図面から概算見積もりしていた世田谷区のマンションにお住いのお客様から現地調査のご依頼をいただきました。

ベランダには避難はしごが付いていて、ウッドデッキに蓋加工をするのがお客様のご希望。
避難はしごの上に蓋を付けるには、蓋の厚みも含めウッドデッキはそれ相応の高さになります。

ところが開き戸が1ヵ所あります。
当然ながらこの開き戸が開けられるようにするには高さの制限がでてきます。
これらの高さを慎重に測り、今回はなんとかぎりぎりで両方をクリアし施工できることが判りました。・・・・今までで出来ない事もありました。

その代わり、こちらの室外機はホースが壁に固定されていて蓋加工する高さにすると上に載せられないので、この部分はくり抜き施工することをお客様にご了解いただきました。・・・・マンションベランダウッドデッキでは、常にこの”仕上がり高さ”に関しては「あちらを立てれば、こちらが立たず」の状況が発生します。

開き戸がぎりぎり開く高さに仕上がってウッドデッキ。

開き戸の内側から見たウッドデッキ。

引き戸の内側から。

室外機部分はくり抜き施工になった為、お客様は室外機カバーを注文され、くり抜きによるすき間を隠すことになりました。
これでマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は戸建て庭ウッドデッキを。
さいたま市のマンションにお住いのお客様からマンションベランダウッドデッキの資料請求いただきました。
マンションの1階のお部屋なのですが、1階部分へ付いている共有部は大きく分けるとテラスと専用庭になります。
テラスと同じ地平に土や芝の庭が繋がっている場合と、1段下がるあるいは上がって庭となっている場合もあります。
またテラス部分のみで庭がない場合は2階以上のベランダと同じ造り(外側にフエンスが付いている)になっていても、1階の場合はテラスとよばれます。
逆にテラス部分がなく、いきなり庭!というマンションのウッドデッキも施工してきました。
と、まぁマンションの1階はいろいろなパターンがるのですが、今回は間取り図面を送っていただいたらテラス+2段ほど下がって専用庭。
このうちテラス部へのウッドデッキを見積もり後、ご予算内との事で採寸へ。

この部分だけ見ると2階以上のベランダと変わりません。

中央部にフェンスが無く開口しています。

専用庭への降り口となっていて2段の階段が付いています。
このテラス部分へいつもの通り、室内と同じ高さになる”ベランダウッドデッキ”を施工。


お客様ご希望の段差をなくしたウッドデッキが出来上がりました。

庭側から見たウッドデッキ。
施工後アンケートで、
「資料と電話で納得の説明を聞き、どんな商品を手にすることができるのかイメージできたから注文しました。
長年のベランダの悩みから解放されただけではなく、もう一部屋できたかと思うほど広く感じます。
窓からの景色、庭が素敵に見えてしまう。外が見るのが楽しみです。
次はガーデニング(庭)をなんとかしなきゃという思いです。」
これでマンション1階テラス部分へのウッドデッキの紹介は終了。次回は戸建ての庭ウッドデッキを。
千葉県市川市の中古マンションを購入されたお客様からベランダとルーフバルコニーウッドデッキの資料請求いただきました。
資料が届いてから間取り図面を添付しましたメールをいただきました。
「見積もり概算をお願いしたく、図面の写真をお送りいたします。
まずはバルコニー優先で、ルーフバルコニー部分はどの部分をやるかを検討中です。
バルコニー部は、リビング前の6040mmまでを考えており、あとは洋室2の横のルーフバルコニー部の梁までかなと思っております。」
送付いただいた図面から、ベランダとルーフバルコニーそれぞれの概算見積書を送付。
その見積もりをご覧になり、
「それでは、今回はリビング前のベランダ部分のみお願いできますでしょうか?
調査、採寸をお願いできればと思います。」
とメールをいただきお部屋引き渡しの翌日に現地調査へ。

使う頻度も高くリビングの前に面しているベランダへウッドデッキを。

避難はしごのハッチへは蓋加工します。

ベランダから網戸下までは5cmしかありません。
避難ハッチへ蓋加工する場合、ハッチの厚みと蓋の厚みをプラスすると構造上どうしてもウッドデッキの高さは10cmは必要となります。
つまり網戸より高くなってしまうのですが、お客様に説明しそのうえで蓋加工付きで施工することに。


網戸より高く、室内と同じ高さに仕上げたウッドデッキ。

ルーフバルコニーへと繋がる部分まで施工。端部に取り付けた幕板を見るとお判りのように約12~14cmの高さになっています。
これでマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は庭ウッドデッキを。