マンションベランダのガーデンファニチャー~渋谷区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキとテーブル&ベンチ, マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年7月15日

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渋谷区のマンションへお住まいのお客様からメールをいただきました。

「間取り、写真を添付します。
概算見積もりをお願いします。
購入後9年が経過しています。大規模修繕が3年後(築12年で工事予定)となっていますので、大規模修繕時の撤去&再組み立ての概算もわかれば教えてください。

ベランダには、
エコキュートとエアコンの室外機があります。
避難ハッチはありません。
トイプードルが遊べる空間にしたいです。」
資料・写真集・サンプルと一緒に概算見積書が届いた日に、写真集に載っています室外機カバーをご覧になり、
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この図面を送付いただき、室外機カバー2台分とベンチ、収納ボックスも追加見積もり依頼をいただきました。
追加見積もり後に採寸へ。
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ウッドデッキの採寸はいつもの通り終了して、
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室外機カバーの為の採寸はmm単位で行います。特にこの窓の網戸に掛からない高さに製作するので慎重に。
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観音開き戸タイプの収納ボックス。内部には棚が付いています。イペでこのサイズに作ると重量は相当重くなります。工場で製作しても重くて運べませんので分解して納入し、組立ては現地で。
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こちらは背なしのベンチ。室外機と室外機の間を埋めるように置いています。こちらもしっかり間を測ってオーダーサイズで製作。
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エアコンとエコキュートの室外機カバー。ホース取り出し口を覆う高さに作ると窓の網戸にかかるので、この部分はくり抜いて製作しています。
このようにマンションでのガーデンファニチャー製作では、通常考慮しなくてもいい要素がいっぱいあり大変なんです。これを怠ると作り直し!・・・・・・何度失敗したことか。
ただウッドデッキと同じイペで作られたファニチャーは格別です。イペ製ですとウッドデッキと同様に10年保証もできますし、なによりお客様からいただく笑顔が。。。。。
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今回はこの子(トイプーちゃん)の遊べる空間として施工したんですが、気に入ってくれたかな?・・・・・それにしてもカメラ目線で、じっと見つめていますが、撮影してる職人がよほど怪しく見えるのかな?——-確かに”顔”は怪しい奴だけど—–
で、”怪しい職人の顔”の紹介は・・・・・残念ながら無しで今回は終了。次回は庭のウッドデッキです。

12年後と3年後の比較~目黒区&三鷹市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, マンションベランダウッドデッキ, マンション大規模修繕時サービス, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年6月27日

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今回の紹介は、お問い合わせの多い大規模修繕時のサービスについて。
ついでに12年経過と3年経過したマンションベランダウッドデッキの比較。

たまたま、同じ時期に取り外し、同じ期間お預かりしての再組立てです。1ヵ所は目黒のお客様で新築時に施工させていただき、12年経過。もう一人の三鷹市のお客様は入居後しばらくしてからの施工でしたので、3年で大規模修繕工事となりました。

それでは目黒区のお客様のウッドデッキから

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取り外し前の写真。12年経過していますが、腐っているところはありません。さすがイペ。

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取り外した後のベランダ。12年経っていますので泥汚れはありますが、大きなゴミは落ちていません。

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工場保管中の写真。
毎月、数件再組立てで出庫されますが、同じく数件取り外しで工場に入ってきます。
そういえば昨日も藤沢市で取り外しがありました。確かこちらのお客様はもっと古い13年物だったかな?

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オプションで高圧洗浄を頼まれていましたので洗浄中。表面の汚れはこれで綺麗に落ちたのですが・・・・・・

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お客様が施工後に塗装されていたようで、洗浄してみると色むらが目立ちます。お客様にこの写真を送付して相談しますと再塗装のオプションも追加でご依頼いただきました。

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サンダーで元の塗料を落として再塗装。
このように、大規模修繕時サービスでは、保管中に高圧洗浄やサンダー掛け、塗装のオプションもお請けしています。
また入庫時には無料で全品検査も行っています。

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大規模修繕工事が終わってからの再組立て。12年経ったウッドデッキでも塗装しますと新品と同じとまではいかなくても、ここまで蘇えります。
これも緻密な木肌のイペならのなせる業。表面を少しサンダー掛けすると、下から新しい木肌が出てくるからなんですよね。

次に三鷹市のお客様の3年もののウッドデッキ。

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これで無塗装で3年経過した色あいです。ベランダウッドデッキはだいたい3~5年で退色がとまりますので、このくらいが退色後のイペの色かな?

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上の床ユニットパネルを外したところ。上のパネルと同様に下の根太にも符丁を書いていきます。
これはスムーズに再組立てできように元の位置が判るようにするためで、いたずら書きではありません。

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パネルも根太も全て取り外したところ。こちらも大きなゴミは落ちていません。さすがに、すき間無し施工。

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こちらは高圧洗浄のみで塗装はしていません。洗浄してみるとグレーに見えていた色がここまで元の色がでてきました。汚れだったんですかね?

さて今回は、よくご質問いただく大規模修繕時サービスの取り外し時のウッドデッキの状態から保管状況、保管中のオプション作業とその結果状況、再組立てを写真付で説明させていただきました。これで大規模修繕時サービスの内容をお判りいただけましたでしょうか?

近いうちにルーフバルコニーの同サービスでの取り外し・再組立てを紹介させていただきます。

次回はマンション1Fのウッドデッキと目隠しフェンスの紹介です。

中古マンションを購入して~さいたま市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年6月19日

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さいたま市の中古マンションを購入され、リフォーム中のお客様からお問い合わせいただきました。

中古マンションを購入し、リフォームされてお住まいになる方からのお問い合わせが最近多いですが、リフォームを計画中にベランダの汚れに気づきここもなんとか・・・・・・となるようです。
室内が綺麗になっていけばなるほど、ベランダの汚れが目立ってきますが、ベランダの長尺シートはエンボス加工になっているので、汚れを落とすのも大変なんだとか。

 

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エンボス加工は見た目の模様としては綺麗だし、滑り止めにもなってはいるんですが、その代り掃除が大変。
で、ウッドデッキにしちゃいたい!・・・・・日常の清掃はタイルよりもウッドブロックよりも凹凸のないウッドデッキが一番簡単。

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そして二重床構造のウッドデッキなら、この凹凸のある避難ハッチも隠せます。

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今回施工にあたり、一番の難所はこれ!スロップシンクの排水管が横に延びていますので、ウッドデッキの高さとぶつからなければと慎重にパイプ下の高さを計測。

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ぎりぎりウッドデッキとパイプがぶつからない高さで施工できました。

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こちらの室外機の脚も避難ハッチとぎりぎりの位置でしたが、なんとか蓋の取り外しが可能に加工。・・・・・構造上からみたら設計時にはひやひやの位置でしたが、施工後の確認ではぴったり収まったとか。

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室内のリフォームは事前に終了していましたので、あとは引っ越しされるだけ。

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施工完了後のベランダウッドデッキの全体。いかがですか?元の塩ビ長尺シートのベランダと比べて。
リフォームに合わせて一緒にベランダをウッドデッキ化するのが、今後の流行かも?・・・・・・ウッドデッキ屋の宣伝ですが。

お客様からアンケートで、

「とてもきれいでしかも素早く仕上げて頂き感謝しております。」

次回は傾斜地のウッドデッキを紹介。