初めは人工木で考えていましたが~さいたま市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, ベランダウッドデッキと木製フェンス, マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2018年11月19日

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さいたま市のマンションへお住まいのお客様から、

「大規模修繕工事前にあったバルコニーのウッドデッキは天然木だったので腐り、大規模修繕工事に合わせ捨ててしまいました。
今回は人工木で検討しているのですが、ホームページで紹介されてるイペのウッドデッキは人工木より長持ちするのでしょうか?」

とお電話をいただきました。

「資料とサンプルを送付しますので、人工木のカタログとサンプルを入手してじっくり比較してみてください。」と、資料・サンプルを郵送させていただきました。

2週間後に、

「驚きました!イペは人工木より耐久性が高いのですね。イペの10年保証に対し人工木は2年しか材料保証は付いていませんでした。是非見積もりをお願いします。」
と、バルコニーの大きさを測って連絡いただきました。

その後の概算見積もりで、充分ご予算内との事で調査へお伺い。

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大規模修繕工事でベランダも、すっかり綺麗になっています。

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庭のウッドデッキと違い、ベランダではこのような出幅違いや凹凸が何か所か出てきます。
これに合わせる為、規格長さの材をカットして施工しますが、この長さが合わせが人工木の場合、高コストの原因となります。

 

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こちらのマンションではノンレール(バリアフリー)サッシでしたので、室内とともサッシ部ともフラットなウッドデッキが施工できます。

 

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高さを正確に測ります。125mm高さのウッドデッキとなります。

 

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思っていたよりウッドデッキの見積もりが安かったそうで、このアルミフェンス部分だけウッドフェンス&手釣り取り付けのご注文をいただいて施工へ。

 

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人工木では出来ない”すき間無し施工”これも人工木からイペに変えられた大きな理由でした。・・・・・・・マンションベランダウッドデッキでは、このすき間の有無が重要です。

 

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縦の格子はうるさくならない程度に少なくしています。

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室内から見たウッドデッキ&ウッドフェンス。
やはりノンレールサッシだとレール部の段差も無いので本当に室内と一体化していますね。

これでマンションベランダウッドデッキ&ウッドフェンスの紹介は終了。次回は庭のウッドデッキ&ウッドフェンスを。

 

 

再設置は塗装して~横浜市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンション大規模修繕時サービス, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年11月10日

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12年前にマンションのルーフバルコニーとベランダへウッドデッキを施工させていただきましたお客様からメールをいただきました。

「お世話になります。御社にてバルコニーおよびルーフバルコニーウッドデッキ(イぺ)を施工していただいたものです。(施工日は失念してしまいましたが、保障書の日付は平成17年4月11日でした)
このたび、マンションの大規模修繕を控えておりまして、そちらの取り外し&保管&再組み立てサービスを検討させていただきたいと考えております。
まずは、サービス内容、金額、実施までの流れなど、概略的なこと教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。」

保証書のお名前と日付が判れば、当時の施工前の現調図と製作・施工図・使用材料表をパソコン内ですぐ探せますので見積もりも簡単です。・・・・・まだパソコンを使用しないで図面書いたり見積もりしていた時代の資料を探すのは、紙のファイルと格闘しなくちゃならないので大変ですが。

で、さっそく大規模修繕時サービスとオプション(保管時に行う高圧洗浄・サンダー掛け・塗装)の見積書を送付。

取り外しのご希望日と一緒に、オプションの高圧洗浄&塗装もご注文いただきました。

今回は取り外し時の写真は無し(撮り忘れ)で、工場保管中の写真から。

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高圧洗浄中。

 

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点検中に傷みがあるのを発見。この丸く色が変わって見える部分が数か所。どうも植木鉢を12年間ずっと同じ場所に置いてあったようです。
ウッドデッキに鉢植えを置くときは、ときたま動かすかアイアン性の花台あるいは鉢請け皿、特にキャスター付なんかを下に置いてやればいいんですが。。。。。。
さすがにイペといえども12年間水に浸かっているような状態ですと傷んでしまいます。

こちらを写真付きでお客様に報告。有償で構わないので交換のご依頼を受け数枚の床板を新品に交換を。

 

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高圧洗浄・点検を終え工場内にすら~っと並べ、これから塗装を。

大規模修繕工事は4ヶ月前後が多いのですが、今回のお客様のマンションは6ヶ月くらい掛かりました。工事終了の連絡を受けまして再設置へ。

 

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ベランダの再設置完了。工場で塗装は行ってきてますので、現場ではタッチアップのみ。
そんな訳で塗装タイプのベランダ、ルーフバルコニーを合わせても再設置は1日で完了。

 

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再設置後を室内から。こちらのサッシはノンレールタイプ。完全バリアフリーに仕上がっています。

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12年経過しての再設置後でもすき間無し施工は変わらずです。
さすがイペ製ですね、これが他の木材ですと元々あるすき間が、乾燥収縮してもっと大きくなってしまいます。

 

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こちらはルーフバルコニーの再設置完了後の写真。

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同じく室内からの写真です。塗装もしましたので新品のウッドデッキに蘇えった感じですね。
今回点検の結果、何枚かの傷んだ板を交換しましたが、それ以外は全く腐朽も見られず次の大規模修繕時まで充分にもちそう。
こうしてみるとイペ製のウッドデッキはイニシャルコストは高いですが、長い年月で考えると安いかも!

と、私の見解で今回の紹介は終了。次回は戸建の庭ウッドデッキを。

 

サンルームを撤去してウッドデッキに~八潮市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年10月10日

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埼玉県八潮市へお住まいのお客様から、一番耐久性の高い木材でのウッドデッキの見積もりご依頼を電話でいただきました。
サイズは横幅6.3m、奥行きは2.4m、3面全部を横板フェンスで囲まれた庭ウッドデッキです。

少々お時間をいただき、イペでの見積もりを連絡しますと、現調と打ち合わせのご依頼いただき訪問。

 

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裏庭いっぱいに作られたサンルーム。(全体を撮るにはお隣さんお敷地に入らければできませんのでこれが限度。)

今回のお客様は店舗やリフォームを行う建設会社の経営者様です。多くの職種の下請け職人を抱えているようで、このサンルームもそちらで施工されたようです。
そしてこちらも・・・・・

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サンルームの脇に作られた人工木のウッドデッキ。
今回、サンルームの撤去と共にこの人工木のウッドデッキも撤去して、全て天然木のウッドデッキにしたいというのがお客様の御希望でした。
ほとんどの職種の下請け業者を抱えているのだけれど”ウッドデッキ専門業者”だけはいないとの事で当社へ。・・・・・やっぱり人工木はダメですね!というのが、今まで使ってみての感想でした。

詳しく聞いてみると、やはり”味”がないので本物の木が良い(ご家族の意見)、また溝付きなので溝にはまった泥汚れを取るのが大変。
これは天然木でも溝付きは同じなんですが、皆様使いだして初めて気づきます。

この後はウッドデッキ用木材のご質問。建設業を営んでいてもウッドデッキ用の木材は、そう詳しくはない(といっても一般の方よりはご存じでしたが)ので色々と教えてほしいと。。。。。

というのも、当社へ連絡いただく前に他のウッドデッキ施工業者からもらった見積書の木材が、前にもこのブログで書いたアマゾン○○○○という材だったそうです。
そんなハードウッドは無い事に気づき、同じ建設業者として使用する木材を偽るような業者は信用出来ない!ということで当社のハードウッドの比較説明書をご覧になりイペでのご注文をいただきました。

現在日本にウッドデッキ用として輸入されているハードウッドは、十数種に及び価格もピンキリですが品質もピンキリです。当社ではその内4樹種を使用して施工提供しています。
ハードウッド全てが耐久性に優れている訳ではなく4~5年で腐り始める樹種もあったりします。

ウッドデッキ材の販売をしているところでは、そんな事には触れずに何でもハードウッドは高耐久性と謳っているので、一般消費者が木材選びをするのはホント難しいですよね。

話は今回のお客様に戻りまして、
建設業を営むお客様はサンルームの撤去と新しく掃出し窓の取り付けをご自分の会社で行い、その後に当社がウッドデッキの施工へ。

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完成直後に雨が降り出しました。イペは濡れたらこんな色に。

 

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廻り3面が隣家に接しているので、外観の見た目にはこだわらすフェンスは内張り、また今回は化粧の幕板を取り付けていません。これで少しはコストダウンに。

 

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写真の奥側(デッキの右半分)に深さ40cm以上のビニールプールを夏場置かれる予定との事で、構造計算してその重量に耐ええるように表面からは見えませんが右半分の構造部分を強化しています。
なんてたって1平米あたり水の重量だけで400Kgプラスになりますから。

 

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あたらしく取り付けました窓サッシはバリアフリーのノンレールタイプでした。

 

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室内から見たウッドデッキ。バリアフリーサッシに作るウッドデッキは、ほとんど繋がって見えて一体感は抜群ですね。

それでは、今回の庭ウッドデッキの紹介は終了しまして次回は戸建バルコニーのウッドデッキを。