今回の紹介はマンションベランダウッドデッキの大規模修繕時サービスの塗装に付いてです。
千代田区内のマンションと茨城県つくば市のマンションベランダウッドデッキで、同じ14年前に施工し同じ時期に大規模修繕工事が始まりお預かりしました。
このブログでも何度も書いているとおり、この保管サービスは当社が施工したウッドデッキに限らせていただいているのですが、相変わらず他社施工のウッドデッキの同サービスへの問い合わせが多くあります。
当社のマンションウッドデッキは、元々大規模修繕時に取り外し・保管・再設置をしやすいように製作・施工しているので可能なんですが、一般的な従来型の施工法では金額が高くなるか、場合によっては不可能な場合があるのでお断りさせていただいています。・・・・・使用されている材も施工方法・数量も判らないので見積もりすら不可能です。
今回の2個所のベランダウッドデッキは、どちらも当社が施工したウッドデッキで図面も残っていますので追加オプションの塗装見積もりも直ぐにでましたので、送付後どちらも塗装オプション込みでご注文いただきました。



こちらは千代田区のマンションの取り外し6か月後に再設置しましたウッドデッキ。半年の保管中に工場で塗装しています。
少し濃いめのブラウン塗装です。かなりシックな仕上がりとなります。


こちらは、つくば市の再設置後のウッドデッキ。同じく6か月保管して同時期の再設置。
同じブラウン系ですが一番薄いブラウン系の塗装です。元々イペはブラウン系の色ですので塗装はこれらの2色のみとなります。
オプションで塗装もご注文の場合は、この2色から「濃いほう」「薄いほう」とお選びいただいてご連絡ください。
最近、大規模修繕時サービスの塗装色についてのお問合せを何件かいただきましたので、今回このブログで紹介させていただきました。・・・・参考になれば幸いです。
次回は”新設の”マンションベランダウッドデッキの紹介を。
図面から概算見積もりしていた世田谷区のマンションにお住いのお客様から現地調査のご依頼をいただきました。

ベランダには避難はしごが付いていて、ウッドデッキに蓋加工をするのがお客様のご希望。
避難はしごの上に蓋を付けるには、蓋の厚みも含めウッドデッキはそれ相応の高さになります。

ところが開き戸が1ヵ所あります。
当然ながらこの開き戸が開けられるようにするには高さの制限がでてきます。
これらの高さを慎重に測り、今回はなんとかぎりぎりで両方をクリアし施工できることが判りました。・・・・今までで出来ない事もありました。

その代わり、こちらの室外機はホースが壁に固定されていて蓋加工する高さにすると上に載せられないので、この部分はくり抜き施工することをお客様にご了解いただきました。・・・・マンションベランダウッドデッキでは、常にこの”仕上がり高さ”に関しては「あちらを立てれば、こちらが立たず」の状況が発生します。

開き戸がぎりぎり開く高さに仕上がってウッドデッキ。

開き戸の内側から見たウッドデッキ。

引き戸の内側から。

室外機部分はくり抜き施工になった為、お客様は室外機カバーを注文され、くり抜きによるすき間を隠すことになりました。
これでマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は戸建て庭ウッドデッキを。
投稿者:technogreen | カテゴリ:戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2021年9月26日
荒川区へ戸建て住宅を新築中のお客様から見積もりご依頼いただきました。
「 既存ベランダ用へのウッドデッキで、1010×3320×270サイズのベランダです。」
このサイズから見積書を作成し、戸建てベランダウドオデッキ資料と共に送付。
戸建てのベランダウッドデッキもサイズと仕上がり高さが判れば、正確な見積が出せます。
その後、現地調査のご依頼を受けお伺い。


ご連絡いただきました寸法の通りのベランダ。

ベランダから窓枠までの高さもご連絡の通り27cmくらい。標準的な高さよりは10cmほど高いです。
採寸も終わり打ち合わせで、お客様から「ウッドデッキの施工前に室外機を設置することに決まっているのですが、ウッドデッキの上に載せれるでしょうか?」
と相談を受け、担当者からその場合の室外機の設置方法を説明させていただきました。
数日後お客様から写真が送られてきました。

「お世話になります。室外機の写真をお送り致します。
ご指示いただいた、
①床上40センチ以上の高積みをする
②外のカバーは下までつけない
③コードはとぐろを巻いて降ろせるようにしておくという点はできているかと存じます。
ご確認のほど宜しくお願い致します。」
完璧ですね。これだと室外機のホ-スにストレスを掛けずにウッドデッキ上へ載せる施工ができます。
(通常はブロック2段くらい積んであれば、問題ありません)
—–ホースに過大なストレスが掛かると中の冷媒管が切れたり、室外とのジョイント部分が外れてガスが漏れて再充填という大変な事態となってしまいます。
実は今までに何度か当社では、この失敗をしていて上の注意事項を決めています。——-

室外機を上に載せて施工完了。

使用済みのブロックはお返しして。

小さなお子様がいるお客様の一番の気がかりだった段差が解消され、ウッドデッキは室内とほぼ同じ高さに出来上がりました。
これで戸建てベランダへのウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。