盛りだくさんのウッドデッキ~藤沢市~施工完了編~

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキとテーブル&ベンチ, 一戸建て庭ウッドデッキ | 投稿日:2013年5月16日

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さて前回の続きで神奈川県藤沢市の”盛りだくさんウッドデッキ”が完成しました。

何が盛りだくさんかって?お客様は当社へ資料請求してから1年、写真集に載っているオプションのほとんど全てを一緒に施工する計画を立てていました。

最初にウッドデッキと一体化した目隠しフェンス、それに続く独立フェンス、階段、庭の入口にはシェードを取り付けるアーチ。ウッドデッキの上にはテーブルとベンチ、そして立水栓、ウッドフェンスには物干し竿掛け金物、最後にハンモック用のフックも取り付け。そうそうウッドデッキの下には猫侵入防止用の柵も取り付け、オプションが盛りだくさんとなりました。

なんか取り付けを忘れてしまうんじゃないかとヒヤヒヤでしましたが、無事完了。

それでは完成写真から。

ウッドデッキと目隠しフェンス

ウッドデッキと目隠しフェンス

ウッドデッキ自体が約30㎡近くあり広々としています。ワンコの遊びスペースになります。

ウッドデッキから続く独立フェンス画像

ウッドデッキから続く独立フェンス

隣家側のウッドデッキと繋がった独立フェンス。最近テクノグリーンが施工する庭ウッドデッキのフェンスデザインではこのタイプが一番多く採用されています。それなりに目隠し効果があり、圧迫感はそれほどでも。という感じが、人気の秘密です。独立フェンスの部分は下まで貼ってブロック塀を隠しています。

ウッドデッキ正面から

入り口側には階段。奥側の隣家側にもフェンス。これでプライベート空間の出来上がり。ちなみにウッドフェンス高さは1.5mです。

庭入り口のアーチ画像

庭入り口のアーチ

アーチの上部にはシェード(カーテン)を掛けるフックを取り付け。ウッドデッキでバーベキューや食事をする時は、ちょっと引っ掛けるだけで外界からは全く見えない空間に早変わりします。

ベンチ&テーブルセット

もちろん全てイペで製作しています。通常のサイズよりテーブルは大きめに作り、ベンチも4脚。これで四方から囲めて使えますので、大人数の食事でもO・K。ウドオデッキが大きいので、5点セットを置いても余裕のスペースです。

ステンレスと陶器の立水栓画像

ステンレスと陶器の立水栓

今回は食事の時の手洗いが主な使用目的と言う事で、床上に水受けを置くタイプではなく、このように立って使えます。これが本当の”立水栓”かな?・・・・・バカいってんじゃないよ!

ウッドデッキにつけた物干し金物画像

物干し金物

物干し金物を取り付けた支柱は少し高くしてあります。フェンス上部に見えますのがハンモック用金物。

アプローチデッキ

アプローチデッキ

階段前には既設の外水栓があり、この蛇口も二股に交換させていただきました。また、ここがワンコの足洗い場にもなりますので、アプローチデッキはスノコ状に作ってあります。

施工に入るまでに、メールと電話でのやりとりでオプションの追加やら、付ける位置を何度か変更になりましたが、取り付け忘れもなく無事に完了。

テクノグリーンの資料と写真集を元に、1年間ご計画されただけに満足いくウッドデッキを手に入れられたようです。

完了後さっそく、お友達や親戚の方をお招きになって食事をウッドデッキ上でされたようですが、皆様から「イペ材もさることながら、細かいところまで行き届いた作りですね」と評価も高く、ご自慢のウッドデッキになったようです。

ということで藤沢市の庭ウッドデッキは終了。検討するための写真集・資料のお問い合せはこちらから。

次回はマンションのウッドデッキです。

盛りだくさんのウッドデッキ~藤沢市~打ち合わせ編~

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2013年5月14日

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前回の予告通り、神奈川県藤沢市での庭ウッドデッキの紹介です。

お客様は1年前に資料請求いただき、じっくりと使用する木材の選定と、計画を練りあげて、打ち合わせ依頼の連絡をいただきました。

特に使用する木材は周辺にウッドデッキを施工されているお宅が多く、いろいろと参考にされたようです。本当に、この藤沢市を含む湘南地域ではウッドデッキを施工されている方が多いですよね。私も湘南地域で打ち合わせに来る度にその多さに驚かされます。

今回もお客様宅への行き帰りの近隣だけで、10ヶ所以上のウッドデッキを目にすることが出来ました。

それもイペ、ウリン、セランガンバツ、レッドシーダー、防腐注入木材と多様な木材で作られていますが、人工木材は、あんまり見かけないのは、湘南地区にお住まいの方は本物志向が強いからなのかな?

このような環境にお住まいのお客様が使用木材に「イペ」を選ばれた理由は。

腐った今あるウッドデッキ画像

腐った今あるウッドデッキ

10年以上前に家を建てられた時に、一緒にウッドデッキを作ってもらったのが数年で腐ってきていました。そこで次のウッドデッキは本物の木で、耐久性がある木材で!ということでイペを選ばれました。

お客様はブラジル在住の経験があり、イペについては良く知ってはいたものの、日本でウッドデッキに使用されていたのは知らなかったそうです。ブラジル国内でもイペは有名で他のハードウッドとは一線を画していますもんね。

同じく既設のウッドデッキ

初めは庭一杯のウッドデッキだったそうですが、腐った部分を取り壊して今は半分くらいしか残ってないそうです。

上がると踏み抜きそう

実際は写真よりず~っと腐っていて、踏み抜きそうで上がるのが怖い。現在はほとんど使われていないそうです。テーブルはホームセンターからの購入品のようですが、腐る以上にガタガタになっています。

腐朽が激しいウッドデッキ構造部画像

腐朽が激しいウッドデッキ構造部

床板と根太のみの二層構造。昔は多くがこの構造で作られていたんですが、この構造ですと使用しているうちに歪みが発生しやすく腐る原因にもなります。・・・・・このウッドデッキのあちこちに、これが原因と思われる腐朽箇所が見られました。2層構造ですと材料も少なく手間も掛からないのでコストは安くなるんですが・・・・・腐っちゃお終いですもんね。

昔は多くがこの構造で作られていた、

ウッドデッキから見た隣家側

隣家との境界はこのすき間が大きいアルミフェンスとブロック。

庭から見た道路

車を置いてある駐車場の向こう側が道路ですが、丸見えになるので何とかしたい!

庭の奥側画像

庭の奥側

この大きな樹は切らない範囲で、できるだけ大きくそして「プライベート空間を作りたい」というのが、お客様の一番のご希望でした。

これらのご希望と他にウッドデッキでしたい事を、いろいろとお聞きしてプランニング。数回のやりとりの後に、盛りだくさんのウッドデッキの施工へと。・・・・・・・さて、どんなウッドデッキになったのかは次回で。

実物を見てしまうと~松伏町~施工完了編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ | 投稿日:2013年5月10日

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前回からの続きで、埼玉県松伏町の庭ウッドデッキが完成しました。

奥様の強いご希望で天然の木材、イペを使用してのウッドデッキ。昇り降りは側桁階段ではなくフェンスを付けない2面は全て1段ステップで。

広い庭では、この一段ステップが一段と映えます。・・・・・しょうもないダジャレと思われますが、本当です・・・・

段ステップ付きウッドデッキ画像

段ステップ付きウッドデッキ

全面段ステップにするとウッドデッキ自体が広く感じられます。これでどこからも昇降が楽にできますので、小さなお子様や、私ら?年寄りにもやさしいウッドデッキとなります。側桁階段と比較すると数倍のコストになりますが。

庭奥から見たウッドデッキ画像

庭奥から見たウッドデッキ

庭の奥は、まだまだゆったりとしたスペースが残っているので、ステップも生かされます。

ベンチ兼用室外機カバーの画像

ベンチ兼用室外機カバー

ベンチ兼用の室外機カバー。これはご主人が当社から送られた写真集を見て、最初に設置したいと思われたそうです。テクノグリーンでは庭用ウッドデッキでは室外機は現在ある位置から動かさず、サイズに合わせるだけではなく将来の交換も考慮し、なおベンチとして使用しやすいように、それぞれに合った設計・施工するホンマもんのオーダーメードです。

微細なこだわりですが、これに使われている桟の断面も市場では流通していないサイズをブラジルに特注で製材させて使用しています。曲げ強度があり、あばれが小さいイペならではの断面サイズです。このサイズを使用することでゴッツイ感がない、デザイン性の高い室外機カバーが製作可能となります。・・・・・「デザイン音痴」と、いわれる私だってそれなりにデザインの事も考えてはいるんですけど・・・・

斜め角度からウッドデッキとフェンスの画像

斜め角度からウッドデッキとフェンス

ウッドデッキの一部が駐車場にせり出しています。どうなってんの?

道路正面から見たら・・・・

やっぱりはみ出してる~。ご心配なく奥行きのある駐車場でこれでも充分に車を駐車できます。

幕板下に見える幅狭のボーダーは猫侵入防止柵です。これも機能の猫侵入防止と通気性に加え、デザインを考慮したサイズにて取り付けています。ネッ、けっこうデザインもそれなりに考えていますでしょ!

外水栓とミニデッキの画像

外水栓とミニデッキ

アルミネットフェンスでほぼ使用不可能だった外水栓を使えるように、この部分のアルミフェンスを取り払い、和室前の一部をミニデッキとし、メインデッキと繋げてしまったのです——–。先ほどのせり出し部分はミニデッキからメインデッキへの花道でした。・・・・・新歌舞伎座みたいなので、ここで大見得でも切るか?

外水栓をメインデッキ内に移動する案とか、他にも案がいろいろとありましたが総予算の枠の中で最善を選択されました。

もちろん、こちらの前面にもフェンスを・・・・・施工図面では書き忘れたまま職人に渡してしまったけど。。。。親方が気づいて、ちゃんと付けてくれましたとさ!

新設の木製立水栓画像

新設の木製立水栓

位置は変えず、そのままウッドデッキ上に立ち上げたのですが部材は総取替え。プラ製の柱はテクノグリーン特製のイペ立水栓。お渡ししていたカタログから樹脂製水受けを陶器の水鉢へ。蛇口は青銅鋳物のツイン(ふた口)タイプへ。

と、お客様のご要望をほぼ叶えるウッドデッキが完成しました。

施工完了日に、帰宅されたご主人からメールで

ウッドデッキ完成しました。想像以上で感動しました。子供達も喜んでいます。

お願いして良かったです。ありがとうございました。」

数日後、お客様から「職人の方がとても親切でした!少ないですが皆さんで食べてください」と、美味しいお菓子を送っていただきました。・・・・・・感謝しながら、私がいの一番にいただきました。(アンタにじゃない。という声が聞こえましたが、気にせずに)

今回、お客様といろいろお話していて、ヤッパリ「寛ぎの場」であるウッドデッキは、人工木材より天然の木の方が良いんだナァと感じました。しょせん、人工木材のデッキはウッドデッキじゃなくプラスチックデッキですもんね。
それでは、次回も人工木材ではなくイペ製戸建の庭ウッドデッキを紹介させていただきますのでお楽しみに。