行き。30cmの出幅違いでもアクセントになって良い感じ。私的には好きな形状。・・・・はい、私の好みはどうでもいい事ですが。

こちらは避難ハッチ。これに蓋を付けたいのがお客様の御希望。
ハッチの厚みにウッドデッキの厚さを加えると、どうしてもウッドデッキの高さは9cmくらいになってしまいます。

ご希望のすき間無しのウッドデッキが完成。すき間なしタイプですので使用木材はイペ。
高さ9cm確保の為、またぎ部分の天端の高さに仕上げました。
網戸幅分が溝になっていますので、そこから排水する仕組みになっています。

出幅2.3m部分は1枚板ではエレベーターに乗りませんので、2分割となります。
ただし一枚板からカットしたのが並ぶようにユニットを製作していますので、ご覧のようにちぐはぐ感はありません。

出幅が2mでも十分な奥行き感がありますが、2.3mもありますと広い!と感じちゃいますね。
奥に見えるホースが2本。
エアコンの室内機、室外機からでてくるドレンホースをこれに繋ぎます。施工当日に室外機の設置予定場所を教えていただきますと、目立たない所へこのホースを取り付けさせていただきます。
二重床構造のウッドデッキですので排水溝まで床下へ敷設。これでデッキの上も下もドレン水でビチャビチャになる事はありません。
もちろん何か所でも無料で取り付けさせていただいています。

避難はしごハッチ蓋カバーを外した写真です。
ハッチの上に置くのではなく、被せてある形状です。強度も計算して製作していますのでカバーの上に載ってもたわみは小さく、ハッチにあたり音が発生するなんて事はありません。
お客様からアンケートで施工後の感想をいただきました。
「ウッドデッキにしたいけれど、すき間がなぁ~お手入れ大変かなぁ。。。。
と思っていたのでドンピシャでした!子供がいるので
プールにプチ外遊びに活用できそうです。」
これで出幅違いのベランダウッドデッキの紹介は終了。こちらと同じマンションで注文いただいているお客様のウッドデッキもあるのですが、そちらは近いうちに紹介させていただきます。
次回は、既に住まわれているマンションのベランダウッドデッキ紹介です。
渋谷区のマンションにお住まいのお客様から「今、大規模修繕工事中ですが、終わりましたらウッドデッキを検討中です。」
と、お電話いただき、おおよその大きさをお聞きして見積書と資料・写真集を送付させていただきました。
大規模修繕終了のご連絡を受けてお伺いを。

前回紹介しましたルーフバルコニーと同様にベランダはグレーのウレタン防水が施工されていました。

こちらのマンションは、他のマンションと違いパイプ、柱廻り、サッシ下と全て下部に台座状のものが付いています。初めてみる作りです。
感心ばかりしていられません。ウッドデッキの仕上がり高さによっては、これに合わせての採寸と製作が必要となります。・・・・・・・これの作図がけっこう大変でした。

中央にある排水口は円形。これは丸くカット?

ご覧のように丸くカットしました。

パイプ廻りも、円形の台座に合わせて丸くカット。

あれっ?フェンスが。
そうなんです、事前に送付しました写真集をご覧になりました奥様が、その中のウッドフェンス付の写真をみつけ、「これを付けたい!」と叫ばれたそうです。
もとい叫んではいません、ご希望されたそうです。
目的はハンギング。こちらのお部屋は高層階なので目隠しの必要はありません。
マンションのフェンスは、意外とハンギングするには不便な形状をしているところが多いようです。
これを機会に奥様は、リビングから見える部分をウッドフェンスにして腰壁のコンクリートを隠すとともにハンギングを始めたいご意向でした。

ハンギングをしやすいように、板と板の間は少し大きめにしています。
イペで作っていますので、たくさんのハンギングバスケットを掛けても壊れませんし、倒れないように頑丈に施工しています。
前回と今回で大規模修繕工事を機会にウッドデッキとウッドフェンスを施工された例を紹介させていただきました。
ウッドフェンスもハンギングスペースのみであれば、デッキと同時に施工する場合は、プラスアルファの価格でお安く施工できます。
マンションベランダデッキの写真集にはいくつかのウッドフェンス施工例写真が載っていますので参考にしてみては如何ですか?
無料の資料・写真集・サンプル請求はこちら。
マンションのベランダウッドデッキは新築マンションを購入された時とはかぎりません。
住まわれて、しばらく経ってからでもベランダを有効に使いたいと考えられるお客様はたくさんいらっしゃいます。
今回はそんな中のお一人。
塩ビシートが敷かれたベランダでは殺風景でせいぜい物干し場しか使い道がなく、下手すると物置状態になるのを何とか・・・・・
と思いウッドデッキを施工された紹介となります。


古くなった長尺塩ビシートのベランダでは、あんまり出る気にはなれません。
洗濯物の干場としての使用か、そのうち物置化となってしまいます。
そこで、ウッドデッキ化する事を考えられたお客様からのご注文。

やっぱり天然木のウッドデッキは温かみもあり、これならベランダへ出てガーデニングでもしたくなります。

お部屋から見ても断然雰囲気が変わります。

一緒に室外機カバーもご注文いただきました。
室外機のサイズも正確に測り、オーダー製作。これで窓に掛からず、隣のもうひとつの2段ラックとの間に収まるように作っています。
さっそく花鉢も置かれましたが、鉄製の室外機に直接置くより木製の花台に置く方がず~っとオシャレですよね。

施工前の写真と比べて、すっきりとしたベランダ。
こんなにも変わるベランダ。ベランダの使いみちでお悩みの方、一度ご検討してみてはいかがですか?
資料請求はこちら。