投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年7月21日
タグ: イペ, ウッドデッキ, 一戸建て, 人工木材, 狛江市
狛江市に一戸建てを新築計画中のお客様から、昨年末にお電話いただきました。
「これから家を建てる計画中ですが、庭のウッドデッキを図面から見積もりできますでしょうか?」
その後、家の計画図面にウッドデッキの施工範囲を書き加えてメール送付いただきました。
工務店からは、どうも人工木のデッキを提案されていたようです。
最近は大手のハウスメーカーも地元との工務店も人工木のウッドデッキを勧めるようですが、その理由は下請けの外構工事屋さんは天然木のウッドデッキは不得手で、人工木デッキですとプラモデルを組み立てる要領で簡単にできるからなのかな?と思ったりしています。
実際、人工木のメーカーに仕上がりサイズだけを連絡してやると必要な部材、部品を拾って材料の見積もりを出してくれるので楽ちんなんです。
ただ、ちょっとでも規格外のプランになるとえらく高くなったり、素材の特性から出来ない事が多すぎて面白くない!お客様を満足させれない!・・・・・・・そんな理由もあって当社では人工木のデッキ施工はやめました。(そもそも人工木は”ウッド”ではないので、ウッドデッキ専門施工会社のテクノグリーンが人工木を使うのはおかしくない?と遅ればせながら気が付いたんだけど)
この掃出し窓前にフェンス無しのウッドデッキをご所望。
当初は、出幅はこの袖壁までの予定でしたが、少々狭いのでは?という事で現調後に変更。
それでは施工完了後の写真から。
幕板を下まですき間無しに。これはお客様の強いご希望でしたが、人工木では熱膨張しますのですき間無しはできません。
こちらは幕板無しの簡易ステップ。現調時に追加注文された物ですが、これも人工木では結構な価格になったかも。
家の壁までピッタリと張られたイペのウッドデッキ。人工木は膨張するという同じ理由でピッタリと床板を張る事はできません。ホント制約が多いんです。
家そのものもデザインや素材にこだわって建てられていたお客様。やっぱりウッドデッキにもこだわりますよね。
次回はマンション大規模修繕時のルーフバルコニーウッドデッキ保管サービスの紹介です。