セカンドハウスのウッドデッキ・四街道市にて(後篇)

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投稿者:technogreen | カテゴリ:別荘地ウッドデッキ | 投稿日:2011年6月30日

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え~っと、確か前回はこのブログを書いた理由をお話するところで終わってしまいましたので、そこから始めます。

お客様から電話で問い合わせがありました。

お客様「樹脂製の人工木材のように、10年保証がついた天然木材のウッドデッキはありますか?」

私「はい。イペ製のウッドデッキなら天然木材ですが10年保証できます。しかし人工木材では10年保証はできません」

お客様「えっ。人工木材は10年保証できないんですか?」

私「ええ。TX社、Y社、S社、TK社の大手エクステリアメーカーが販売している木粉入り樹脂の人工木材はカタログにも2年間の保証となっていますので、当社のような施工会社が勝手に10年保証を付けて施工を請け負うには、勇気が要ります。私は勇気がありませんので、メーカーカタログ通り、2年間保証にさせていただいています」

かいつまんで書けば、このような電話でのやりとりでした・・・・・。

テクノグリーンは施工会社でウッドデッキ材の販売会社ではありませんので、どうしてもお客様から頼まれれば人工木材での施工もしますし、今まで数件施工もしてきました。しかし人工木材での施工には10年保証は付けていません。

宣伝文句には「耐水性にも優れ、天然木材と比べ腐食や割れ・反りに強くシロアリの被害もほとんどありません。

と、このように書いてありますが、どこにも10年保証しますとも書いていなく、たいていどのカタログ・パンフレットにも最後に当社製品は2年保証ですと書いています。・・・・私は、いつも最後からカタログを見る悪いクセがあります・・・・

この文言を解釈しますと、「ほとんどないけど、可能性はあるので10年保証していません。」メーカーはしっかりと自社製品を理解しているのです。・・・そして、後々めんどうが起こらないように・・・・。

今回、施工しましたお客様も、当社より先に、外構工事店から見積もりをとっていたお話で、樹脂製のウッドデッキで一度は検討したみたいでした。10年保証に相当こだわっていましたが、最終的に当社のイペウッドデッキに決めた理由は私にもわかりません。

ただ、週末に都会の喧騒を離れ、山間の暮らしを楽しむ場に、り天然木材のウッドデッキを選んだ事は正解じゃないでしょうか?

それでは、天然木材のウッドデッキ施工写真をどうぞ。

上から見たイペウッドデッキ

 

イペ材は、おおむねこのくらいの色違いがあります。自然の木という感じダヨネ!

下の防草シートはお客様施工

 

いつもの通り、幕板幅は150mmを使用です。これが床板幅と同じだと、デザイン的にチョット・・・・。

横から見たフラットデッキ。いい感じデスネ!

 

やっぱり、別荘には天然の木材使用のウッドデッキが合います。

10年保証のイペ製ウッドデッキについての詳しい資料とイペサンプル請求はこちら

腐ったウッドデッキはリフォーム(完成篇)

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投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2011年5月19日

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昨日の続き、我孫子市の庭ウッドデッキリフォームです。

当初、腐朽している床板のみの交換も考えましたが、当然のごとく根太も腐ってきていたし、1~2年の内に他の床板も腐るのは確実の状況でした。何回にも分けて交換するほうが、かえって高くついてしまいます。

お客様も全面取り換えをご希望でしたので、同じ大きさ・仕様にリフォームする事を決定しました。

既設のウッドデッキの解体・撤去・産廃処理も含めてお請けさせていただきました。

解体・撤去前の鉢物の移動、仮置きの方が時間が掛ってしまうくらい、鉢植えが多かったです。

それでは、完成写真をどうぞ。

施工完了後 さっそく鉢植えとハンギング

床板は横張り、継ぎめは千鳥貼りです

今回は建物に対し横張りをご希望でした。その延長は6mくらいになりますので一枚板ではありません。

従いまして、そこで出てくる板継ぎ部は千鳥貼りとしています。

掃き出し窓前も鉢物で一杯

こうしてウッドデッキの上に鉢物を置いてみると、鉢の緑と天然木材とはマッチし、安らぎ感を与えてくれます。

これが無機質な人工木のデッキでは???。

今回のように幕板をつけない場合は、なんせ、束や根太がアルミですので、正面から見たらアルミのデッキみたいになっちゃいますもんネ!私はあのアルミ製の束がキライです。あれだけでせっかくの景観を台無しにしてしまいます。

人工木のウッドデッキを途中で考え直したお客様のセンスははスゴイ!

もちろん、出来上がったイペ製のこのウッドデッキには大満足していただきました。

次はウッドフェンスの施工写真です。

イペ製の横板目隠しフェンス

横板目隠しフェンスも全て交換しました。

道路をはさんだ隣家からの目隠しを兼ね、ハンギングバスケットができる横板のすき間にて施工しています。

ウッドフェンス前の植栽とハンギングに植えられた緑(すいません花の名前はわかりません。植物に関する知識はゼロです)にフェンスが溶け込んでいい感じです。目隠しフェンスはやはり、「自己主張しない天然木」が最高です。

他の木製フェンスの施工例はこちら。

イペ材のサンプルとウッドデッキの資料は無料です。(地域限定となります。詳細はホームページで)

腐ったウッドデッキはリフォーム(前篇)

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投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2011年5月18日

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1月に続いて、また我孫子市での庭ウッドデッキのリフォームの紹介です。

1月のお客様と同様に、8年ほど前に家を増築された時にウッドデッキも大工さんに作ってもらったそうです。

今度は腐らない木粉入り樹脂の人工木を検討し、ホームセンターまで行って見積も依頼しようと思ったのですが、実物サンプルを見て断ったそうです。・・・・・・それは何故か?

その答えは写真を見てから・・・・・。

木口から腐っています

既存のウッドフェンス

ウッドデッキ周りの植栽

幕板は付いていません

ご覧ののように幕板は付けていませんし、板と板の間も十分に開けて下部に湿気が溜まらないような工夫はされて施工はされています。が、腐ってしまいました。

使用されている材は、ここも米栂の防腐剤注入木材です。現場でカットされた木口から腐朽が始まっています。また鉢植えを置いてあるところもほとんど、完ぺき腐朽という状況でした。

横板木製フェンスは、横板はまだまだ使用できそうでしたが、残念ながら主柱2本が根元から腐ってきていてお客様は全て交換してほしいとの要望でした。これは施工法の間違いで、柱を入れる部分がへこんでいる束石?基礎石?に問題ありでした。

この製品は施工するには非常に使い勝手がいいのですが、柱下部に水が溜まりますので、柱は毛細管現象でドンドン水を吸い上げ、あっという間に柱根元を腐らせてしまいます。どうしてもこの束石を使用する場合は施工後に後処理をしてやる必要性があります。

あっ!忘れていました。

何故、お客様が人工木の見積もりを断ったのか!

それは写真をごらんいただければお判りのとおり、お客様はガーデニングが趣味で庭一面、いろいろな草花と植栽でいっぱいです。

そういう自然な草花と、「人工木は合わない!」とサンプルを見て感じたそうです。

樹脂製人工木は良い悪いの前に、感性に合わない!趣味ではない!センスが違う!という方がけっこういらっしゃいます。

そういう私もその一人で、耐久性では悪くはないのですが・・・・。

というところで、感性に合った天然木材イペ製のウッドデッキ感性偏、いや「完成編」は次回へつづく。

イペ材のウッドデッキについての詳細はこちら。