エントランスデッキ~北柏どうぶつ病院~調査編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ | 投稿日:2012年12月24日

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今回はテクノグリーンでの施工でも数少ないエントランスデッキの紹介です。

いわゆる玄関前をウッドデッキにするというもので、十数年前に某テニスクラブハウスで施工したのと、当社玄関前のウッドデッキに続いての3件目となります。

アメリカの映画やテレビによくでてくる郊外にある住宅の前に付いている「アレ」ですが、残念ながら敷地の関係か日本ではあんまり見かけませんね。

今年の7月に菅野建築事務所(あにまる工房)さんからお電話で、「リフォームで動物病院のエントランスデッキを計画しているのですが、相談に乗っていただけますか?」ということで、ご来社いただきました。

あにまる工房さんは動物病院専門の設計事務所です。よくよく考えたら動物病院内での動き、器材配置等を熟知していないでこういう特殊な用途の建物を設計すると大変な事になってしまいますもんね。

屋外で使用する木材の特性や施工方法を、よく知らないで作ると、すぐ腐ってしまう大変なウッドデッキになってしまうのと同じことですよね。・・・・無理やり自分の仕事と結びつけたけど、ちょっと違うか?・・・・何はともあれ、「専門業者」と「なんでも屋」とでは出来上がりが一味違います。

もうすでに仕上がりパースと図面が完成していて、さっそく詳細の打ち合わせとなりました。この1週間後に、お客様である「北柏どうぶつ病院」の院長家族さんも見学を兼ねて来社され、当社のイペ製エントランスも直接見て気に入っていただき、最終打ち合わせ。

※北柏どうぶつ病院という名称ですが、ご住所は我孫子市となります。柏市との境界になるみたいです。詳しくは上のホームページで。・・・・・院長ご夫妻もスタッフの皆さんも皆んな良い方ばかりです。ご近所やそうでない方でもペットをお飼いの方は、是非一度、訪院してみてください。

最終図面が出来上がり、現場調査へ。

ウッドデッキ調査1

あにまる工房の菅野さん

あにまる工房の菅野社長が現地調査で上を見上げています。

高い所で調査・採寸

高い所で調査・採寸

テクノグリーンの親方が上へ登ってなにやら。・・・・・・高いところが好きなんですかね?

何をしてるんでしょうか?

この高いところを調査している理由は次回で。と、勿体ぶります。

ウッドデッキ施工前の全景

施工前の全景

この玄関前の大部分をエントランスデッキにします。元あったタイルのポーチは既に取り払われ済みでした。

仮のウッドデッキ

仮のウッドデッキ

これでウッドデッキ施工完了!そんな訳ありません。

これはSPFで作られた仮のエントランスデッキです。ウッドデッキ以外にも色々な工事があり、施工期間はトータルで2ヶ月近くに及びますので、その間、来院されるお客様がスムーズに出入り出来るように設けられました。・・・・これは菅野さん作です。上手いもんだ。

さて次回は、本ちゃんのウッドデッキ施工編をお送りします。お楽しみに。

タワーマンションのコーナーベランダへウッドデッキ~新宿区~施工編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ | 投稿日:2012年12月20日

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前回の続きで新宿区のタワーマンションでコーナータイプというかL字型のベランダウッドデッキの施工が完了しました。

前回も書きましたように、テクノグリーンではマンションウッドデッキは600ヶ所以上施工していますが、このL字型は非常に少なくまだ数カ所を数えるのみです。二桁の数は施工していないような気がします。私の記憶では。・・・・・・あんまり、あてにならない記憶ですが・・・・

当然角部屋でなければ、このコーナーベランダは存在しませんが、角部屋でも部屋の設計上多くはないんですかね?それともテクノグリーンの設計・施工能力じゃ無理だと思われてるのかな?そう思われている方は下の施工写真をご覧ください。是非とも!

片側端部からコーナー部を望む

片側端部からコーナー部を望む

申し添えておきますと、根塊のウッドデッキは塗装タイプです。お客様が当社の写真集を見て、塗装を希望されました。

コーナー部から見たもう片側ベランダデッキ

コーナー部から見たもう片側ベランダデッキ

こういうコーナータイプのウッドデッキでも、すき間なしのユニットを工場で製作して組み立てています。

コーナーから見たリビング前デッキ

コーナーから見たリビング前デッキ

窓枠サッシの下端に高さを合わせています。

イペはこの「一枚一枚色や木目の違いからくる本当の自然の無垢材らしさ」ということから高級フローリング材として欧米では人気が高いですが、デッキ材もこうして塗装しますとフローリングとほとんど同じ感じですね。ついでに隙間なし施工だからかもね。

以前、この塗装タイプで施工されたお客様が、施工完了後のウッドデッキを見て「フローリングが負けてる・・・・・・」とつぶやいてた事がありました。

コーナーを室内から

コーナーを室内から

もう少し離れて撮れば良かったのですが、まだ室内はリフォームの真っ最中ですので、これが限度でした。

コーナーで角度が変わるところの板継ぎはこのような角度になっています。下地の勾配が複雑なところですので、施工精度とデザインを考慮してこのような板継ぎとしました。

ストレート部分を室内から

ストレート部分を室内から

外の景色をみたら高層階ということが、おわかりになれるでしょうか?

施工終末端部

施工終い端部

このパイプ前までの施工でしたので、幕板を取り付けて端部処理。

これで、L字型・塗装タイプのベランダウッドデッキ施工しまいて、リフォーム会社さんへ引渡し。後日、リフォーム会社の担当者から、お客様がウッドデッキをご覧になって「立派ね!」と喜んでいましたとのお電話をいただきました。

テクノグリーンのベランダウッドデッキはホームページでもご覧いただけます。

もっと詳しい資料やお問い合わせはこちらから。塗装タイプのイペ材サンプルをご希望の方は、「塗装サンプル希望」とコメント欄へ。資料・写真集・サンプルは無料ですが、申し訳ありませんが、サービス地域へお住まいでベランダウッドデッキ御検討中の方に限らさせていただいています。

他のウッドデッキ施工例写真もホームページでご覧になれます。

タワーマンションのコーナーベランダへウッドデッキ~新宿区~調査編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ | 投稿日:2012年12月18日

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今回はタワーマンションの角部屋、すなわちコーナータイプ(L字型)のベランダをウッドデッキ施工しました紹介です。

新宿の中古マンション(と言ってもそんなに古くはない高級マンションです)を購入されて、リフォームをされて住まおうというお客様です。リフォームが始まってから、一緒に「ベランダをウッドデッキにしたい」というご要望で、リフォーム会社からご依頼いただきました。

それでは現場調査時の写真から。

人工芝が敷かれているベランダ

人工芝が敷かれています

以前、住まわれていた方が人工芝を敷いていたようです。この施工された状態をみますと、どうも施工業者がされた感じです。最近はDIYでされる方もいらっしゃいますが、数年経つとプロと素人の施工では差がでてきます。これは「浮き」や「ハガレ」はほとんど見当たりませんし、細かい所までいき届いた施工が見て取れます。これがDIYであったなら「お見事」というところです。施工業者でも上手い・下手がありますが、これは上手なプロの仕業かな?

でも今回はこれを剥がしてのウッドデッキ施工となります。

ベランダコーナーの部分

コーナーの部分

コーナー部が直角じゃなく、異型になっています。

こりゃ参ったな!

コーナーの部分

コーナーの部分

奥の方は窓から見えないし、あんまり使う事もないので、この人工芝を敷いているとこまでウッドデッキも敷設します。

掃き出し窓サッシ下枠とベランダ

掃き出し窓サッシ下枠とベランダ

サッシの下枠からベランダまでは、しっかりと高低差があるので、サッシワ下までのしあがり高さで高さ調整式のベランダウッドデッキが施工可能となります。ヨカッタです。

しかし、このコーナー部分は難題です。それでなくてもコーナー部分は勾配が何方向かについている為、根太位置や床板の張り方向をどこで変えるとかで苦労するのですが、それがこんな異型の平面とは!

とりあえず、施工しましたとういう感じくらいでは簡単なのですが、お客様もこちらも満足する施工となると・・・・・。

採寸、設計・工場製作・施工を通常の方法で行うと必ず失敗します、また失敗を何度もしてきました。最悪の時は製作し直した事もありました。場数を踏んで、ようやく押さえるポイントやノウハウを身に付けてきましたが、それでも・・・・・・・。

施工後の写真紹介は次回で!