2回目の大規模修繕工事が終了しましたマンションへお住まいのお客様から
「ほぼ正方形(2600×2600)全面に敷詰めを希望です。
室外機、避難ばしごがあります。傾斜も多少あります。
大規模改修に対応できることが条件です。
イぺでお願いしたのですが、これでおおよその見積もりは可能でしょうか?
合わせて、御社の資料もご送付お願いいたします。」
と、お問い合わせいただき概算見積書と一緒に資料・写真集・イペのサンプルを郵送させいただきました。
「先日は、ご丁寧な資料とサンプルをご送付頂きありがとうございました。
他社のサンプルも取り寄せましたら、やはり御社の製品との違いは歴然でした。
表面のつるつる感や施工の美しさが他社と全く違い、経年劣化した時の状態も想像できました。
また、大規模改修時の対応も安心できると思いました。」
ウッドデッキ用の木材もいろいろありますので、こうして各木材のサンプルを入手して比較検討するのが一番かもしれません。
特にハードウッドの場合、だいたい品質と価格は比例していますので、品質で選ぶのか価格で選ぶのかの判断だけかと思います。・・・・悩むところですが。
特にすき間無し施工できるイペの品質でお選びになられたお客様から現地調査のご依頼をいただき採寸へ。
バルコニーサイズはご連絡いただいた通りの2.6m×2.6mの正方形。
避難ハシゴのハッチは4~5cmと通常より高さがあります。
窓の土台コンクリートも隠すように施工します。
2段積みの室外機。この状態で上に20cmくらい上に持ち上げてやらないとこの下にウッドデッキを施工する事はできませんが、今までの経験からしますとそれは重くて無理。
くり抜き施工となることをお客様に説明させていただきますと、
「施工時に室外機を取り外し、施工後に取り付けることが出来ましたら、
室外機の下にもウッドデッキを敷詰めることは可能でしょうか?
エアコン業者に問い合わせたところ、取り外しは可能とのことでしたので、ご相談させていただきました。」
と、いうことで施工日前までに室外機を一時取り外しての施工となりました。
2段室外機の下もご希望通りウッドデッキに。
コンクリートの土台もすっかり隠れ網戸の手前まで施工。
避難はしごのハッチも蓋で。これでバルコニー全体を広く使えます。
室内フローリングと同じように”すき間無し施工”のウッドデッキの出来上がり。もうほとんど室内の延長ですね。
施工数日後にお客様からメールをいただきました。
「先日は、施工頂きありがとうございました。
家族皆、大満足しております。
後、十数年以降の大規模改修工事の時に、またお世話になります。
経年変色も楽しみながら、過ごしていきたいと思います。
ありがとうございました。」
経年変色を楽しみながら過ごす・・・・素敵な心の持ちようですね。
それでは十数年後の次回大規模修繕時のご連絡お待ちしています。
次回は一戸建ての中庭ウッドデッキです。