横浜市のマンションにお住まいのお客様からお問い合わせいただきました。
「マンションバルコニーのウッドデッキとウッドフェンスを検討してます。子供がまだ小さいので転落防止のためです。
よろしくお願いします。」
その後マンションの間取り図面を送付いただき、見積書をメールで。
「お見積もりありがとうございます。
前向きに検討したいので、お手数ですがマンションにお越しいただき、バルコニーを確認していただけますか?
日程は土日以外でも可能な日もありますので、候補日をいくつか出していただけますか。
それから、バルコニーの画像を送りますので確認ください。夜撮影したので見にくいかもしれません。
バルコニーの外側が、大人の腰辺りの高さで段差があり、子供が登ると危険なので、フェンスを検討してます。
段差壁の前にフェンスを設置するイメージでしょうか。
一番良い方法を教えてください。」
とメールに下の写真を送付いただきました。
ん~、これはフェンス壁の前面が一段低くなっていますので、確かに小さなお子様が登ってしまう可能性が大きいですね。
事前に写真を送っていただいたので、施工するにあたっての必要な調査ポイントを調査担当者と打ち合わせをしてお伺い。・・・・・・マンションウッドフェンスはウッドデッキと違い、現場ごとに施工方法が変わってきますので、チェック・採寸ポイントも変わってきます。
こちらのマンションのベランダは室内から約20cmほど下がっています。ウッドデッキは室内高さに合わせて施工。
こちらが採寸時のフェンス部写真。
ウッドデッキで床が高くなることを加味した上で、今回のウッドフェンスの目的である転落防止としての高さとデザインを打ち合わせ。
デザインは資料請求時に送付していました写真集の中のひとつからお選びに。
腰壁を隠すと同時にお子様がよじ登れないような板すき間で横張り。上部は暗くならないように大きなすきまで狭い板を張りました。・・・・・・・お子様向けの転落防止には、このデザインが向いていますのでお勧めしています。
設置されていた室外機は上に30cm以上あがりましたので、
このようにウッドデッキの上の設置することができました。
室内から見たウッドフェンス。しっかり転落防止用としての高さは確保していますが、そんなに圧迫感はありません。
マンションベランダでウッドフェンスを設置する目的は
1)対面建物からの目隠し
2)コンクリートの腰壁隠しの化粧
3)ハンギング目的のウッド化
4)転落防止
のいずれかか、あるいはこれら目的を2つ以上兼ねて施工されます。
今回のお客様の目的は”転落防止”の1点のみでしたが、ウッドデッキと共に出来上がるとベランダの雰囲気が全く別世界になった事にも気づかれたと思います。
こちらのベランダの横幅は11mと長かったのですが、ウッドフェンスも含めて1日で施工完了。
マンションの場合ウッドフェンスのみで施工するとそれなりの価格になってしまいますが、ウッドデッキと同時施工しますと施工方法の関係からこのように施工時間も短く単独で施工するより3割くらい安くなります。
マンションベランダのウッドフェンス&ウッドデッキの紹介はこれで終了。次回は庭のウッドデッキ取り替え工事です。