オプションでウッドデッキ設置2軒目~松戸市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 傾斜地ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年5月27日

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先月も紹介させていただきました松戸市の分譲住宅区画でのオプションでのウッドデッキ施工2軒目です。モデル棟を含めると3軒目。

同じ区画内ですので、やはり裏庭のウッドデッキ設置場所は崖地。
この崖地の地形は直線ではなく、出たち入ったりという感じです。

従って、張出の位置も長さも違いますので毎回、構造計算を現場に合わせて必要となってきます。
今回は、中央部では張出が無く両サイドが張り出すという、形状になりました。

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この三角形の頂点がウッドデッキの頂点にあたります。よってこの部分は通常の庭デッキと同じように束立てして問題ありません。

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こうして完成したウッドデッキをご覧いただければ地形がお判りかと。
左右前面の束は浮いています。

 

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ご覧のように奥行きの半分くらいは崖から張出。

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こちら側は羽で足の長さ小さいですが、それでも張出構造には違いありません。

この3ケ所ではそれぞれ加わる力が変わってきますので、それぞれ構造部分の梁と束本数を変えています。もちろん基礎重量も。
一律の梁大きさや束本数にしてやると設計や施工は楽なんですが、その分過剰設計となりコストも嵩みます。
少しでもコストを下げてお客様には安く提供できるようにと、頑張ってみました。・・・・・・・実際はもう3軒目なので慣れてきて計算もパッパとできたんですが・・・・・

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あとは、このアルミフェンスをウッドデッキまで延長し、すき間を無くせば完成。

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こうして内部をみてると、崖地のウッドデッキといっても庭のウッドデッキと変わりません。
ウッドデッキがなければ、変形した狭い庭でしたのでほとんど使い道がなかったのではないかと思います。

こういう崖地でのウッドデッキは敷地が増えて、儲けたような気がしますね。・・・・・・元々自分の土地ではあるんですが。

と、これで今回の紹介は終りますが、前2回のこの崖地の張出ウッドデッキの紹介ブログをご覧になられたお客様からいただいたご質問。

「崖下から柱を建てた場合と、こういう風に張り出しにしたのとではどちらが安くなるんでしょうか?」

う~む。これは難しい質問で、一概にどちらが安くなるとは言えないんですよね。

張出している面積とか、崖の高さや施工、立地条件により変わってきます。
また条件よっては、柱を建てるのが不可能だったり、張出工法が不可能な場合もあります。
テクノグリーンでは、構造計算とコストのシュミレーションを両方とも行い提案させていただいています。

——–もちろん、ふたつの案から比較検討されてお選びになるのはお客様ですが。——

崖地・傾斜地の有効利用を思案中のお客様は、お問い合わせください。

オプションでウッドデッキ設置~松戸市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 傾斜地ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年4月26日

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今年の1月に、このブログで紹介しました戸建住宅の庭から崖地のウッドデッキ

こちらは10軒の分譲住宅区画の内の1軒がモデル棟で、ウッドデッキを設置していたのですが、他の棟を購入されたお客様がオプションでウッドデッキ設置をご所望になり施工させていただきました。

モデル棟のイペ製ウッドデッキをご覧になったお客様は、他の木材や人工木ではなく是非これと同じ”イペ”でフェンスデザインも同じものを希望されたそうです。
——-イペ製ですので、こちらもモデル棟のウッドデッキと同じく10年保証を付けさせていただきます。

 

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前回と同じく崖地です。

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奥に見えるのはモデル棟のウッドデッキ。

前回の敷地よりは平地の部分が広いですが、それでもご希望の広さのウッドデッキを掃出し窓前に作るには崖上に張り出して造らなければなりません。

職人と慎重に張り出しの長さを計測しています。
また今回は既にアルミの転落防止柵が張られていますので、これの撤去する部分もチェック。

測量後、張り出し部分の自重と上載荷重を計算し、それを支える重しとなる基礎の大きさを計算。
次に張出部分の構造計算と、通常の庭へ造るウッドデッキより事前の作業が多くなります。

それでも前回よりは張出部分が小さいので、構造部で使用する材料は小さめ少なめとなりました。
なんせ前回は2階建てウッドバルコニーの梁より頑丈な構造での施工でしたもんね。

 

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ウッドデッキの中央部分が張り出しています。

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ウッドデッキの内側。

張出部分が増えると、思いのほかコストが膨大します。と、いって狭いと使いにくいのでそれなりの奥行きを確保しコストが上がらないパターンを構造計算とコスト計算をしながらいろいろとシュミレーション。五角形になりました。

この提案でご注文いただいていますので、私的にも大満足です。
このような場合、いろんな形状・大きさが考えられるのですが、価格と使い勝手の良さのバランスは何処か?・・・・・けっこう難題なんです。

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階段が、まだ付いていませんが忘れたわけではありません。写真撮影の後に取り付けました。

それでは今回の紹介は終了。
と、思っていましたら他の棟を購入されたお客様からも”同じイペのウッドッデッキで”とご注文があったようで・・・・・・・・そちらも施工完了しましたらこのブログで・・・・・

崖地の張出ウッドデッキ~松戸市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 傾斜地ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年1月31日

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今回は千葉県内では大手の建売分譲住宅会社様からのご注文による庭ウッドデッキの紹介です。

10年以上前になりますが、某首都圏大手の建売専門のビルダーさんから、まとめて8棟分のウッドデッキ施工の話がありましたが「耐久性は問わないので、何の木材でもいいから、とにかく安く施工してほしい。」という要望でお断りした事がありました。

それ以来分譲住宅のウッドデッキは施工していなかったのですが、今回は「10年保証できる耐久性のあるウッドデッキで、なおかつ構造もしっかりとした安全なウッドデッキを!」というご条件でしたので、少々高くなりますがイペでの施工。

建売住宅の場合は、購入されるお客様は建築途中をなかなか見る機会が無いので、出来上がった外観だけで判断するしかありませんよね。
私なんかでも仕上がってからの住宅を見て良し悪しの判断は、なかなかできません。

ただ仕事柄、担当者と打ち合わせをしたり、建築中の現場の施工管理状況を見ていると、その会社の施工品質に対する考え方が判ります。

・・・・・・今回のビルダーさんは、その点しっかりとしていました。

それでは施工前現地調査の写真から。

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裏庭のこの部分へウッドデッキをつくりますが、

 

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ごご覧のように四角形でないばかりか、下から5m以上ある崖地です。

 

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ビルダー様のご希望は、平地の部分だけだと狭いのと異形な平面で使いにくいので崖から張り出しても大きなウッドデッキを作りたいとの事。
なおかつ下から柱を建てない、擁壁にもたれさせないでという条件でした。

そうなると張出ウッドデッキ。これしかありません。
それに応えるべく施工したウッドデッキ の内側写真から。

 

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ウッドデッキ内部にいると、どこにでもある庭のウッドデッキ。

 

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ウッドデッキの入口に立っても。

ところが下から見ると。

 

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こんな高さの崖上にあるウッドデッキです。

 

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こんなに張り出しています。

 

はね出し片側梁構造になりますので計算の結果、梁は柱を建てるときより本数も多く使用してます。
なんせ先端に乗った時、折れなくてもたわみが大きければ怖いですもんね。

 

崖の端部を支点としたシーソーみたいなもんですから、ウッドデッキの自重と張り出した面積に人が乗った場合を想定してのモーメントを含めた荷重計算。
ヒェ~というくらいの重量です。

「それって、ひっくり返るんじゃないの?」

「安心してください、穿いてますよ」じゃなく
「安心してください、入ってますよ」

 

ハイ。打ちました、コンクリート基礎を。それも生コン車1台分も。
ふつうウッドデッキの基礎は沈まない為に打設するのですが、今回は浮き上がらないように根枷が基礎の中に入ってます。

今回は基礎工事に掛かった日にちと、ウッドデッキ本体の工事に掛かった日数が同じくらいです。
出来上がって外から見るとこの辺が見えにくいので、通常の庭ウッドデッキと思うかもしれませんが・・・・・・

これで今回の紹介は終了させていただきますが、ウッドデッキ付の建売分譲住宅を購入される時は、ウッドデッキもチェックされてからの方が良いと思います。
・・・・・・いろいろとありますから。