ウッドデッキが先か?室外機が先か?~足立区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年4月25日

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最近、マンションのベランダウッドデッキ施工をご希望のお客様からいただくご質問で一番多いのがコレ!

今回、足立区の新築マンションへご入居予定のお客様からも、このご質問をいただきました。
「ウッドデッキはエアコンの室外機設置前に据え付けしたほうがよろしいでしょうか?ウッドデッキの上に室外機を載せると室外機から出る水がデッキの上に流れるとよくないのではないでしょうか?」

お客様はインテリアオプション販売会でタイルを薦められた(というか、タイルしか販売してなかったそうです)ので、室外機の水はタイルを濡らせてしまうので、ウッドデッキも同じかと思っていたのかもしれません。

ところがどっこい、テクノグリーンのバルコニーデッキAタイプは、高さ調整できる工法なので二重床となっています。つまり下に空間があるのでホース・パイプ等の配管が可能となっています。
ウッドデッキのみならず、下地のコンクリートも濡れないように排水溝まで配管してしまいます。

今まで、床を濡らすかドレンホースを溝まで横断露出させるかの二者択一しかなかったのが、これで一挙解決。・・・・・・ウッドデッキのいいところは、こんなところにもあります。

施工前のベランダ全景

施工前のベランダ全景

 

 

掃出し窓前の高さ

またぎ構造の引違い戸

 

こちらの窓は”またぎ”断面ろなっていますので、掃出し窓ではなかったのですが、避難ハッチもあるので二重床構造のウッドデッキで10cm高さに仕上げます。

 

エアコンホースの出口

エアコンホースの出口

 

上と下の2ケ所にエアコンホース出口が2か所あります。ここには2段ラックを置いて室外機が2台重ねる予定だそうです。

 

ホースカバー

このようにエアコンのホースは初めからこのカバーから出てくるようになっています。
これに室外機を接続してしまうと、もう動かす事はできませんね。

2台重ね用のラックと室外機2台分の重量をお聞きして、この部分は重さに耐ええるように下の根太を補強して設計します。

 

施工後のウッドデッキとドレンパイプ

施工後のウッドデッキとドレンパイプ

 

施工が完了しました。2本の飛び出したドレンパイプ。室外機を設置したら室外機からの排水パイプをこれに差し込むだけでO・Kです。

 

排水パイプとの取り合い

排水パイプとの取り合い

 

上からきている排水パイプとの取り合いはこんな感じ。パイプの位置によってはできない事もありますが、極力すき間ができないように施工しています。

 

最後に完成しましたウッドデッキの全体を。

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ウッドデッキの逆サイド

ウッドデッキの逆サイド

 

こちら側にも1本ホースが。
合計3台の室外機が設置されるんですね。それで同じようにドレン用のホースを床下に敷設させていただきました。

さぁ、後はエアコンの設置を待つだけです。・・・・・大変な引っ越しも残っているようですが。頑張りましょう!

 

今回のお客様とは、昨年から「バルコニータイルにするかウッドデッキにするか?」とか、この「室外機設置とウッドデッキの順番」、「2段重ねラックの重量の問題」、「ウッドデッキ施工日、室外機設置日、と引っ越し日のスケジュール」等々をメールで何回かやり取りしまして、今回の施工に至りました。
テクノグリーンではマンションだけで600ケ所以上の施工経験がありますのでそれを基に、内覧会時の採寸する時間の決め方を初めとして施工日までの段取り方法、からみのある他の業者との打ち合わせ方法までアドバイスさせていただきます。

お早目にご相談いただくと、スムーズに進み「後悔しないウッドデッキ施工」となります。

ご検討中の方は、お早目にお問い合わせください。

社屋ビルの3階バルコニーへ~足立区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年4月20日

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今回は東京都足立区の三階建て鉄骨コンクリート造のビル。その三階部分にあるバルコニーウッドデッキ施工例の紹介です。

ちょうど一年前の今頃に、これから着工する予定というビルのルーフバルコニーウッドデッキ見積もりの依頼を建設会社から、いただいていていました。
今年になり、「建築中だけど現場採寸ができるようになった」との事で、現場へ。

 

工事中の建物

工事中の建物

 

ご覧のように、まだまだ工事中で外壁も完成していなくて足場も残っています。

3階のバルコニー部分

3階のバルコニー部分

 

バルコニーの防水工事は終わっていますが、その保護工事はこれからです。また壁の化粧仕上げも終わっていませんが、これらの仕上げ厚みを聞きまして設計することに。
この段階までの仕上げ寸法は、ほぼ図面通りで矩もしっかりとでています。

当たり前だと思うかもしれませんが、最近マンションのバルコニーの採寸をしていると、この「矩が出ていない」、つまり直角の四方形になっていないところが度々で泣かされています。
今回のように図面通りの仕上がり寸法だと気分がいいもんです。・・・・これだど、最終の仕上がりを採寸しなくても仕上がり寸法は計算上で間違いないでしょう!

 

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上の屋上へ上がる階段の土台部分や、設備機器の設置土台等のヤクモノ処理方法と施工日程を打ち合わせして現場調査は終了。
終了後の雑談でよくよく聞いてみましたら、ご依頼いただいた建設会社さんの「自社ビル」との事。1~2階は社屋で3階は住居スペースとなってるそうです。

こちらの会社では鉄骨から木工事、内装までほとんど自社の職人で行い、今回も当然、自社ビルを自社職人ですべて施工。・・・・・・・でもウッドデッキの工事部はないので、専門の当社へ依頼されたそうです。
また建設業ですので、木材にも詳しくイペご指名での見積もりとなりました。・・・・・建設関連の仕事をしていてご自分の家でウッドデッキを作られる方は、このようにイペ材を指名する事が多いような気がします。あくまでも当社の経験からですが・・・・

マンションの個人宅のバルコニーでは当然、全ての工事が完了してからのウッドデッキ工事になるのですが、こういう場合は竣工前にの施工となります。
何が違う?って。
それは、他の工事が残っていて、それらの工事とのカラミや日程の調整が必要となります。今回はその辺のところは、スムーズにいきまして。

 

奥側から見たバルコニー

 

中間から奥側

中間から奥側

 

右側に見えるコンクリートは空調設備機が置かれる場所です。まだまだ竣工に向けて工事が残っています。足場もまだありますネ!
出幅が2.4m、延長は14m強の大きさです。エレベーターは無いので、3階まで外階段を使用しての搬入。合計重量は1トン弱。
搬入は人海戦術だったので、施工は都合2日間。工場でほぼ製作済でしたので、エレベーターがあったら1日で終了してたかも?・・・・・こういう現場は早さも命です。

入口側に住居スペースの玄関がり、奥側はリビングの掃出し窓で、このバルコニーで繋がっています。バルコニーウッドデッキというよりは外廊下という雰囲気です。
「江戸城松の廊下ではなく、イペの廊下」・・・・・あんまり受けそうにもないオヤジギャグでした。。。。。

 

 

室内から1

室内から1

室内から2

室内から2

 

室内からこうして見ると、やっぱりルーフバルコニーのウッドデッキですネ。外廊下ではありませんでした。

実はこの廊下じゃなく、バルコニーはL字型となっていて室内を囲むように、もう1面あります。

 

ウッドデッキの端部

ウッドデッキの端部

 

もう1面の仕舞い部は、このように幕板で化粧して終了しています。

引き渡し後3日ほどして、お客様から「やっぱりコンクリートよりウッドデッキが良いので、もう1面も施工したい。できれば竣工前に・・・」

追加したバルコニーデッキ

追加したバルコニーデッキ

 

こちらは横張りにしていた方向は合わせました。出幅こそ1m弱ですが、延長は10m以上。こちらは工場製作は1日。現場での施工は半日で完了。なんとか竣工検査前には間に合いました。

 

以前はマンションの共有部分の中庭ウッドデッキやら公共施設のウッドデッキやらを多く施工していたのですが、元請の監督の工程管理や前工事の仕上げ精度が下手くそだと、次の工事の下請けにそのツケが廻ってきて苦労したもんですが、今回はその点、楽でした。急な追加工事がなければもッと。

でも、竣工に間に合ったし、喜んでいただけたので良かったです。ホント。

ご両親の新築マンションへウッドデッキを~足立区~

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ | 投稿日:2013年4月24日

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昨年、千代田区新築マンションのルーフバルコニーへウッドデッキを施工させていただきましたお客様から、「昨年、テクノグリーンさんで、ウッドデッキを施工していただ〇〇ですが、大変気に入って使わさせていただいています。今回、両親が足立区で新築マンションを購入しましたので、同じようにウッドデッキを・・・・・」

とういことで、さっそく引渡し済みのマンションへ・・・・。

調査時のベランダ

ベランダの奥行きは、およそ2m。たっぷりとあります。

掃出窓とベランダの画像

掃出窓とベランダ

窓サッシの下枠からベランダまでは、数センチしかないのですが、室内フローリングからは12.5cm。

スロップシンクとベランダの画像

スロップシンクとベランダ

スロップシンクと外水道が付いています。これは便利だそうです。私は実際使った事があるわけではありませんが、ウッドデッキ施工をした時に、よくお客様から聞かされます。

混み入った避難はしご部分の画像

混み入った避難はしご部分

端部に近い所に避難はしごやパイプや訳のわかんない出っ張りがあります。

お客様からは、「昨年作っていただき、テクノグリーンさんの腕は良く判っているので全てお任せします。ただ両親は高齢なので、フローリングと同じ高さでバリアフリーに作ってください。」

合点承知、とは返事をしましたものの・・・・・・この写真のように、いろいろとゴチャゴチャした位置関係のお陰で、設計するにあたり苦労しました。(本当は、ほんのちょっぴりいつもより考えただけですが)

マンションを設計している皆々様、「ウッドデッキ施工業者の事もじゃなく、お客様の使い勝手をもう少し考えてベランダを設計してもいいんじゃない?」と、私は声を大にして言いたい!・・・・前にもこのブログで書いたけど。

まぁ、「どのように施工するか悩むのがプランナーの仕事だろ」と言われてしまえば、それまでですが・・・・。

ともあれ、施工の親方と協議を重ね、出来上がったのこのウッドデッキ。

いつものベランダデッキ

こちらは、いつも通りのウッドデッキ。パイプ廻りは丸くカット。

室内から見たベランダウッドデッキ画像

同じ場所と室内から

もう一方のウッドデッキ

いろいろとゴチャゴチャしていた所もご覧のように無事に納まりました。出来上がってしまうと、なんてことなさそうですが、見えない下の構造部分では「血と汗と涙の結晶」が見て取れます。・・・・・・自分で言うか?

同じく室内から見たウッドデッキ

う~ん。これだけじゃ、あんまり苦労した跡はみえませんネ!「苦労した」下の構造をお見せしたいのですが、職人も施工中は神経を集中していたので、写真は撮れずじまい。残念。

ゴチャゴチャした部分も隠せたし、お客様ご希望のバリアフリーにも仕上げられたので一件落着。

これで今回の紹介は終了。次回は同じベランウッドデッキでも戸建二階部分へのベランダウッド施工例の紹介予定です。お楽しみに。

マンションベランダウッドデッキの詳細はHPで。資料・サンプル請求等のお問い合わせはこちらから。