今回の紹介は目黒区マンション専用庭の土の”庭”部分へウッドデッキ施工例です。
いままでも多くのマンション専用庭へウッドデッキを施工していますが、だいたいがテラス部分のみの施工ですので、構造は2階以上のベランダと基本的には変わりません。
せいぜい違いは前面に構造部分を隠す化粧幕板を取り付けるくらいです。
でも今回は・・・・・・・
施工前のタイルテラス
このタイルテラスにはウッドデッキを施工しないで、その前にある土部分へウッドデッキを敷きたい!というご希望でした。
今までの施工例からすると、このタイルテラスへ施工して高さを上げて部屋からの出入りが楽になるようにするのですが、庭の土や芝生部分の管理が大変だったようです。
マンションによっては、管理会社(管理組合)が専用庭を管理してくれるところもあるようですが、ほとんどが年1回くらいの植栽の手入れくらいで、あとは専用使用者がするしかないようです。つまり1階の住民が。
外部へ通じる階段降り口
ホームセンターからウッドパネルやフェンスも購入されてガーデニングもされていたようですが、すぐに腐ってきて結局はゴミ。
そこで、「本格的なウッドデッキで」、という事で当社へお問い合わせいただきました。
専用庭へのウッドデッキ
タイルテラス高さに合わせてウッドデッキ施工。な~んか広くなったような気が?
仕舞い端部は幕板で!エッジが効いていてスッキリします。
フェンス側は、樹木があり幕板が張れませんでした。(下の写真)・・・すみません。
下へ降りる階段脇もしっかり施工。
全体はこんな感じの仕上がりです。テラスと一体化したことで広々と使えそうですね。
これで管理するにもだいぶ楽になります。
今回、庭部分への施工が管理組合の許可が下りてからの施工です。
通常テラスは部分は問題なく、2階以上のベランダと同様の扱いで施工できるのですが、庭部分(芝・対の上)への施工は「大規模修繕時に簡単に取り外せれる事」が前提となります。
そこで今回もベランダウッドデッキの基本形を応用し、庭ウッドデッキでも使用する部材を使用しての施工となりました。
施工完了後にお客様から、
「出来上がってみて、もう少しひろくても良かったかなと
思うくらいすばらしいデッキでした。ありがとうございます。
早朝から対応いただき申し訳ありませんでした。」
・・・・・・広げる場合は、ご連絡ください。また、簡単に外せるように施工していますので大規模修繕がある時もご連絡を。
これで今回の紹介は終了。次回はまたマンションですがルーフバルコニーのウッドデッキを紹介させていただきます。
今回の紹介は、東京都中野区にあるマンションの1階”専有庭”でのウッドフェンスとウッドデッキです。
そうです、”専用庭”ではなく専有庭だから施工できたのかもしれません。・・・・・なんか似た発音なので私はしょっちゅう間違えて使っちゃてますが、・・・・・・ご勘弁を。
通常、分譲のマンション1階にある庭は、共有部分の専用使用とされていますので、テラス部分は別として庭の土や芝の部分へ何かを作ろうとしたら管理組合の承認が必要となります。
ウッドデッキは比較的、承認が降りやすいのですが(但し、大規模修繕時に取り外しやすい構造が条件となりますが)、ウッドフェンスは基礎の問題もあり、テクノグリーンでも管理組合の承認のもとに施工した例は1か所のみです。
今回は、お客様が所有しています賃貸マンションの1階、それも1階部分が全てお客様のご自宅、という条件でしたので出来たんですネ!
まぁ、マンションの1階といえ、ほぼ一戸建の庭のリノベーリョンという工事でした。
戸建と違うところは、他の住居者の皆さんへの配慮から日曜日と祝日の工事はダメ!・・・・・この部分は、分譲マンションと一緒。
それでは、調査・打ち合わせ時の写真から。
庭にあった物置?
裏の庭に廻ってみると、いきなりドーンと鉄骨製の巨大な物置き?倉庫?が鎮座しています。
今回、これの基礎を含めて全て撤去とのお話。あ~、びっくりした。
掃出し窓前のコンクリートテラス
建物に接して、ほぼウッドデッキ化する計画となっています。その延長は16m以上となります。
床下換気口
この換気口の写真をアップでわざわざ載せた理由は?・・・・次回の施工完了編で!
コンクリートテラスからの仕上がり高さも50cm以上になりますので、今回はマンションバルコニーウッドデッキではなく、一般的な庭用ウッドデッキでの施工ですネ!
庭に隣接する遊歩道
ウッドフェンスの基礎工事の調査と打ち合わせにお伺いしたときは、あの大きな物置や基礎は解体され公共の遊歩道とアルミのフェンスが露わになっていました。
これじゃ、庭が道行く人からは丸見え。・・・・・目隠しフェンスを付けたくなるのもわかります。
古い桝
大物置の基礎も撤去したら、いろんなのが出てきました。これもまだ生きた雨水桝のようだし、アルミフェンスの基礎部分は公共物だし、フェンスの基礎はどうしたもんかね~。
と悩み始めたとところで、調査編は終了。
次回施工完了編をお楽しみに!
前回に引き続きマンション大規模修繕終了後の再組立てウッドデッキの紹介です。
今回は、9年前に千葉県浦安市のマンション1階専用庭のテラス部分へウッドデッキ施工しましたお客様からのご依頼です。
取り外し持ち帰って工場でチェックしてみましたが、9年経過したイペのテラスデッキは腐った部分は全くありません。10年保証しているので、腐ったところがあれば困るんですが。
JISに基づく室内での耐朽試験だけではなく、このように実際使用され15年以上経過したイペ製のウッドデッキでも数か所確認しているので、テクノグリーンではイペ製のウッドデッキのみ10年保証しています。
またまた取り外し前の写真は撮りはずしじゃなく、撮り忘れていましたので、再組立て後の写真から。
連続していろんな角度からの写真を載せてみましたが、9年経過の割には退色が全然していないんじゃないの?と、感じられた方は、ウッドデッキのプロです。
実は、保管中に塗装を施した結果がこの色となっています。新品と変わらない感じでしょ。
テクノグリーンの大規模修繕時のサービスには、有償になりますがオプションで「高圧水による洗浄」「サンダー掛け」「塗装」をご用意しています。
今回のお客様は雰囲気を変えてみたいということで、この塗装オプションをお申込みされました。
最近、他社施工のベランダウッドデッキの一時保管サービスのお問い合わせが多いのですが、申し訳ありませんが全てお断りさせていただいています。
基本的には当社施工のイペ製ウッドデッキのみとさせていただいています。
その理由としては、
1)自社施工分しか想定していないので、工場での保管スペースに限りがある。(まぁ、これはなんとかなるんですが)
2)時差や施工は製作・施工図面が残っているので、調査・採寸にわざわざ行かなくてもすぐに見積もりができる。
3)元々この取り外し・再組立てを想定して設計したウッドデッキなので簡単な作業で済み、他工法より安価にこのサービスを提供できる。
これら3つの理由を書きましたが、決定的なのは調査に行ってみると、
1)釘で施工している
2)ビスを使用しているが鉄製で錆びている
3)一度外したら二度と組み立て不可能なくらい下の構造部が腐っている
等々の理由で、このサービスをすることが出来ない事が幾度かりましたので、他社施工のウッドデッキの一時保管はお断りさせていただいています。
このサービスに関しましてはホームページのマンションバルコニーデッキを参照してください。もしくはお問い合わせのページから、詳細を載せています資料のご請求を。
現在も数か所のベランダウッドデッキを保管させていただいています。お問い合わせが多い懸案ですので、できるだけ?このブログでも再組立て後に紹介していきたいと思います。