投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2021年6月15日
千葉県松戸市の戸建て住宅に住むお客様から手書きのウッドデッキの図面で見積もり依頼をいただいていました。
その図面からの概算見積もり後にお伺いし打ち合わせを。
形の整っていない、この庭にウッドデッキを作る計画をされていました。
お伺いする前にご夫婦で作りたい範囲に園芸用のポールを置いて検討されていました。
・・・・・これって、庭の部分施工をする場合は具体的なイメージができて最高の方法ですね。
ポリカのテラス屋根用柱をウッドデッキに呑み込む形で造ります。
こちらも最近施工されたようで、これを施工した外構工事会社からはタイルテラスや人工木のデッキを提案されていたそうですが、イペのウッドデッキをお選びいただきました。
最後に追加でのご注文は、ウッドデッキ上で使われるお折り畳み式の椅子。
これをこの位置に収納できるボックスをベンチ兼用で造ってほしいとの事でした。
このサイズと位置を測り、採寸・打ち合わせは終了し工場製作を待って施工へ。
こちらが、さきほどのベンチ兼用の収納ボックス。
見た目は似ていますが普段製作している室外機カバーとは違い、ウッドデッキと一体化している上に座板は蓋として簡単に外せるようになっています。
正面から見た収納ボックス。
幕板下の猫侵入防止柵。
これはお伺いする前にお客様からメールでご質問いただいていました。
「ウッドデッキの下に、猫など小動物が住み着いたり、蜂が巣を作ってしまったりすることもあると言うことが、ネットなどにも記載されていて気になっています。
サイドまで囲って隙間をなくすことで、防げますか?
囲うことによって、湿気がたまってしまうなど、不具合があれば教えてください。
また、囲うことで、費用はどのくらいアップしますか?」
このご質問へ猫侵入防止柵”を取り付けた施工例写真を送付しご検討いただいた結果、取り付けとなりました。
庭の入り口側にも箱ステップを取り付けて施工は完了。
これで庭ウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。
柏市にご家族の為に設計された家のウッドデッキ施工のご依頼をいただきました。
お仕事は設計事務所を経営されているとのことでした。
今まで10年以上にわたり住宅とそれに付随してウッドデッキを設計されお客様に提供されてきたそうですが・・・・
防腐注入木材やレッドシダーでは早晩腐るのを経験し今回ご家族の家を新築されるにあたりいろいろと調べてイペがベストと結論。
今まで取引のある工務店ではイペ材での施工は難しいとの事で、当社へご依頼いただきました。
ご自分で書かれましたウッドデッキ図面を送付いただき、見積もり後に現地で打ち合わせを。
こちらが現地打ち合わせ時の写真。
建物と隣地境界ブロックに挟まれて空間をウッドデッキにするのですが、ご覧のように四角形ではなく五角形となります。
このような形状にも関わらず、さすがに建築設計士さんが起こした図面は現場の各辺の寸法はミリ単位でほぼ同じ。
図面に明記されていなかったウッドデッキ高さと境界ブロック上の仕上がり詳細を打ち合わせして現地調査は終了。
施工完了。庭の入り口から見たウッドデッキ。
こちらはウッドデッキ入り口から見たところ。
境界ブロックは二重になっていましたので、お客様側のブロック上へもウッドデッキを敷きこんでいます。
ウッドデッキの高さはお客様ご希望のサッシ枠より下2cmまでに。
庭奥から見たウッドデッキ全体像。
右の部屋からみたら横張、奥の部屋からみたら縦張りとなっています。一番長い床板で約4mの1枚張りで仕上げました。
施工完了後、建築設計士のお客様から
「これからほかのお客様の案件もおねがいしますので、引き続きよろしく。」と連絡いただきました。
これで戸建ての庭ウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。
柏市の戸建て住宅へお住いのお客様から、
「今あるウッドデッキの張り替え見積もりをしてもらいたい。」
と、資料請求とともに今のウッドデッキの図面を送付され見積もりご依頼いただきました。
見積書が届いてから現地調査のご依頼を受けお伺い。
図面にも書かれていましたサイプレスのウッドデッキ。塗装で手入れをさしていたそうですが・・・・・・
10年ほど前までは、盛んにこのサイプレスでウッドデッキを施工していた会社もありましたが、こうして腐ったウッドデッキがでてきたせいか最近はあまりみかけません。
昔は当社へもサイプレスでの施工見積もり依頼がありましたが、イペと比べると耐久性が低いのが判っていましたので断っていました。
——-サイプレス(オーストラリア桧)は針葉樹なのに、ハードウッドと称して売っていたところもあり、お客様が耐久性があると勘違いされていたケースもあったようです。
今回は耐久性の高い木材を探されイペへ。
・・・・・実際の経年変化を確認する為、だれでも見られる当社施工の10年以上たった公共施設や商業施設施工例を尋ねられ見に行かれたようです。
この面の大引は全部腐っています。
塗装で手入れされていた表面はなんとか保っていましたが、内部はこのとおり。
特にひどいのは、束と大引の木組み部分でほぞ加工されたところ。・・・・木材が腐るメカニズムを知らない大工さんがよくやる失敗の典型例です。
—–耐久性を高めるにはいつも書いていますように、木材だけではなく施工方法も大事です。—-
さて作り替えにあたり、お客様から今まで使っていて不便な点を解消する打ち合わせに。
まずは、バーベキューをウッドデッキでされるので使いやすいように周囲の樹木を伐採して大きく広げたい。・・・・この作業はお客様出入りの造園業者へ依頼。
外水栓は低くて使いにくいのでウッドデッキ上へシンク台付にして使い勝手を良くして!
と、ご希望をお聞きして施工へ。
元のL字型で欠けていた部分もウッドデッキになり広く使えるようになりました。
前面は全て1段ステップとし、どこからでも庭へ降りられるように。
こちらはバーベキュー時の下ごしらえと洗い物が簡単にできるように調理台付のシンクを製作。(下には扉を付けてますのでガーデニンググッズを収納できます)
これで腐ったウッドデッキの取り換えを機に、新たに生まれ変わりましたウッドデッキの紹介を終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。