収納式ベンチとテーブルをルーフバルコニーへ~狛江市~後編

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキとテーブル&ベンチ, ルーフバルコニーウッドデッキ | 投稿日:2012年10月7日

タグ: , , , , ,

前回の続きで、東京都狛江市のマンションルーフバルコニーウッドデッキ施工と同時に、テーブル&収納庫兼用ベンチを納入しました施工例の紹介です。

さっそく完成写真から。

テーブル&ベンチの設置

テーブル&ベンチの設置

ウッドデッキは梁高さに合わせて施工。

斜めの角度からテーブルとベンチ

斜めの角度からテーブルとベンチ

テーブルは標準的なサイズの150cm×70cm。

違う角度から、もう一枚

イペ製のウッドデッキには同じイペのベンチとテーブル。合いますね。

座板が収納蓋となっています

座板が収納蓋となっています

ご覧のように座板を上に跳ね上げれば、中は収納可能なストッカーとなっています。ガーデニング用品等の少しくらい濡れても構わない物の収納には最適です。

そして重い。

このベンチで約70Kg、テーブルも45Kg近くあります。・・・・・この重さがルーフバルコニーに置くには重要なんです。ルーフバルコニーは通常、風が強い場所ですので風対策が必要ですが、この重量があれば飛んで行ったり倒れる心配はありません。竜巻がきたら別ですが。この事を理解されているお客様が、わざわざこの”重い”イペ製のテーブルとベンチを購入されています。

テクノグリーンのガーデンファニチュアは現場で作る”ナンチャッテ家具”ではなく、現場に持ち運び出来ない工場据付の機械を使って作る本格的なフェニチュァです。それ故、耐久性(10年保証)もさることながら、デザインにも優れたオーダーメード製品を納めさていただいています。

ルーフバルコニーウッドデッキや、これらのベンチ、テーブルの施工例をもっとご覧になりたい方は、ホームページの施工例アルバムでもご覧いただけます。

ベンチ・テーブルのお問い合わせはこちらから。(ウッドデッキは不要でベンチ、テーブルだけご希望のお客様も大歓迎です。ベンチ・テーブルのみ希望と一言添えてください。)

収納式ベンチとテーブルをルーフバルコニーへ~狛江市~前編

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキとテーブル&ベンチ, ルーフバルコニーウッドデッキ | 投稿日:2012年10月4日

タグ: , , , , , , , ,

前回の予告通り、ルーフバルコニーウッドデッキと収納式ベンチとテーブルの紹介です。場所は東京都の狛江市。

築13年のマンションで、大規模修繕工事が丁度終了した頃に、ご連絡いただきました。

「ルーフバルコニーへのウッドデッキとテーブル&ベンチも。ベンチは収納式にしてください」と。

大規模修繕後のルーフバルコニー

大規模修繕後のルーフバルコニー

リビング前のルーフバルコニーです。

防水工事が新しい

防水工事が新しい

防水は大規模修繕工事で標準のウレタン塗布防水でした。

横幅は目一杯ウッドデッキ敷設で決定。

途中でフェンスが折れ曲がっています

途中でフェンスが折れ曲がっています

ウッドデッキの出幅はここまで。この先もずぅ~とバルコニーは続いていますが、使用しないのでこのフェンス折れ曲がりまでの施工とします。ルーフバルコニーのウッドデッキ敷設では、このように全面張りではなくご予算に合わせてや、必要な所だけへの部分張りも、よくあるパターンです。

ルーフバルコニーの梁

ルーフバルコニーの梁

ルーフバルコニーに付き物のアゴというか”梁”です。

この梁はマンション構造により、千差万別です。高さも低かったり、高かったり。出入りが何箇所もあったり、今回のように一直線の場合もあったりと。・・・・・・ハッキリ言って今回のような直線は、施工図面を書くのも施工するのも楽ちんです。ただ、こういうのは少ないけど・・・・

今回はこのアゴまでの高さに仕上げる事になりました。もちろんバルコニーは勾配がありますので、高さは100mm~170mmくらいまでの高さになります。

残るはベンチサイズと収納するための仕様とテーブルサイズを打ち合わせて、現地調査・採寸は終了。

完成の写真は次回にて・・・・。

ウリンのバルコニーウッドデッキをイペ製に~豊島区~後編

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:その他, ルーフバルコニーウッドデッキ | 投稿日:2012年9月24日

タグ: , , , , , ,

前回は「何故イペ材がバルコニーウッドデッキに向いているのか?」で終わりましたので、この続きから。

すき間を開けたすのこ状のウッドデッキは、そのすき間から下へ土やゴミが落ちてしまいます。それじゃ、すき間なしで施工すればいいじゃないかという事になりますが、多くの天然木材は湿潤時に膨張するためどうしてもすき間を開けて施工しないと、雨が降った時に隣同士の板がぶつかり合って反る現象が発生します。

十年以上前にデッキ材として使用されているハードウッド4種類でこの湿潤時の膨張試験の結果、イペのみが幅方向では1%以下、他の材は2~6%という試験結果となりました。ちなみに長さ方向ではイペ材の膨張率はゼロでした。

この試験データを基に、すき間なしのバルコニーデッキを十数年前に製作施工し始めたのですが。

失敗したバルコニーウッドデッキ

失敗したバルコニーウッドデッキ

ウォー!大きくうねっています。大失敗でした。

材料の室内での試験値だけで物を設計製作し、工事をすると失敗するという教訓の典型例です。「事件は現場で起きているんだぁ~!」と誰かが叫んでいましたが、全くそのとおりでした。・・・トホホ。

この後、製作方法、施工法を何度か改良し、ようやく現在のバルコニーウッドデッキを提供できるようになりました。それでもちょっとでも油断すると、上の写真のようになってしまいますので、慎重に製作・施工を心がけています。

バルコニーウッドデッキも材料+設計+施工の三拍子が揃わないと、ヤッパリうまくいきませんね!

それじゃ、面倒くさい天然木を使うより、樹脂の人工木材をつ使えば?という疑問。・・・・ごもっともです。

人工木材は水に濡れても膨張はしません。・・・・・が、熱による膨張は半端でありません。幅方向では5mm開け、長さ方向では製品によって10mmも開けなければなりません。夏はこのように伸び、冬は逆に収縮するので、すき間はこの時期5mm以上になってしまいます。

すき間だらけのウッドデッキじゃなく樹脂デッキです。・・・・・こういう理由でテクノグリーンではバルコニーウッドデッキはイペ材でしか施工していません。

それでは、そのイペ製のバルコニーデッキの完成写真を。

イペのルーフバルコニーデッキが完成しました

イペのルーフバルコニーデッキが完成しました

前回のウリンのデッキと比較していただければ良く判りますようにすき間がほとんどありません。

別の角度からの完成写真

別の角度からの完成写真

フローリング並の仕上がりです

フローリング並の仕上がりです

今回は周囲3面を幕板を廻して仕上げています。綺麗さが違うし横からのごみ対策にもなっています。幕板幅はテクノグリーンオリジナルの150mm幅を一枚使用です。

ウッドデッキと壁との取り合い

壁との取り合い

壁側というか建物側との取り合いも、もちろんすき間無しでの施工です。

このように、すき間が0~2mmのデッキと5mm以上あるスノコ状のウッドデッキの違いがお判りになりましたでしょうか?

0~2mmのすき間だと、室内と同様に掃除機を掛けていただくだけで、ほとんど下へゴミが落ちることは無くなります。今回のお客様はこのメリットの為に、まだまだ使用できたウリンのウッドデッキを取り外し作り直しました。・・・・そのくらいスノコ状と隙間なしでは価値が違います。苦労してこの隙間なしタイプを開発したのも、一番最初のお客様から「ゴミが落ちて虫の棲家になるので、すき間無しで施工してください」というご要望がきっかけでした。

そして今回のお客様からも、施工完了後メールで

「先日は、施工ありがとうございました。

以前に設置されていたものと比べても、すき間も無くデッキの感じが非常にここちよく、
バルコニーに出るのが楽しみになりました。
以前のものもハードウッドではありましたが、なんとなく今回のデッキの
方が柔らか味を感じます。」

M様メールありがとうございました。これから心地よくウッドデッキライフをお楽しみください。

テクノグリーンバルコニーデッキのお問い合わせや無料の資料請求はこちら。イペ材サンプルも無料でお送りしています。

またホームページのバルコニーウッドデッキも御覧ください。