8年前に世田谷区のマンション1Fテラスに施工させていただきましたウッドデッキのお客様から、
大規模修繕時の取り外し・保管・再設置のご注文をいただきました。
大きなタイルテラスへ部分施工していたウッドデッキ。マリンライト2個も取り付けていましたので、これも取り外し保管させていただきます。
室外機横の壁側に立っているのは、ライトのスイッチを取り付けた同素材のイペで作った柱です。
ウッドデッキの取り外し完了。
取り外したウッドデッキはトラックへ積み込み工場へ持ち帰ようとしていたところ、同じマンションへお住いの方から声が・・・・・
他社で施工した人工木デッキだが、取り外し保管してもらえないだろうか?との事で、お話を聞いたところ施工した会社は、保管・再設置のサービスはしていないとの事でした。
人工木は根太から外してしまうと、夏場は暑さにより保管中に下の写真のように曲がってしまい再設置ができなくなる旨を伝えてお断りさせていただきました。
取り外して1時間でこれだけ反ってしまい、もう元には戻りませんので再設置はできません。
これが当社で人工木デッキの施工をしない理由のひとつです。・・・・まだまだ他にも理由はありますが。
5か月後に大規模修繕工事終了のご連絡をいただきまして再設置完了したウッドデッキ。マリンライトも元通りに取り付けて。
お客様から保管中に行うオプションの高圧洗浄、サンダー掛け、塗装をご注文いただいていましたのでこのように変身したウッドデッキに。
室内から見た再設置後のウッドデッキ。上の写真の人工木と反りの違いを見比べてみてください。
これで大規模修繕時サービスの紹介は終了。次回は庭のウッドデッキを。
13年前に東京都港区のタワーマンションで施工させていただきましたお客様からお電話いただきました。
「半年後に大規模修繕工事が始まるので、その時のウッドデッキ保管費用を見積もりしてください。」
当社で施工したウッドデッキですので、当時の図面・施工データが残っており直ぐに見積もりさせていただきました。(通常は1日以内で見積もりさせていただいています)
このようにマンション管理組合から大規模修繕時工事の最初の説明があった時点の半年前から、早い場合ですと1年前にお問合せをいただく事もあります。
半年後、今回は十分期間がありましたので、ご希望の日にちで取り外しへ。
施工から14近く経過したイペのウッドデッキ。これを取り外し工場で保管します。
タワーマンションのせいか、大規模修繕工事期間が長く7か月の保管を終了し再設置されたウッドデッキ。
今回、お客様は基本サービスに加えオプションで高圧洗浄・サンダー掛け&塗装もご注文いただきました。・・・・これらの作業は保管中に工場で行います。
保管中の点検で腐朽等の問題はありませんでしたので、次回の大規模修繕工事までは十分使用に耐えうるでしょう!
これで大規模修繕時サービスの紹介は終了。次回は、マンション1階のテラスウッドデッキを。
13年前に立川市の新築マンションのベランダへウッドデッキを施工させていただきましたお客様からメールが。
「5月~12月でマンションの大規模修繕工事の予定です。
その為のウッドデッキ一時撤去とこれを機に塗装もお願い致したく見積りをお願いします。
(まだうちのベランダの修繕がいつになるのかわかっていません。)」
13年前に施工したウッドデッキでも、当時の施工資料や図面は残っていますので見積もりは直ぐに出ます。その数日後に、
「お見積り有難うございます。大規模修繕のschedule表を見ましたらベランダ工事は7月末以降の様です。
説明会等もまだですので暫しお待ちください。また別途ご連絡致します。」
それから、説明会後に取り外し日を打ち合わせをさせていただき、取り外しにお伺い。
取り外し前のイペウッドデッキ。13年も経ったウッドデッキとは思えないほど質感もしっかりしています。(表面のボロボロ感がありません)
取り外し後のベランダ。
そして7か月の保管中に工場で塗装しましたウッドデッキを再設置。
新品同様とまではいきませんが、塗装してやると色も蘇ってきます。
7か月の大規模修繕工事の足場が取れ、ベランダにもこうしてウッドデッキが戻ってくるとこれから新しい生活がスタートを切るような気分になりますね。
これで大規模修繕時サービスの紹介は終了。次回はマンションルーフバルコニーウッドデッキを。