投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ | 投稿日:2011年5月21日
今回は千葉県成田市での一戸建てウッドデッキ施工例の紹介です。
東北沖大震災の日が、新築された家への引っ越し日だったそうで、しばらく外構工事は手つかずだったそうですが、ようやく落ち着きまして外構工事に着手、一番最初にウッドデッキ施工とあいなりました。
家を建てた某大手ハウスメーカーからでたイペ製のウッドデッキ見積もりは、びっくり高価格だったそうです。まぁ~当社も建築業界やエクステリア業界とは全く無縁の会社ではないので、内情はよくわかります・・・・・。ブログでは詳しく書けませんが。
おまけに10年保証は付いていないようで、当社が見積もりする前に仮注文をいただき、早々に施工時期の打ち合わせに入りました。
それでは施工前の写真から。

広い庭です。まったく手つかずの状況です。

玄関側から見たウッドデッキ施工場所
この玄関の石張り階段とウッドデッキの階段との取り合いをどうするか?思案のしどころです。
と、真剣に考えているような顔をしていましたが、実際は以前に同じような状況で施工した方法を思い出だそうとしても、すぐに思い出せないだけでした。・・・・・そろそろボケが始まったかなぁ~?・・・・。 ん!前からボケてるって!
そんなボケてるプランナーがいる会社のウッドデッキ資料でよろしければ・・・こちら。

こちらの裏庭へウッドフェンスをご希望
裏庭に面したこの窓前に目隠しの千本格子フェンスも一緒にご注文いただきました。
家の中に案内され、室内からこの窓を見て、お客様の意図も目的もようやくわかり、サイズの設計に入る事ができました。
その目的とは? 次回の施工後完成写真をお楽しみに。
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これらの写真に写っているのは庭のほんの一部です。ほんとに広い庭です。そして土の均しが終わっていません。
お客様は重機の「ユンボ」も所有していますし、運転も、もちろんできますので庭全体の最終仕上がり高さになるよう、ウッドデッキ下へご自身で砕石をを入れていただく事にとり決めました。当社では、お客様がご自身で「ヤル気」があり、かつ可能な範囲でウッドデッキに関連する工事をやっていただく事があります。もちろん全体価格をダウンさせるためです。
それにしても、重機を使用しての砕石盛り土や均しは初めてでした。通常はウッドデッキ下の防草シート敷設および玉砂利敷設、あとはウッドデッキ施工後の塗装くらいのものです。これはビックリもんです。
お客様の土工事がすぐできるように、さっそくウッドデッキの基礎敷設図を作成して送ることにしました。
それでは、お客様の土工事後に、完成したウッドデッキの写真は次回へ。
昨日の続き、我孫子市の庭ウッドデッキリフォームです。
当初、腐朽している床板のみの交換も考えましたが、当然のごとく根太も腐ってきていたし、1~2年の内に他の床板も腐るのは確実の状況でした。何回にも分けて交換するほうが、かえって高くついてしまいます。
お客様も全面取り換えをご希望でしたので、同じ大きさ・仕様にリフォームする事を決定しました。
既設のウッドデッキの解体・撤去・産廃処理も含めてお請けさせていただきました。
解体・撤去前の鉢物の移動、仮置きの方が時間が掛ってしまうくらい、鉢植えが多かったです。
それでは、完成写真をどうぞ。

施工完了後 さっそく鉢植えとハンギング

床板は横張り、継ぎめは千鳥貼りです
今回は建物に対し横張りをご希望でした。その延長は6mくらいになりますので一枚板ではありません。
従いまして、そこで出てくる板継ぎ部は千鳥貼りとしています。

掃き出し窓前も鉢物で一杯
こうしてウッドデッキの上に鉢物を置いてみると、鉢の緑と天然木材とはマッチし、安らぎ感を与えてくれます。
これが無機質な人工木のデッキでは???。
今回のように幕板をつけない場合は、なんせ、束や根太がアルミですので、正面から見たらアルミのデッキみたいになっちゃいますもんネ!私はあのアルミ製の束がキライです。あれだけでせっかくの景観を台無しにしてしまいます。
人工木のウッドデッキを途中で考え直したお客様のセンスははスゴイ!
もちろん、出来上がったイペ製のこのウッドデッキには大満足していただきました。
次はウッドフェンスの施工写真です。

イペ製の横板目隠しフェンス
横板目隠しフェンスも全て交換しました。
道路をはさんだ隣家からの目隠しを兼ね、ハンギングバスケットができる横板のすき間にて施工しています。
ウッドフェンス前の植栽とハンギングに植えられた緑(すいません花の名前はわかりません。植物に関する知識はゼロです)にフェンスが溶け込んでいい感じです。目隠しフェンスはやはり、「自己主張しない天然木」が最高です。
他の木製フェンスの施工例はこちら。
イペ材のサンプルとウッドデッキの資料は無料です。(地域限定となります。詳細はホームページで)
1月に続いて、また我孫子市での庭ウッドデッキのリフォームの紹介です。
1月のお客様と同様に、8年ほど前に家を増築された時にウッドデッキも大工さんに作ってもらったそうです。
今度は腐らない木粉入り樹脂の人工木を検討し、ホームセンターまで行って見積も依頼しようと思ったのですが、実物サンプルを見て断ったそうです。・・・・・・それは何故か?
その答えは写真を見てから・・・・・。

木口から腐っています

既存のウッドフェンス

ウッドデッキ周りの植栽

幕板は付いていません
ご覧ののように幕板は付けていませんし、板と板の間も十分に開けて下部に湿気が溜まらないような工夫はされて施工はされています。が、腐ってしまいました。
使用されている材は、ここも米栂の防腐剤注入木材です。現場でカットされた木口から腐朽が始まっています。また鉢植えを置いてあるところもほとんど、完ぺき腐朽という状況でした。
横板木製フェンスは、横板はまだまだ使用できそうでしたが、残念ながら主柱2本が根元から腐ってきていてお客様は全て交換してほしいとの要望でした。これは施工法の間違いで、柱を入れる部分がへこんでいる束石?基礎石?に問題ありでした。
この製品は施工するには非常に使い勝手がいいのですが、柱下部に水が溜まりますので、柱は毛細管現象でドンドン水を吸い上げ、あっという間に柱根元を腐らせてしまいます。どうしてもこの束石を使用する場合は施工後に後処理をしてやる必要性があります。
あっ!忘れていました。
何故、お客様が人工木の見積もりを断ったのか!
それは写真をごらんいただければお判りのとおり、お客様はガーデニングが趣味で庭一面、いろいろな草花と植栽でいっぱいです。
そういう自然な草花と、「人工木は合わない!」とサンプルを見て感じたそうです。
樹脂製人工木は良い悪いの前に、感性に合わない!趣味ではない!センスが違う!という方がけっこういらっしゃいます。
そういう私もその一人で、耐久性では悪くはないのですが・・・・。
というところで、感性に合った天然木材イペ製のウッドデッキ感性偏、いや「完成編」は次回へつづく。
イペ材のウッドデッキについての詳細はこちら。