ルーフバルコニーみたいな広さのベランダ~世田谷区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年2月29日

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半年ほど前に
「新築マンション30㎡のウッドデッキ検討中です。3m×10mの長方形です。仮にイペを選択したときの費用の概算をお知らせください。」
と、資料請求とともに概算見積もりをご依頼いただきました。

その後

「早速にご丁重な資料ありがとうございました。
購入物件は新築ですがモデルルームともかなり違うため実はイメージが
全くありません(屋根の具合とか景観等)。
内覧会の後、相談して決めたいと思います。
ちなみに大規模修繕の際の諸費用をお知らせください。」
と、ご連絡いただき大規模修繕時の保管・再組立ての概算見積もりを。

その後「新築マンションの鍵引渡しを受けましたので採寸願います。」
調査担当者が採寸へお伺いしました写真から。

 

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写真のように上には屋根がありますし、下の階も同じくベランダ。そう、この広さでありながらルーフバルコニーではなく、ベランダだったんです。
お客様も資料請求いただきました時の種類は「ルーフバルコニーウッドデッキ」
テクノグリーンのマンションウッドデッキでは一般的な「ベランダウッドデッキ」と「ルーフバルコニーウッドデッキ」「1階専用庭ウッドデッキ」と3種類の写真集をご用意しています。

確かにこの広さがあると、ルーフバルコニーウッドデッキ写真集の方が、イメージを掴めやすいかも。

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横幅10m強の長さがあります。真ん中にこの柱が1本あるだけで、あとは長方形。

問題は排水溝。通常は外側のフェンス壁に沿って付いていますが、こちらは30cmくらい内側に入ったところにあります。

「この溝を隠したい!」・・・・・・・・当然です。

他のご希望の
1)サッシ高さに合わせたい(高さ調整タイプ)
2)2台の室外機カバー
3)ご夫婦ともお仕事をお持ちなので1日で施工を完了してほしい

等々のご希望をお聞きして、後日に最終見積もりをさせていただき、ご注文を。

そして、いよいよ施工へ。

 

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これで全体の半分くらいかな?

 

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こちらが残り半分。排水溝は全て隠し排水口部分だけは掃除が可能なように、しかも気にならない程度に開口しています。

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3mの奥行きベランダは、やっぱり壮観ですネ。
10年くらい前に神奈川県で施工したリゾートマンションのベランダ以来かも。

その時の写真は下に。
リゾートマンションベランダデッキ

高さもご希望のサッシに合わせ、水平に仕上がる高さ調整タイプの仕上がりです。
奥行きも3mありますので、室内側と外側では約60mmの勾配がついていましたので、高さ調整しないと斜めのベランダデッキになってしまいます。

 

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室外機2台は、機種が違い大きさも違っていましたので、それぞれの大きさに合わせて工場で製作し納入。

 

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ご希望とおり、30㎡のベランダウッドデッキを、ほぼ半日で施工完了。

施工完了後しばらくしてアンケートで、お客様から

「イペ材については 今後の手入れ次第ろのこともあり、がんばってみたいと思います。毎日楽しく過ごしています。
工事は半日で完了し助かりましたが、予想以上の音でしたので近隣に事前のお知らせが必要かなと感じました。事前にアドバイスいただけたらと思います。」

 

・・・・・・・ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした。

実を言いますと、私が工場製作用の図面作成のときに、寸法を1cmほど大きく画いてしまい、現場でのカットが必要となってしまいました。(通常は現場合わせの一部カットで済みます)
図面さえ間違えていなければ、おっしゃっているような音は多分出なかったと思いますが。。。。。

職人が会社へ戻ってきてから・・・・・・・叱られました。

報告を受けて冷や汗ものでした、そして昔を思いだしました。
——現在の工法(工場で現場サイズに製作し、現場では組み立てるだけ)を開発する十数年前は、すべて現場で加工し穴あけをする方法だったのですが、時間も3倍かかり音も比べられないほど出て近隣からクレームにより中断した事があります。
今回の数量では2~3日掛かるような工法でした。

それでも今回は職人達の現場対応力で半日で完了しましたが、本来、音も少ない工法なのに・・・・・・・・だめですね。

「今後、図面ミスをしないようにします。」と反省の言葉で今回は終了。

 

 

 

 

ウッドデッキとウッドパネルの違い~さいたま市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, マンションベランダウッドデッキ, マンション大規模修繕時サービス, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年2月16日

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ウッドパネルをウッドデッキと称して販売している会社があるので、お客様から「どう違うの?」と聞かれる事があります。

今回丁度、比較するには良い例がありましたので紹介させていただきます。

さいたま市のマンションへお住まいのお客様から「新築で入居して13年経ちますが、これから大規模修繕工事が始まります。オプションで付けたウッドデッキがあるのですが、これを今回撤去して修繕工事後に新しいウッドデッキにしたいと思います。」
というご連絡をいただき、先ずは撤去へ。

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これがウッドパネル。
30cm角で裏には樹脂製のベースが付いていて、隣り合う同士をこの樹脂製の凹凸をはめ込む事で繋ぐ合わせる構造となっています。

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裏側を見るとこんな感じ
あれ!この木材はイペじゃありませんか。さすがに木材はイペですので、腐ってはいません。
12~13年前にイペのウッドパネルを使用しているとは、良心的なインテリア販売会社だったとは思いますが・・・・・・・

 

それでは何故、今回廃棄して新しい同じイペ材での”ウッドデッキ”にしようと考えたのか?

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この写真でもお判りの通り、パネルのつなぎ目のみならず板と板の間も5mmくらいのすき間があります。

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何度も下を掃除されていたようですが、やっぱり下の汚れが・・・・・

 

 

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それ以上に解決できないのがこの室外機のドレンホース。
ホースを通すほどの空間がありませんので、ベランダを横切ってホースをは雨水溝まで這わせるか、その場でパネルの上に垂れ流しにするかしかありません。

これは”ウッド”パネルだけではなく、構造が同じ”タイル”パネルも一緒です。

この2点の理由でパネルからデッキへ新たに施工しました写真を。

 

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一枚板で作るウッドデッキ。イペ製なのですき間はありません。

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室内から眺めるベランダ。この一体感もデッキに変えた理由かな?

 

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この通り。ドレンホースはウッドデッキの下を通って排水溝まで。

やっぱり、これが一番の理由だったのでしょうか?

 

それでは今回のベランダウッドデッキとウッドパネルの違いの紹介は終了。次回は庭のウッドデッキとお隣のコンクリート塀を隠すウッドフェンスを紹介します。

 

ベランダもウッドデッキにしたかった!~板橋区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年2月11日

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今回の紹介は板橋区の新築マンションルーフバルコニーのウッドデッキ。

「ルーフバルコニーへウッドデッキの施工が可能でしょうか?」と、お電話いただきました。
間取り図面での概算見積もり後、お伺いさせていただきました。

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最初に拝見させていただいたのが、このベランダタイル。
マンションデベロッパーのインテリアオプション販売会ではタイルしか販売していなくやむを得ず、このタイルを注文したそうです。

 

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お住まいになり始めたら、やっぱりこのすき間が気になります。

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こんな風にすき間から、どんどこゴミが下へ落ちていきますが、掃除のしようがありません。(外せば可能ですが相当の手間になります)

本当はこちらのベランダもウッドデッキにしたかったそうです。
ただ数十万円も掛けて注文したタイルなので、1年位は使用してウッドデッキに変えたいご意向でした。(ちなみに図面から試算しますとタイルとイペのウッドデッキは同じくらいです)・・・・・・それにしても、ここのオプションのタイルは高い!

 

では、今回施工予定のルーフバルコニー。

 

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中央部の梁を挟んで2ケ所に分かれたルーフバルコニー。

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奥側でベランダと繋がっています。

 

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お客様のご希望をお聞きしますと、

「床のウッドデッキのみならず、コンクリートの梁もアルミのフェンスも全部天然の木で隠して寛ぎの空間にしたい!」

それでは、無機質なコンクリートと金属を全て隠した寛ぎの空間の写真を。

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元の高さが違うアルミフェンスも、このように高さに合わせてウッドフェンスに。

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イペのバルコニーウッドデッキですのですき間なし。(お客様がイペを選ばれた一番の理由でもありますけど、二番目は10年保証、三番目は大規模修繕時の保管サービスだったかな?)

IMG_1523壁から飛び出している梁もこのようにカバーリング。ちょっとした腰掛けにもなります。

 

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壁側のタープ用柱とフレーム。最近はルーフバルコニーでは定番化してきましたね。
これで夏の日差し対策はバッチリ。

 

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ルーフバルコニーの専用使用部分を区分けするフェンスの外には、このように太いパイプやら機器が置かれていたり、あまり見ていたくない建物が目に入る場合があります。

これを隠すにはウッドフェンス。

施工前と施工後の写真を比較して見ていただくと一目瞭然。
寛ぎの空間が完成し、お客様にはご満足いただけました。

~H様。タイルでストレスが溜る前の、ベランダウッドデッキご注文をお待ちしています~

 

——–そんなにタイルパネルの下にはごみが落ちるの?
とうい方の為に、次回、上はタイルではないですが同じ構造の「ウッドパネル」をその理由で交換された施工例を紹介させていただきます。