投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事, 2階建てバルコニーデッキ | 投稿日:2021年7月25日
タグ: 2階建てウッドデッキ, あきる野市, イペ, 東京, 腐朽
5年前にルーフバルコニーのウッドデッキを施工させていただきましたお客様からメールをいただきました。
「2016年に、品川区のマンションのルーフバルコニーにウッドデッキをお願いしました、○○と申します。
その後、ウッドデッキでご飯を食べたりと、大活躍しています。
さて、今回は私の実家のバルコニーの件でご相談があります。
25年前くらいに建てた実家なのですが、2階の木製のバルコニーが腐ってだいぶ危険な状態になっています。
床が所々抜けてしまい、手すりも一部落下してしまっています。
(写真がなくてすみません。)
私の家で作ってもらったイペ材のウッドデッキがとてもいいので、実家のバルコニーもイペで作り直したらいいのではと思い、問い合わせさせていただきました。
だいぶ広いのと、柱部分も施工してもらわないといけないので、予算がどれくらいかかるか分からないため、添付の図面にて一度お見積りをいただければと考えております。」
送付いただきました25年前施工時のウッドバルコニー図面から見積もりをさせていただき、その後ご実家の都合日を打ち合わせしまして現地調査へ。
既に一部のフェンスは崩落していました。
根太も腐り、梁との接続部も腐り繋がっていない状況です。
10年経過した頃から腐朽が進み施工した会社では構造部分の補強を何度かされたそうですが・・・・・
2階建てのウッドデッキは構造部分の方が先に腐りやすく、なおかつ部材の交換や補強で修繕するのは難しい事を理解されていないケースが多いです。
構造部分が腐っているので、床も斜めになっています。上に置いてある室外機部分はいつ床抜けが起こるかわからない状況です。
お客様も、10年くらいはこのバルコニーへは出ていないとの事でした。
・・・・さすがに調査でもこの部分には行けなかったので遠くから写真の撮影。
今回は解体時に上へ乗れない、ウッドバルコニーが家と接合されているという悪条件下での解体撤去となります。
解体の作戦を考える為に、事前に解体・施工に入る職人の親方が下見をしてから施工へ。
撤去後、新設しましたL字型の2階建てウッドデッキ。
以前のウッドバルコニーより、あまり使われない部分を縮小して施工。
フェンスデザインは既設と同じように、広い庭にある樹木を見渡せるようにすき間を大きく、幅狭の横板としました。
施工ご依頼主のお客様からアンケートで、
「思っていたより短期間で済んで、とても助かりました。」
その数日後には、最初にメールをいただいたお客様から、
「お世話になっております。あきる野実家のバルコニーの施工、ありがとうございました。
先日、実家に行って見せてもらいましたが、とてもいい感じで、
父もバルコニーに座椅子を出して読書するなど、早速満喫しているようです!」
と、下の写真とともにメールをいただきました。
これで2階建てウッドバルコニー取り換え工事の紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。