8年前にパーゴラ付きウッドデッキを施工させていただきました、杉並区のお客様から電話がありました。
「8年前にウッドデッキを作ってもらった杉並のKですが、今度は2階のベランダへウッドデッキを敷いてもらいたいのですが・・・。実はパーゴラデッキの数年後に、自分でウッドパネルを購入して敷いていたんですが腐ってきてるので、撤去と廃棄処理もお願いしたいのですが・・」
了解。ということで早速、ベランダ専門の採寸・調査担当者がお伺いして。まずは8年前施工のパーゴラ付きウッドデッキをパチリ。
施工後8年経ったパーゴラ付きウッドデッキ
8年経っているので当然、退色はしていますが、腐朽やシロアリは全く問題無しです。
公共の公園では何度か設計・施工しましたが、ルーバーのデザインは個人邸では珍しい井桁格子タイプです。・・・写真のように「よしず」を設置する目的でこのデザインとしましたが、しっかりと「よしず」を利用されていました。
お客様からも「8年前にイペで作ってもらいましたが、何の問題もなく感謝しています。」と、おっしゃっていただき、気を良くして2階ベランダの採寸へ向かったそうです。
ところどころ張替え交換しています
腐ってきたウッドパネルを少しづつ、交換してきたようですが、もう限界。
バラバラになってるウッドパネル
下が樹脂製のプレートになっているウッドパネルは、隣り合う樹脂プレートの凹凸をはめ込むだけの為、夏に熱くなってくると伸長変形して外れる上に、そのまま変形して元に戻らないようです。今まで何度かこのタイプの取り換え工事を行ったところは皆同じ現象でした。
ボロボロのウッドパネル
腐っているだけではなく、割れ、反り、またこの現象により裏側の樹脂プレートから外れるはで大変なことになっています。
おまけに「すのこ状に」作られているので、すき間からゴミは落ちるわ、下の樹脂プレートの脚によりゴミは取りにくいわで、困っていました。ついでに木材にはリブ(溝)加工までしているので表面の掃除だけでも大変です。溝にこびりついた泥汚れは、なかなかとれません。
今回のように庭デッキとベランダデッキでリブ付き、リブ無しの2通り使用していると、その差がはっきりとわかります。
販売者側の勝手な思い込み?や、自社の都合でこのリブ付きを販売しているのが現状ですが、もう少しお客様の使いやすさを考えて売って欲しいもんですネ!・・・・17年間の施工経験からすると、家庭用のウッドデッキにリブ付きを使用するメリットは、ほとんどありません。
・・・・ん~。あえてメリットを上げれば、発生する干割れを目立たなくすることかな?ハイ、干割れを防ぐわけではありません。
ということで、2階のベランダデッキは当然、リブ無しで施工。・・・・・次回、後編で施工完了したウッドデッキを紹介させていただきます。
投稿者:technogreen | カテゴリ:パーゴラ付きウッドデッキ | 投稿日:2011年12月11日
今日は前回の佐野ラーメンを食べ損なった話の続き、もとい佐野市でのパーゴラ付きウッドデッキの施工編です。
地元外構業者さんの、土間コン打設とタイルテラス工事が完了した連絡をいただき、いよいよ当社ウッドデッキの施工となりました。
丁度、それまでに工場でウッドデッキのみならず、フェンス、パーゴラ、階段、扉を製作完了させていましたので、さっそく出陣。
パーゴラデッキの正面から
提出していました図面とピッタリの土間コン仕上げと、タイルテラスです。
ウッドフェンスに目隠し効果は不要とのことでしたので、幅狭の横板フェンスにしました。すっきりしています。
当社庭ウッドデッキ写真集の表紙にも使用されているのが、このタイプのフェンスですが、この幅狭サイズでもイペは強度がありますので、ハンギングバスケットを掛けても大丈夫です。ウッドフェンスをお花いっぱいに飾り立てしてください。きれいですよ!
タイルテラスとの取り合い部
奥側の部屋前はタイルテラス。ウッドデッキよりは1段下げて施工していますので、取り合い部分へは1段の木製階段を。
階段部分には扉を付けました
現在プランニング中にもタイルテラスとの取り合いがあるウッドデッキがあります。完成次第、これも紹介させていただきます。
タイルとウッドデッキの組み合わせも、なかなかいいかもしれません。
施工完了後、お客様からお手紙をいただきました。
「以前からウッドデッキに興味があり、材質に何がいいか迷っていて、硬いい材質があるよとは他の造園の方に情報を提供していただきましたが、イペ材とはわかりませんでした。そんなときにインターネット検索でテクノグリーンを知りイペ材をしりました。希望通りの物が出来上がり大満足しております。ありがとうございました。」・・・・・こちらこそ、ご注文いただきありがとうございました。
庭用ウッドデッキにつきましての詳細はホームページ、もしくは無料の資料請求ページから。「パーゴラ付き」とコメントしていただきますと、パーゴラ付きウッドデッキをいっぱい載せた写真集も送付させていただきます。
次回は藤沢市のL型のバルコニーへウッドデッキ施工を紹介させていただきます。L方のバルコニーへウッドデッキを検討中の方はご期待ください。
今回は佐野市のパーゴラ付きウッドデッキです。
「えっ!佐野市?あの栃木県の佐野市?」という声が聞こえてきそうです。と、いうのはテクノグリーンの施工地域には栃木県は入っていませんし、ホームページ上でも記載していません。
丁度、今回のお客様から会社へ電話をいただいたときに、私がでてしまいました。
「栃木県の佐野市なんですが、ウッドデッキの施工は無理ですか?」
・・・・佐野といえば「佐野ラーメン」がとっさに頭に浮かんだ私は・・・
「佐野市は栃木県ですけれど特別に施工します。埼玉県に近いですし。」———–”なんたるいい加減なヤツ”と自分でも思います。
およそのサイズを聞いて、概算見積書と資料・写真集・サンプルを送付しますと、「注文したいので打ち合わせにきてもらえますか?」
「ハイ!佐野ラーメンを食べにじゃなく、打ち合わせにお伺いします。但しお昼すぎに。」
約束の日に勇んでネットで調べた一番人気の佐野ラーメン屋さんに向かいましたが、お昼時とあって長蛇の列。
これに並んで食べてから行くと、完全に約束の時間に間に合いそうもありません。「時間の約束だけは守る」を信条(ホンマかいな)としている私は断念せざるをえません。
そこでお客様のところへ行く途中にあった”讃岐うどん”を食させていただきました。・・・・・おいしかったです・・・・・。
いや~。ラーメンの町、佐野で食べる讃岐うどんは最高ですね。・・・負け惜しみではありません。が、もう一度、人気店のラーメンにチャレンジしたいので、佐野市にお住まいでウッドデッキを検討中の方は是非、ご連絡を!
パーゴラ付きウッドデッキの話がまた、とんでもない話へそれてしまいました。ス・ミ・マ・セ・ン。
本題へ戻りまして、施工前の写真から。
この部屋の前にパーゴラ付きウッドデッキを希望
パーゴラの柱位置にある室外機
パーゴラ用の柱位置と室外機の位置が微妙な関係にありますので、詳細に採寸。それと窓シャッターボックスの幅と高さも。
左側の部屋前はタイルテラスを施工予定で、1段上がるウッドデッキは木製階段で、フェンスデザイン・パーゴラ等々の打ち合わせをして、下地の土間コン施工とタイル張りは地元の外構工事屋さんが、行いますのでウッドデッキに必要な土間コンの図面は当社が提出。
ラーメンは食べ損ねましたが、打ち合わせ・採寸はバッチリできましたので、まぁ、良しとするか。
施工完了編は次回で!