投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年3月28日
今回の紹介は千葉県流山市の新築戸建での庭ウッドデッキです。
昨年の5月に新築のご計画した時点でウッドデッキを付けようと、いろいろとネットで調べられてテクノグリーンへお問い合わせいただきました。
ウッドデッキだけは外構工事とは分離しましてのご注文です。最近は、このようにウッドデッキだけは当社のような専門工事会社へ発注するお客様が増えています。
それでは、施工前の現地調査の写真から。

施工前
新築の家はもう完成していましたが、外構工事はこれから。

施工予定場所
この両サイドの壁に囲まれた全面にウッドデッキをご計画。間口は約8m。
出幅は、お客様と現場で打ち合わせしまして決定。ウッドデッキ下部分は土間コン仕上げ。その工事は他の舗装工事と一緒に外構工事屋さんが。

軒天にリング金物
2階部分がバルコニーになっているのですが、その下の軒天にはこのような金物が3個。これの使い方はのちほどの写真で。

ウッドデッキ完成
下地の土間コン施工の完了の連絡を受けて、ウッドデッキの施工へ。
お客様のご希望で塗装タイプ。イペ材は塗装しますと屋外で使うのはもったいないほど豪華な仕上がりとなります。また幕板は下まで張り込みましたので、まるで舞台のような感じです。
お客様からも完成後「施工ありがとうございます。非常に満足しています。」と、メールをいただきました。

ウッドデッキ全景
ウッドデッキが完成して残りの庭部分は、また外構工事屋さんの仕事となります。どんな風なお庭になるのか気になりますね~。

右サイドの階段
こちらは右側に付けた階段。幅が8mありますので両サイドに階段を付けています。

階段とタープ用金物
右側の階段と幕板に付けた金物。
そうなんです。先ほどの写真にありました軒天に付いていた金物と、こちらの金物でタープを掛けれるように初めから設計されていたんですネ。素晴らしい!!!
ウッドデッキにタープ用金物を取り付けるのは簡単なんですが、家側に付けるのは後付では色々と問題が生じますが、このように初めから付けてあると楽勝ですもんね。
これから新築をお考えの方は、参考にされたら良いと思います。最近の夏の暑さを考えるとタープの効用は大きいですから。
今回はタープを上から下へ垂らす取り付方法となりますが、天幕のような張り方はこのブログでもなんどか紹介してますようにウッドデッキの上部にフレームを廻して、それに金物を取り付ける方法があります。
このような施工例写真集と今回使用の木材イペのサンプルを地域限定ですが無料で送付しています。お問い合わせはこちらから。
千葉県市川市のマンションへお住まいのお客様からご注文いただきました。
バルコニーのデッキと一緒にウッドフェンスも!といことで久しぶりにマンションの打ち合わせに。
マンションに近づくと、なんか見覚えがあります。・・・・・・・・なんと10年ほど前に取引があったゼネコンさんから「ウッドデッキじゃないんだけど施工してもらえるかな?」
と頼まれて施工したのがコレ!

ガラスに貼ったレッドシーダー
ガラス製のエントランスにレッドドシーダーを貼るとういう工事でした。
このマンション設計のデザイナーが、こだわりを持った方で材質・色・板幅等で数回の打ち合わせを持った事を思い出しました。
同じゼネコンさんの違う現場(やはりマンション)で中庭へレッドシーダー製のパーゴラを施工した事があって、その縁でご指名いただいたようです。
この頃、盛んにレッドシーダーがウッドデッキに使用されていた時期なんですが、テクノグリーンでは試験の結果から日本ではレッドシーダーのウッドデッキは無理という結論を出していましたので、施工していませんでした。
このときは、エントランスの入口通路で雨掛かりにならないところなので、請け負った記憶があります。
レッドシーダーでも無節材の赤身のみを選別し、塗装した材をガラスの両側から貼り付けています。強力な両面テープで。・・・・・ズレないように神経を使いました。職人達が。

エントランス内部
ちょっと幻想的な雰囲気ですね。扉もガラスでそこにも貼っています。
と、前置きが長くなりましたが、この懐かしいマンションでの今回はウッドデッキとウッドフェンス施工。

施工前のベランダ
屋根・庇がないので、こちらは正確にはベランダではなくバルコニーです。手摺はステンレス製となっていました。
こちらのマンションの新築時はもっぱら、エントランスのみの施工でバルコニーは一度も見てなかったんですが、こんな風だったんですね~。

逆サイドから
あまりにも殺風景なので、物干し場所にしか使われていなかったとの事。「ここを何とかして有効利用したい」というのが、お客様のご希望。

施工後その1

施工後その2
床はウッドデッキに、そしてステンレスの手摺もこのように木製フェンスへ変身。雰囲気が変わりましたでしょ?
これからはバルコニーが活用される事をねがいまして今回の紹介は終了。・・・・・いや~、それにしてもこちらのマンションは懐かしかったですネ!ガラスに貼りつけたレッドシーダーも皆無事っだったので安心しました。
テクノグリーンではウッドデッキには使用していませんが、頼まれて内部の造作でも何度かレッドシーダーを使っているんです。個人的には好きな木材のひとつですし・・・・・
千葉県松戸市でのウッドデッキのリニューアル工事の紹介です。
「ウッドデッキが腐ってきているので・・・・」と、お電話をいただきお伺いしました。
調査時の写真から、

ウッドデッキの正面
床板もあちこち腐っているのですが、気になったのは全体が歪んでる!

ボロボロの床板
床板。上を歩くにはちょっと抵抗があります。

腐ったクロスフェンス
クロスフェンスです。一時流行ったフェンスデザインですが、これは施工の仕方を間違えると一番腐りやすいデザインです。
腐りにくいクロスデザインにするには、水が溜らない構造に作る必要がありコストもかかり意外と高くなります。このような腐りやすい構造だと簡単で安く上がりますが・・・・・。
お客様からお話を聞きますと、10年前ほどに家の新築時に建てたハウスメーカーの大工さんに一緒に作ってもらったそうです。その後も何度か塗装はしていたそうですが。
そう。今回もまた大工さんに作ってもらったウッドデッキが腐っていました。私も月に1回くらいのペースでこうした「腐ったウッドデッキ」の相談を受け、見て回っているんですが8割が大工施工のウッドデッキ。
腐る主な理由は、(1)建築用の木材(2×4材)をそのままウッドデッキに使用(2)水が溜る構造に施工(3)荷重分散を考えていない設計(根太のみの構造)・・・・・これが使用しているうちに起きる歪みの元。頻繁に使用する部分が下がり歪んできます。
今回のウッドデッキは、まさにこの腐朽原因の三拍子が揃ったウッドデッキでした。
お客様は基本的には同じ大きさで、フェンスデザインは目隠し用途ではないので、重い感じがしなければという事で狭幅の横板フェンスをご提案。

狭幅の横板フェンス
手すりフェンスの高さは80cm。板幅5cmのデザインです。この細さでもイペですので強度は十分ありますので、フラワーバスケットをハンギングされても問題ありません。

ウッドデッキの内部
写真の先端側は道路ですが、敷地が1段高くなっていますので目隠しの必要もなく、丁度いいフェンスとなりました。

階段
階段だけは、以前のが踏み代が狭かったので広く緩やかにしたのですが・・・・・。調査の後から?点検パイプが取り付けられていてぶつかってしまいました。
後日、階段を小さい元のサイズに交換する事にしましたが、なんとか「蓋が開く」とのことで、このままに。・・・・・・家のシロアリ対策用と電話で聞いたのですが、これがベイト工法のステーション?
テクノグリーンのイペのウッドデッキはノーメンテナンスで腐朽とシロアリに対し10年保証をしていますので、これで塗装からは解放されます。
ところで、先週もまた腐朽したウッドデッキの調査へ行ったきましたが、同じように大工さん施工のウッドデッキでした。・・・・まだまだ大工さんへ施工を頼む方が多いんですね・・・・。