今回もイペ材で~越谷市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年3月31日

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12年前に戸建の庭へウッドデッキとウッドフェンスを施工させていただいたお客様から

「前の家を売却し、2回目の注文住宅を建てているところです。今回の住宅は2階にLDKがあり、そのテラスにやはりイペ材にてデッキを作りたいと思っています。最終的には現場確認が必要になろうかと思いますが、概算でどのくらいになるか見積もりをお願いします。」
とメールに新築中の間取り図面を添付してお問い合わせいただきました。

こちらのお客様は不動産関係のお仕事をされているのですが、「仕事柄いろいろな材料のウッドデッキを今まで見てきたが、イペ材に優る木材は無かった!」という事でイペ材指定の見積もりご依頼でした。
前の家のイペ製ウッドデッキは今も健在なのはもちろんの事ですが、耐久性ばかりではなく古くなっても持っている”味”が違うという感想でした。
・・・・・・・・これは、実際に使用、経験してみないと判らないかも。

新築中の足場が外れた頃に採寸へ。

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2方向から出られるテラスバルコニーです。

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外に面している壁は高さが2mほどあり、完全に外からは遮断されている空間となっています。

家が完成し引き渡し日の翌日に施工すべく、それまでに工場で製作を。

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今回はお客様のご希望で長手張り。

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その理由はご覧のように室内フローリングの張り方向に合わせたかったからでした。

 

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室内の別の角度から見たバルコニー、というより室内の一部のようですね。
このように2面の窓に接し、室内からいつも見えるバルコニーがウレタン防水のグレーが露出していたんじゃ興ざめですよね。

お客様は設計段階から、ここはイペのバルコニーデッキと想定していたようです。

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ウッドデッキ高さもお客様ご希望のサッシ下まで15cmほど嵩上げして、施工完了。

次回はコーポラティブハウスのルーフバルコニーウッドデッキの紹介です。

戸建ベランダのウッドデッキ、人工木か天然木か~狛江市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年2月26日

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資料と見積書を送付させていただいていました東京都狛江市のお客様からメールでお問い合わせいただきました。

「お世話になっております。
見積書ありがとうございます。
主人は天然木ではなく、人工物の方がいいのでは?と言うのですが、私はすっかりイペ材のデッキに魅了されてしまいました。
なんとか採用したいと思ってます。
腐食、シロアリに対して10年保証とありますが、これまで保証対象になったその他の理由ってありますか?
ハードウッドなのでひび割れたりなんかはないのでしょうか?
痛む原因って何になるのでしょう?湿度とかですかね?

強度は人工物に比べても遜色ないと思うのですが、手入れはどのように行う必要がありますか?

このあたりがクリアになれば主人を説得できそうです。
もしかしたらホームページに記載されているのかもしれませんが、ご回答いただければ幸いです。」

当社からの回答は、

「当社ではイペ製のウッドデッキのみ10年保証しています。
その理由は、20年前の創業時から1200ケ所以上施工しましたイペのウッドデッキで、ただの1ヵ所も腐ったのはありません。

また送付しました資料の中にある腐朽試験結果で、質量減少率(腐ったパーセンテージ)が1%以下となっており、
同時に試験したブナが20%以上と比較しますと驚異的な数字となっています。

当社で人工木を扱わなくなったのは、 それに比較して腐朽試験の結果値が悪いのか大手メーカーは”2年しか材料保証していない”という理由からです。
天然木の経年劣化は湿度の影響もありますが、イペは多少の湿度では劣化することなく、他の木材と同様に紫外線による劣化の方が大きいです。

これにより表面が干割れしたり毛羽立ってきますが、この手入れ方法としては紙やすり(サンダー)掛けしてやりますと、新品に近い状態に戻ります。
日常の手入れ法は掃除機をかける、水拭きをする等で十分です。

ただ、これらの手入れも腐朽対策のものではありませんので、行わなくても10年保証をしています。」

———人工木の施工通販会社のW保証10年保証の内容は、たいてい商品そのものは”メーカーの2年保証”で、施工に問題があり壊れて怪我をした場合にその損害に対する工事会社が損保会社と契約している工事補償・生産物賠償責任保険のことなんです。つまり2年目以降で腐ったら保証はなし?
もちろん当社も施工会社ですから、この保険には入っていますが、”保証”と”補償”、まぎわらしいですよね。
ちなみに当社の10年保証は10年以内にイペのウッドデッキが腐ったら無償で交換させていただく”保証”です————

以上の回答でご納得いただきましたお客様から注文をいただきまして、新築中の家へ採寸へ。

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ベランダはウレタン防水です。通常よりベランダの床が低くサッシから20cmほど下がっています。

 

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お客様のご希望は、サッシ下枠に合わせてのことでした。

で、家の引き渡しが終了しお引っ越し前に施工を。

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サッシ下ぴったりに施工完了。

 

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今回も工場で製作したサイズがぴったりで、現場でのカットが全くなかったので製品の搬入も含めて3時間で完了。

紹介もこれで終了。次回は戸建庭のウッドデッキです。

 

戸建バルコニーへウッドデッキと室外機カバー~さいたま市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年9月22日

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埼玉県さいたま市へお住まいのお客様から、

「先日、資料請求させて頂いた○○と申します。
一度、概算見積もりをして頂きたいです。

ウッドデッキを設置したい場所は二階バルコニーになります。
寸法は約2m×3.4mで室外機が一台あります。」

とメールをいただきました。

戸建のバルコニーで四角形の2辺の寸法をご連絡いただければ、正確な見積もりが可能です。
その見積もりで仮ご注文をいただき、採寸へ。

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採寸しますと、ご連絡いただいていた寸法とほぼ同じ。
掃出し窓のサッシはノンレールタイプ。このサッシですと完璧なバリハフリーのウッドデッキに仕上がりますね。

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こちら側に室外機が設置されているんですが、この室外機へカバーをご所望。

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近よってみますと、サイドには換気口とホースカバー、上からろ後ろにには樋と同じく室外機のホースと込み入っています。
室外機カバーの形にするには最低4本の脚が必要ですので、この隅部分に脚が入るスペースがあるかどうかが、設置できるかどうかの鍵となります。
調査担当者は細かく採寸。

このスペースが無くて、お断りする場合もあるのですが、今回はぎりぎりセーフ。
ただし、特注の中の特注オーダーメード品となりました。

で、追加でこの室外機カバーもご注文いただいたのですが・・・・・・・・私、またやっちゃいまして工場への指示忘れ。

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ご覧のように、ウッドデッキは施工完了してお引渡しをしようとしたところで、お客様から「室外機カバーは?」

ハイ、その場から私のところへ職人から電話で。。。。。。。。。(電話の内容は省略)

後日、改めまして納品しました室外機カバーの写真。

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左サイドは樋のパイプ部分をくり抜いて、壁へぴったりと。

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正面は換気口とホースカバーの位置をくり抜いて製作。

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こちらは上の天板写真。同じく縦樋部分をくり抜いて壁へピッタリと設置しています。

最後にウッドデッキとノンレールサッシの取り合い。

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さすが、ノンレールサッシ。完璧なバリアフリーのウッドデッキが完成しました。
こちら板張り方向はお客様の御希望で横張り。そして、いつものイペ製すき間無し施工。

というところで、今回の戸建バルコニーウッドデッキ、室外機カバーと私の失敗談の紹介はこれで終了!