施工中に声をかけられルーフバルコニーデッキ取り替え工事~川崎市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2014年11月20日

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8月にこのブログでも紹介させていただきました、川崎市のルーフバルコニーデッキの取り替え工事

こちらの施工に入った材料を運んでいる途中で上の階のお客様から、お声を職人へ掛けられました。「うちも検討しているのですが・・・・・」

下の階の施工が終了し、1か月ほどしてから電話いただきました。
「下の階と全く同じ作り、面積のルーフバルコニーです。」

同じ形状でも、実際測ると微妙に違うのがマンションのバルコニーです。
テクノグリーンの場合バルコニーに合わせてオーダーでユニットを工場製作して施工する関係上、どうしても一度は調査・採寸の必要があり、お伺いする事に。

 

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1回目の取り替え工事を数年前に行ったのと、腐ってきた板材を数枚その後に交換されてたそうで、遠目にはそう傷んでいないような気が?

 

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しかし、近づいてみると木口からの腐れが、あちこちの材に見てとれます。

 

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庭部分へは灌水設備もされているくらい、ルーフバルコニーをガーデニングで活用されています。
これだと防腐注入木材では木口からの腐朽は早いかもしれません。薬液を注入後カットした場合、その部分は薬液がしみ込んでない部分が露わになり腐りやすい特性があります。

いろいろとチェックをしていると、数枚の木材の材質が違います。
お客様に聞いてみると何と、土が一番かかる条件の悪いところではイペを使用したそうです。

その床板だけが、全然腐らないでいたので、今回は全てイペのウッドデッキにと決められたそうです。

そういえば電話をいただいた時「テクノグリーンさんはイペのデッキでしたよね?」と、確認されてたのを思い出しました。

まぁ~、このように他の木材との比較実験を目の前でされているようなお客様では、木材の説明も不要。
下階のお客様の施工もご覧になっているので、工場で現場サイズに合わせてパネルユニットを製作してくるのもご存じ。

「解体も含めて2~3日で終わるんですよね?」「ハイ!」

あとは仕上がりの平面詳細の打ち合わせのみです。

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ハイ!解体、バルコニー下地の清掃も含め2日間で全て終了。・・・・・デッキ下へ溜ってた土が凄かった!

 

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テーブル、椅子も物置も全て元に置き直して完了。

 

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写真では良く解りませんが、土留めの枕木とウッドデッキの間は5cmくらい開けています。
これが唯一お客様との打ち合わせ事項でした。

ここに一番土がこぼれてくるそうなので、掃除がし易いように箒が入る幅を開けての施工です。
ここ以外はすき間なしに工場製作していますので、土が下へ落ちるのが各段に少なくなります。安心してガーデニングをお楽しみにください。

すき間なし施工のバルコニーウッドデッキ詳細は資料をご請求ください。イペのサンプル付で無料で送付させていただいています。

 

それにしても、この写真だけを見ていると、とてもマンションのルーフバルコニーとは思えませんね!

ウッドデッキ付のガーデニングが行き届いた「庭」という感じです。

 

今回のルーフバルコニーウッドデッキの紹介は、これで終了。次回は目隠しフェンス付庭ウッドデッキです。

 

屋根の上にウッドデッキ~府中市~施工編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキとテーブル&ベンチ, パーゴラ付きウッドデッキ, 屋上ウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2014年10月31日

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前回の続きで府中市の屋根上ウッドデッキ施工編です。

既設の腐ったウッドデッキの調査を終え、お客様から建築当時の図面を拝借しまして、新しいウッドデッキの設計に入ります。
屋上側のウッドデッキは、いつものバルコニーデッキと同じ構造としますが、問題は屋根上のウッドデッキ。

木造の勾配屋根上にウッドデッキを作るのは不可能な場合がありますが、今回は家がRC構造の上、図面が残っていましたので可能となりました。
ただ、今までのウッドデッキでは構造上・施工上に問題がありましたので、仕上がり形は同じでも構造部分の作り方は全く変えての設計となっています。

さてこれで既設ウッドデッキの解体等のスケジュール打ち合わせとなりましたところで、お客様から「ついでに解体後に一緒に屋上と屋根の防水リフォームをしたい!」
ごもっともです。こういう機会でないと屋根や屋上の防水工事ができません。ついでに仮設の足場を組むのでそれも利用できます。
一緒に防水工事も頼まれたのですが、こちらは専門でないので信用のできる防水工事の専門会社を紹介する事に。

たぶんリフォーム会社に依頼するよりは、こういう専門会社に直接契約されると何割も安くなるんでしょうが、こういう会社を探すのが大変みたいですね。

テクノグリーンが足場を掛けて既設ウッドデッキの解体。その後に防水工事会社さんの仕事が完了。

解体時の写真は残念ながら撮っていませんでしたが、腐ってぼろぼろの状態でかなり危険な状況だったようです。
防水工事の完了写真は、工事屋さんが撮ってくれていて、終了報告と共に写真を送ってくれました。

 

屋上の防水工事完了写真

屋上の防水工事完了写真

 

屋根部分の防水工事完了写真

屋根部分の防水工事完了写真

 

階段部の防水シート張り完了写真

階段部の防水シート張り完了写真

 

この部分は判りにくいですが、施工前はこんな状態でした。

階段部の施工前

階段部の施工前

 

2階のリビングからこの階段を使って屋上へ出るようになっているのですが、この階段部の壁も含めて防水工事を行いました。
そうそう、この写真に見える点検蓋を兼ねた足場板も腐っていましたので、当然、後のウッドデッキ工事時に一緒にイペで交換しています。

さてそれでは、テクノグリーンの本来のお仕事、「屋根の上のバイオリン弾き」ならぬ「屋根の上のノコギリ挽き」のウッドデッキ職人が作ったウッドデッキの完成写真を。

 

屋根上ウッドデッキから見た屋上デッキ

屋根上ウッドデッキから見た屋上デッキ

今まではラチスフェンスが付いていたのですが、今回は幅狭のボーダーフェンスで。

 

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屋上でっきから屋根上デッキへ上がる階段。

屋根上デッキのパーゴラ写真

屋根上デッキのパーゴラ

 

このベンチとテーブルの配置は、ここで宴会(主にビアガーデン)する時のものですね~。

通常はテーブルは別の場所に置いといて、洗濯干場として使用されます。
パーゴラの桁には竿が通せるように穴を開けています。

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こちらが、造り付けのベンチ。

 

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屋根上ウッドデッキの全体

足場を掛けてから、今夏の大雨、台風に見舞われ途中で防水工事もはさまったので、お引渡しまで足掛け1か月以上の工事となってしまいました。
夏のビヤガーデンには間に合いませんでしたが、これからの時期、星空を眺めての熱燗なんかも良いかも!

・・・・・・・呑み助の私、またまたお酒の話で今回の紹介は終了させていただきます。

 

屋根の上にウッドデッキ~府中市~調査編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:その他, 屋上ウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2014年10月25日

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今回の紹介は東京都府中市の屋根の上のウッドデッキ!
というか、正確には屋根上のウッドデッキと屋上ウッドデッキ。

お客様から電話をいただきました。「ネットでいろいろなサイトを視ましたが、うちのウッドデッキを作ってくれれるところはテクノグリーンさんしかありません!」と、同時に写真をメールで送っていただきました。

その写真がこれ。

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な、なんと屋根の上にウッドデッキが~。おまけに屋上部分にもウッドデッキが。

この両方が腐っていて、交換工事をしたいというのがお客様の御要望。
今までに屋根上ウッドデッキは2ケ所施工したことがありますが、当社のホームページにも、このブログでも屋根上の施工例は紹介していなかった気がするんですが・・・・。
屋根上のウッドデッキを施工するには、いろんな制約があり、お断りする事もあるのですが・・・・・。

でもここまで仰っていただければ、お請けしない訳にはいきません。———–「お伺いします。」

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手前の2階屋上部分と、その向こうの勾配屋根のうえにウッドデッキがあるようです。

 

屋根上デッキとパーゴラ

屋根上デッキとパーゴラ

これが屋根上のウッドデッキ。パーゴラもベンチもテーブルもあり、フル装備です。

 

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こんなふうに瓦棒屋根の上に乗っかっています。

 

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この階段から下の屋上ウッドデッキへ降りるようになっています。

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上の写真2枚は、上のデッキから下のデッキを見たところ。
ちなみにこの木製の小屋は通販で購入され、ご自分で組み立てられたそうです。

 

 

 

 

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こちらは下の屋上ウッドデッキ。

 

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下の屋上デッキから屋根上デッキへ上がる階段。と、こんな構成の全体像でした。

お客様のお話では10年ほど前に大手のリフォーム会社(テレビでコマーシャルを流していたほどの会社だったそうですが、このデッキ完成後間もなく倒産したそうです。)に勧められて作り、大いに活用していたそうですが、数年前から腐ってきているのが判り、ここ3年ほどは洗濯干場としてしか使っていなかったそうです。
それも心配になってきて、全面交換工事を決意され色々とネットで調べられたようです。

材料は針葉樹に防風注入された木材を使用していましたが、見た目以上に腐朽していることが調査をしていて判りました。
ハウスメーカーや住宅建設会社あるいはリフォーム会社はどうも、この防腐木材の耐腐朽性能を過信しているのか、屋外でのウッドデッキにも使用する傾向があるようで——–。

実際、解体が始まると・・・・・・この後の続きは次回で。