小さなルーフバルコニーウッドデッキ~品川区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年6月23日

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「先ほど、マンションベランダの写真および寸法をお送りいたしました。概算見積もりをいただけますと幸いです。」

と、寸法が入った簡単な手書き図面と写真を数枚、メールで送信いただきました。

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写真を拝見しましたら、面積は小さいですがベランダではなくルーフバルコニー。
ルーフバルコニーは下の階のお部屋の屋根(ルーフ)部分にあたり、屋根(ルーフ)や庇が無い室内に隣接した屋外部分の名称です。
屋根が無いのにルーフバルコニーとは、これ如何に!と、私なんぞは思っていますが、世間の決め事を重んじる古い人間なので私もそのまま「ルーフバルコニー」と。

ちなみに屋根・庇の類のあるところは「ベランダ」なんですが、マンションの間取り図面なんかには、もう100%「バルコニー」と書かれてますね。

もう、最近はベランダもバルコニーでも呼び方はどっちでもいいような。・・・・・どちらでも通じるし・・・・・

が、ルーフバルコニーとベランダは大きい違いがあります。
先ほどの話の通り、下の階の屋根に相当するため防水が施され厚くというか、通常のベランダよりその分高くなっています。

それで、室内からの窓部分がまたぎ構造になっていて、また降りるにあたっても、”よいしょ”と掛け声を発する必要があります。(私だけ?)

またまたいつものように話がそれてしまいましたが、お客様も不便に感じていたのか、できるだけ高く嵩上げしてフェンス基礎やサッシの水切りも隠したいというご希望でした。

また、お客様は休日の土曜日、それも午後から出来るだけ短い時間での施工をご希望。(当社へご注文いただきました理由のひとつが、この現場での施工早さでした)
工場で採寸した大きさにパネル製作の上、仮組をして行きましたので搬入も含め2時間で組み立て完了。

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フェンスの基礎もサッシ水切りも隠してフラットなウッドデッキが完成。・・・・・なんか広がった感じ。

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室内kら見たウッドデッキですが、実際両方を隠しフラットにしましたので活用できる面積は増えました。
これからは、思う存分に”ルーフバルコニー”をご活用ください。

それでは今回のルーフバルコニーウッドデッキの紹介は終了。次回は庭の目隠しウッドフェンス付ウッドデッキの紹介です。

ルーフバルコニーデッキの床下収納~横浜市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ベランダウッドデッキと木製フェンス, マンション大規模修繕時サービス, ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年4月7日

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今回の紹介はルーフバルコニーにいろいろと工夫し、多機能なウッドデッキとウッドフェンスを付けました施工例の紹介です。

横浜のマンションへお住まいのお客様から「現在大規模修繕工事中ですが、終わりましたらイペですき間無しウッドデッキと目隠しの柵も希望です。」

と、修繕中の写真と間取り図面にご希望の項目を記されて送付いただきました。

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大規模修繕中の写真。足場が組まれアルミフェンスは支柱を残し取り外されています。まだ、コンクリート床面の防水工事も終わっていません。

 

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お客様が間取り図面に書かれたご希望のウッドデッキ&フェンスと他諸々。
こうして図面と写真を送付していただくと、こちらもイメージが付きやすく、事前に問題点を把握して概算見積がしやすいです。

その後、修繕工事は完了していないが、お客様のルーフバルコニーは防水工事も終わり採寸・調査が可能という事でお伺い。

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アルミフェンスも取り付けられ、ウレタン防水もしっかり完了していました。
私が見てきた限りでは、このウレタン防水の色は、ほとんどがこのグレーですね。たまに濃いグリーンもありますが。
私の好みはこちらのグレーの方で、あのグリーンはちょっとね~(当社名はテクノグリーンですが・・・・関係ないけど)

今までのお客様の中には大規模修繕工事が終わり、このウレタン防水のてかった色を見て愕然としウッドデッキを施工された方もいますが・・・・・

今回のお客様は見た目もさる事ながら、ルーフバルコニーの有効利用が主眼です。

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この飛び出した梁。
これをただカバーして隠すのではなく、これが「隠れる高さにまでウッドデッキ床を嵩上げしたい!」と。
出幅がそう大きくないルーフバルコニーですので、この梁幅20cmくらいもフラットな床にして広げようというアイデア

事前に送付してました資料・写真集とこのブログをご覧になって、参考にしたそうです。

他にもいろいろと活用の為に取り付けるオプションを打ち合わせしまして、大規模修繕工事の完了とともに施工へ。

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梁も隠れる高さに嵩上げしたウッドデッキ。約35cmくらいの高さになっています。奥行きが広くなりました。
奥に見えますのは床下収納用の蓋。
蓋は2分割にするくらい収納面を大きくしています。
これも図面に書かれていたご希望オプションのひとつ。床下が30cmくらいありますので、そこそこの物を収納できる空間となっています。

 

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こちらは横板フェンスとタープ用のフレーム。高さを確保できるようにフェンス側と壁側は庇の上にフレームを廻してタープ用の金物を取り付けています。
フェンスは単純な同じ幅の横板ではなく、広幅と狭幅の組み合わせによるデザインフェンス。・・・・・これも写真集を参考にされたようです。

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タープ用のフック金物です。

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こちらはフェンスの外側。この範囲までが専用使用部分ということで、こちらも同じ高さで繋がっています。。
今までは段差があり使いにくかったそうです。

そして竿掛け金物。
これも既存のフェンスにはなく、こちらのルーフバルコニーが唯一の物干し場。今まではいろいろと工夫して使っていたそうでうが大変だったそうです。

竿掛け金物は折り畳み式で、こちらの面の方が干しやすいという事でウッドフェンス支柱の裏側に取り付けています。

これでお客様の御希望を全て叶えることができました。
そう広くないルーフバルコニーでも、工夫次第では有効に使えるんだなぁ~と、つくづく感じ入りました。

施工後、お客様から

「デッキの下にゴミが落ちにくく、腐食の心配がないこと、大規模修繕時の保管が今回決めた理由です。
施工いただいた後、寒くなったり雨が続いたりでデッキでのんびりできませんが、暖かくなってゆったり過ごすのが楽しみです
水はけが良くて雨の後にすぐ出られるのもびっくりでした。」

ゴミが落ちにくいすき間無しのウッドデッキは水はけが悪いのでは?と心配される方もいらっしゃいますが、このように全く心配ありません。
何故ならイペは木肌が緻密で水を吸い込みにくい上、乾燥が早いという特徴があります。

それでは、いろいろとオプションを付けられ多機能なルーフバルコニーデッキ施工例の紹介を終わります。

次回は同じく大規模修繕工事が終わるのを待ちまして、ウッドデッキとウッドフェンスを施工されたマンションベランダを紹介させていただきます。

 

ルーフバルコニーみたいな広さのベランダ~世田谷区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年2月29日

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半年ほど前に
「新築マンション30㎡のウッドデッキ検討中です。3m×10mの長方形です。仮にイペを選択したときの費用の概算をお知らせください。」
と、資料請求とともに概算見積もりをご依頼いただきました。

その後

「早速にご丁重な資料ありがとうございました。
購入物件は新築ですがモデルルームともかなり違うため実はイメージが
全くありません(屋根の具合とか景観等)。
内覧会の後、相談して決めたいと思います。
ちなみに大規模修繕の際の諸費用をお知らせください。」
と、ご連絡いただき大規模修繕時の保管・再組立ての概算見積もりを。

その後「新築マンションの鍵引渡しを受けましたので採寸願います。」
調査担当者が採寸へお伺いしました写真から。

 

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写真のように上には屋根がありますし、下の階も同じくベランダ。そう、この広さでありながらルーフバルコニーではなく、ベランダだったんです。
お客様も資料請求いただきました時の種類は「ルーフバルコニーウッドデッキ」
テクノグリーンのマンションウッドデッキでは一般的な「ベランダウッドデッキ」と「ルーフバルコニーウッドデッキ」「1階専用庭ウッドデッキ」と3種類の写真集をご用意しています。

確かにこの広さがあると、ルーフバルコニーウッドデッキ写真集の方が、イメージを掴めやすいかも。

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横幅10m強の長さがあります。真ん中にこの柱が1本あるだけで、あとは長方形。

問題は排水溝。通常は外側のフェンス壁に沿って付いていますが、こちらは30cmくらい内側に入ったところにあります。

「この溝を隠したい!」・・・・・・・・当然です。

他のご希望の
1)サッシ高さに合わせたい(高さ調整タイプ)
2)2台の室外機カバー
3)ご夫婦ともお仕事をお持ちなので1日で施工を完了してほしい

等々のご希望をお聞きして、後日に最終見積もりをさせていただき、ご注文を。

そして、いよいよ施工へ。

 

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これで全体の半分くらいかな?

 

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こちらが残り半分。排水溝は全て隠し排水口部分だけは掃除が可能なように、しかも気にならない程度に開口しています。

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3mの奥行きベランダは、やっぱり壮観ですネ。
10年くらい前に神奈川県で施工したリゾートマンションのベランダ以来かも。

その時の写真は下に。
リゾートマンションベランダデッキ

高さもご希望のサッシに合わせ、水平に仕上がる高さ調整タイプの仕上がりです。
奥行きも3mありますので、室内側と外側では約60mmの勾配がついていましたので、高さ調整しないと斜めのベランダデッキになってしまいます。

 

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室外機2台は、機種が違い大きさも違っていましたので、それぞれの大きさに合わせて工場で製作し納入。

 

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ご希望とおり、30㎡のベランダウッドデッキを、ほぼ半日で施工完了。

施工完了後しばらくしてアンケートで、お客様から

「イペ材については 今後の手入れ次第ろのこともあり、がんばってみたいと思います。毎日楽しく過ごしています。
工事は半日で完了し助かりましたが、予想以上の音でしたので近隣に事前のお知らせが必要かなと感じました。事前にアドバイスいただけたらと思います。」

 

・・・・・・・ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした。

実を言いますと、私が工場製作用の図面作成のときに、寸法を1cmほど大きく画いてしまい、現場でのカットが必要となってしまいました。(通常は現場合わせの一部カットで済みます)
図面さえ間違えていなければ、おっしゃっているような音は多分出なかったと思いますが。。。。。

職人が会社へ戻ってきてから・・・・・・・叱られました。

報告を受けて冷や汗ものでした、そして昔を思いだしました。
——現在の工法(工場で現場サイズに製作し、現場では組み立てるだけ)を開発する十数年前は、すべて現場で加工し穴あけをする方法だったのですが、時間も3倍かかり音も比べられないほど出て近隣からクレームにより中断した事があります。
今回の数量では2~3日掛かるような工法でした。

それでも今回は職人達の現場対応力で半日で完了しましたが、本来、音も少ない工法なのに・・・・・・・・だめですね。

「今後、図面ミスをしないようにします。」と反省の言葉で今回は終了。