水戸市の庭ウッドデッキ施工

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドフェンス, 一戸建て庭ウッドデッキ | 投稿日:2011年8月4日

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今回は茨城県水戸市での庭用ウッドデッキの施工紹介です。

打ち合わせ時の写真を見るとお分かりのように、この時期に似合わない厚着姿です。

現地調査・打ち合わせにお伺いしましたのは2月。

実際施工したのは先日。

そうなんです。初めの施工予定日の直前に、あの「大地震」があり、お客様の地域もかなりの揺れがあり、家にも少々ですけれどもヒビ割れが入り、その補修を待ちましての施工となりました。

現地調査・打ち合わせ風景 2月

芝も枯れていますし、全員、冬装束です。

完成しました庭ウッドデッキと箱階段

室内からの視界を遮らないすき間のフェンス

目隠しとしての用途は不要のため、幅狭で、すき間が大きい横ボーダーフェンスとしました。

これは強度があるイペならではのサイズです。針葉樹では、このサイズでは強度不足で厚みを増すか、幅広にせざるを得ません。

そうすると、野暮たくってデザイン的にも「?」となってしまいます。

針葉樹(ソフトウッド)で作られたウッドフェンスがどうにも野暮ったいのは、この強度差からきています。特にしっかりと強度を考えて作られているだろうと推測されるフェンスのデザインはどうしても限られるのはしょうがないかもしれません。

逆に強度は関係なくデザイン的に重厚なフェンスを作ろうとすると、材料が高いイペ製フェンスはとんでもない価格になってしまいますが・・・・・。昔々、そんなフェンスの依頼があり、設計見積もりして自分でもビックリしてしまいました。

最後に

隣の部屋同士がウッドデッキでつながりました

3月から待ちこがれていましたウッドデッキがこれでようやく完成しました。夏休みに間に合ってよかったですね。

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解体ウッドデッキと車庫上ウッドデッキ(完了編)

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投稿者:technogreen | カテゴリ:駐車場上ウッドデッキ | 投稿日:2011年8月1日

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千葉県市川市での表題の完了編です。

それでは元々ウッドデッキがあった場所を芝生へ、そしてウッドフェンスを追加した工事の写真から。

ウッドフェンスと芝生・植栽の施工完了

これで隣家の外階段からの目隠しとなると同時に擁壁を隠す事ができ、居心地の良い空間となりました。

次は、駐車場の上に施工しましたウッドデッキの施工写真です。

庭側から見た駐車場上のウッドデッキ

ウッドデッキは道路側に面し、高い位置にあるので横ボーダーフェンスのすき間は大きくしています。

階段側から見た駐車場上のウッドデッキ

駐車場の上に新たにウッドデッキを作ったため、その分、庭が広がりました。

庭ウッドフェンスとデッキの全体写真です

掃き出し窓前の庭ウッドデッキ

こちらは、もうひとつの庭の掃き出し窓前に施工した小さなウッドデッキと箱階段です。

味気ないコンクリートの壁を隠しました

柱の基礎部です

テクノグリーンの駐車場上ウッドデッキ、2階建てウッドデッキは柱の基礎は既存の土間コンではなく、掛る荷重に併せて新たに独立基礎を打設し、専用のオリジナルの柱金物を使用します。この現場も一度既存の土間コンをハツリ、柱受け用の基礎を打ちそこに柱金物を埋め込んでいます。これでバッチリです。

この金物は今回、改良しました新製品です。

今まで以上に鋼材の厚み、溶接強度を上げてより頑丈に仕上げました。もちろん錆に強い溶融亜鉛メッキ仕上げです。

建築金物製作会社と数度の打ち合わせ、試作品をつくり、自信作となりました。

チョット前のより、見た目はぶかっこうですが、強度の向上と施工しやすさ、仕上がり機能を優先としました。(こんな金物ひとつでも、いろんな工夫がされてます・・・企業秘密ですが・・・)

近々に横浜市での同じく駐車場上ウッドデッキの施工例を紹介させていただきます。お楽しみに・・・。

テクノグリーンのこだわりのウッドデッキはホームページにて。

駐車場上ウッドデッキの資料請求はこちらから。

解体ウッドデッキと車庫上ウッドデッキ(解体編)

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投稿者:technogreen | カテゴリ:腐朽ウッドデッキの取り換え工事, 駐車場上ウッドデッキ | 投稿日:2011年7月27日

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さて今日は前回の続編で、市川市の「解体ウッドデッキと駐車場上ウッドデッキ」の解体の巻です。

腐ったウッドデッキの解体も、このブログでも何回か紹介していますが、1年に10か所以上、行っています。

この解体作業は、ウッドデッキの設計・施工するにあたり、非常に参考になります。

イヤ、参考になるというより、勉強になります。これなくして腐りにくいウッドデッキの設計・施工に進歩はありません!

ということで、私は施工中に立ち会うことはこのごろ減っているのですが、解体は別です。事前の調査も、解体時も極力立ち会い、写真を撮りまくります。

1か所で数十枚の写真を撮り、後で材別、部位別、施工方法別に分類・整理し、これからの設計に役立てようと考えています。・・・実際はほとんど整理できていないですが・・・・

そんな何十枚の中の写真から。

床板が腐って抜け落ちています

 

腐っています。危なくないようにイスで隠していますが・・・

 

解体中。針葉樹なので簡単にカットできます。

 

幕板です。ボロボロで強度ゼロ。

腐朽床板の切断面

 

このように、腐朽は材、場所で均一に腐るわけではありません。

もちろん、同じ樹種でも腐りやすい材や部位が混在していますが、その理由で上の写真のようになっているわけではありません。

使用材の耐久性の問題だけではなく、設計・施工を間違えると、ある一定の場所だけに腐朽が促進する事が判ってきます。

耐久性の高い木材を使用するのはもちろんの事ですが、この設計・施工を間違えますと、高い耐久性をもつイペ・ウリンといえども10年くら経つと腐ってきます。

詳しくはホームページで。

解体後のウッドデッキ。トラック1台分。

 

トラック1台満載分の解体量がでました。このまま産廃処理場へ直行です。

残りの職人で、駐車場の土間コンクリートへ柱を建てるための基礎部分の掘削とコンクリート打設で1日目は終了。

この基礎コンクリートの養生の間、翌日からは磯貝造園の芝生・植栽となります。

その仕上がりも含め、完成編は次回へ続く。