1年ほど前にマンション1階のウッドデッキ資料請求をいただいていたお客様から現地調査依頼をいただきました。
新築マンション販売時の棟内モデルルームを購入されたそうで、このウッドデッキは初めから設置されていたそうです。
一部タイル張りでライトも埋め込まされ、なかなかおしゃれなんですが、使用されている木材は防腐注入木材で一部に腐朽が見られます。
ウッドデッキ本体が高さを嵩上げした物ではないので、このように室内との出入り用にステップが置かれている仕様でした。
まぁ、こういうデザインもありなんですが、お客様はこのすき間が大きくウッドデッキ下へゴミが溜まるのが気になって仕方がないという事ですき間なしのイペで!とご注文いただきました。
・・・・・・上の写真と下の写真ですき間を見比べてみてください。
元のウッドデッキを撤去し、その日に新しいウッドデッキを設置完了。お客様のご希望で今回は塗装タイプです。
ライトは当然ながら腐っていませんので、新しいウッドデッキに取り付け再利用。
高さはサッシ高さに合わせ段差解消。元のウッドデッキより10cm以上高くなっています。
基本的には元の施工範囲と大きな変更はないのですが、元のウッドデッキでタイルが張ってあった部分は、あまり利用しないとの事で今回はカット。
その代わり室外機を置いてある部分は新たに増設して、室外機を上へ載せて施工完了。
これでマンション1階テラスウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。
前回に続きまして戸建てのバルコニーウッドデッキの紹介です。
今回は、前回の2階バルコニーの上階で3階のバルコニー。2階のお部屋の屋根にあたりますので、正確にはルーフバルコニーです。
屋上とルーフバルコニーの違いは、その階に居住空間があるかどうかですが、こちらは浴室がありますのでルーフバルコニー。
浴室前のルーフバルコニーにウッドデッキと目隠しウッドフェンスが施工されていましたが、こちらも2階のウッドデッキと同様に腐っていました。
フェンスは斜めルーバーで支柱に斜めの切込みをつけて差し込んでいましたが、その部分に水が溜まりそこから腐り始めています。
・・・・屋外で木組みをする時は、絶対にやっちゃいけない方法なんですが。
ルーフバルコニーへの部分施工です。
新たに施工しましたウッドデッキと目隠しウッドフェンス。目隠しフェンスの高さは1.8m。
目隠し&風通し良くとのお客様のご要望に対し、4cm幅のイペ材を裏表からりゃんこ張りで仕上げました。
置いてあった鉢植えも元に戻して完了です。
これで戸建てのルーフバルコニーウッドデッキ&ウッドフェンスの紹介は終了。次回は戸建ての庭ウッドデッキを。
渋谷区の戸建て住宅へお住いのお客様から、ベランダウッドデッキの資料・写真集を請求いただきました。
「既存のデッキが12年となり腐ってきたため張り替えを希望しています。
2ヶ所で希望箇所の広さが1階3.6m×3.6m 3階2.7m×3.0mとなります。」
資料と戸建て既設ベランダへのウッドデッキ施工写真集とご連絡いただいたサイズからの見積書を郵送しましたところ、
「送付いただいたサンプルのイペで是非、張替をお願いしたいので現調査をお願いします。」
と、お電話をいただいて、
2階のバルコニーです。2階とは思えないほど”庭”になっていました。
植栽もされていてウッドデッキは土と接しています。木材はレッドシダーでしたので腐るのも無理はありません。
床板の木口は、ほとんどが腐ってきています。
これを全て撤去しイペ製のバルコニーウッドデッキへ。
完成後の2階バルコニーウッドデッキ。
室内から見たウッドデッキ。
上階のルーフバルコニーから見たウッドデッキ。
というところで、2階のバルコニーウッドデッキの紹介は終了し、3階のルーフバルコニーウッドデッキは次回で。