今回は東京都品川区の新築マンションで3か所のバルコニーへウッドデッキを同時施工しました紹介です。
バルコニー3ケ所といいいましても、実際はベランダ(天井は上階のベランダ)1か所と、ルーフバルコニーが2ケ所です。
今年の2月に、購入されたマンションの間取り図面を送付と共に、資料請求と見積もりのご依頼をいただいていました。
内覧会時に同行させていただき、調査を。先ずはリビング前のベランダから。
リビング前のベランダ
こちらはベランダなので掃出し窓のサッシ枠下まで、あまり、高さがありません。
が、避難ハッチもありますので、室内高さへ施工する事がお客様の御希望。
リビング前のウッドデッキ
室内から見ると、こんな感じの仕上がりとなります。続いて南側のルーフバルコニー。
南側ルーフバルコニー施工前
L字型になっています
こちらの狭い分も施工します。
施工後の南側ルーフバルコニー
こちらは、高さが充分にとれましたので、サッシ枠下までの施工としています。
また、デッキ床が少し梁下まで入れる施工となっています。これがけっこう難しい!
西側のルーフバルコニー
排水口部分
この小さい凸部も施工。ここは断面が複雑な上、点検口も必要という事で悪い頭を働かせる事になったのですが、いまさら頭が良くなるわけでもなし・・・・・・
西側ルーフバルコニーの完成写真ですが、せっかく苦労して設計した点検口蓋の部分の写真がありません。・・・・・オイ、オイ肝心な写真を撮り忘れないでくれよ~!
(まっ、実際は特別な点検口蓋ではなく、ごくごく普通のヤツなんですが)
3ケ所の施工でも3班が入って施工しましたので、1日で完了。
これで、今回の紹介は終了。
最近マンションのウッドデッキ施工が続いているのですが、その前に次回は先月このブログで紹介させていただきました「朝霞市の崖地ウッドデッキ」のお客様から、その後の写真を送ってもらいましたのでその紹介をさせていただきます。
千葉県市川市のマンションへお住まいのお客様からご注文いただきました。
バルコニーのデッキと一緒にウッドフェンスも!といことで久しぶりにマンションの打ち合わせに。
マンションに近づくと、なんか見覚えがあります。・・・・・・・・なんと10年ほど前に取引があったゼネコンさんから「ウッドデッキじゃないんだけど施工してもらえるかな?」
と頼まれて施工したのがコレ!
ガラスに貼ったレッドシーダー
ガラス製のエントランスにレッドドシーダーを貼るとういう工事でした。
このマンション設計のデザイナーが、こだわりを持った方で材質・色・板幅等で数回の打ち合わせを持った事を思い出しました。
同じゼネコンさんの違う現場(やはりマンション)で中庭へレッドシーダー製のパーゴラを施工した事があって、その縁でご指名いただいたようです。
この頃、盛んにレッドシーダーがウッドデッキに使用されていた時期なんですが、テクノグリーンでは試験の結果から日本ではレッドシーダーのウッドデッキは無理という結論を出していましたので、施工していませんでした。
このときは、エントランスの入口通路で雨掛かりにならないところなので、請け負った記憶があります。
レッドシーダーでも無節材の赤身のみを選別し、塗装した材をガラスの両側から貼り付けています。強力な両面テープで。・・・・・ズレないように神経を使いました。職人達が。
エントランス内部
ちょっと幻想的な雰囲気ですね。扉もガラスでそこにも貼っています。
と、前置きが長くなりましたが、この懐かしいマンションでの今回はウッドデッキとウッドフェンス施工。
施工前のベランダ
屋根・庇がないので、こちらは正確にはベランダではなくバルコニーです。手摺はステンレス製となっていました。
こちらのマンションの新築時はもっぱら、エントランスのみの施工でバルコニーは一度も見てなかったんですが、こんな風だったんですね~。
逆サイドから
あまりにも殺風景なので、物干し場所にしか使われていなかったとの事。「ここを何とかして有効利用したい」というのが、お客様のご希望。
施工後その1
施工後その2
床はウッドデッキに、そしてステンレスの手摺もこのように木製フェンスへ変身。雰囲気が変わりましたでしょ?
これからはバルコニーが活用される事をねがいまして今回の紹介は終了。・・・・・いや~、それにしてもこちらのマンションは懐かしかったですネ!ガラスに貼りつけたレッドシーダーも皆無事っだったので安心しました。
テクノグリーンではウッドデッキには使用していませんが、頼まれて内部の造作でも何度かレッドシーダーを使っているんです。個人的には好きな木材のひとつですし・・・・・
投稿者:technogreen | カテゴリ:バルコニー ウッドデッキ | 投稿日:2013年8月24日
前回、練馬区の賃貸マンションオーナーのルーフバルコニーウッドデッキとタープを紹介させていただきましたが、このルーフバルコニーがある部屋の上、最上階のバルコニーデッキです。
ルーフバルコニーの採寸・打ち合わせが終了したときに、上の階へ案内されました。
マンション最上階のバルコニー
最上階なので屋根や庇がありません。なので厳密にいえばベランダではなく、バルコニーですね。最近ではマンションの販売会社でも、上の階のバルコニー部分があって庇状になっていてもバルコニーと称していますし、まぁ、呼称はどっちでもいいか?という感じです。
逆側から見たバルコニー
このバルコニーの途中までウッドデッキ化したい!という事で、ルーフバルコニーのウッドデッキと一緒に施工を。・・・・・・当然、一緒の方が安くなります。
施工完了後のウッドデッキ
上に張られたタープ。充分日陰をつくっています。
窓側のデッキ上にあるリングは見えますか?これもマンション建設時に初めからお客様が付けさせたリングです。マンションのオーナーですと、このように後々の使い勝手を考えて、いろいろな工夫ができて良いですね。きっと、室内も随所に工夫されて建てられたと想像できますよね。分譲のマンションでは、こういうチョットした工夫が見られないのが残念・・・・・・と、思います。
壁の上方にももちろんリング。このタープを上から下へ真直ぐおろすと「シェード」と呼ぶんでしょうか?
同じ布でも水平や斜めに張ると「タープ」。まっすぐ降ろすと「シェード(カーテン)」というらしいですが、まぁ、これも、どっちでもよろしいんじゃないですかね?
逆サイドから見たバルコニーデッキ
こちらの端部は台形になっています。
ウッドデッキの仕舞い端部
ウッドデッキ部分施工の端部は、このように幕板で仕舞い。そして今回の紹介ブログもここでお終い。