投稿者:technogreen | カテゴリ:腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2010年12月22日
先日は、「ウッドデッキとサンルーム」で4回にわたり、新設のウッドデッキとその上へサンルーム施工例をブログで紹介させていただきましたが、今回は千葉県市川市T様邸のおよそ十数年前にサンルーム廻りを施工したウッドデッキの取り換え工事の紹介です。
もちろん、前の工事は当社が施工したものではありません!
お客様のお話ですと、数年に一度、塗装をし続けていたけれども数年前から、腐ってきた床板が何枚もでてきて、都度交換してきたが、それも腐ってきたので、今回は全面取り換え工事を決めたとの事でした。

節周りの腐れ
木材はヒノキです。写真のようにソフトウッド(針葉樹)は腐りやすい部分としては、このように節の周辺からが多く見受けられます。
その理由としましては施工後、節とその周りの収縮率が違うためと、節のワレ、カケですき間が大きくできるので水を溜めやすい構造となるので、どうしてもその部分から腐朽が始まります。
節部が全てこういう状態になるわけではありませんが、死に節ではかなりの割合で腐朽が起こります。
ソフトウッドの中では腐りにくいといわれているサイプレス(オーストラリアひのき)を使用したウッドデッキを当社では10年保証できない理由が、実はここにあります。
お客様の中で、サイプレスをハードウッドと勘違いして質問される方が多いですが、ハードウッド=広葉樹の事で、サイプレスはソフトウッド=針葉樹です。
ハードウッドのデッキ材は全く、節が無いわけではありませんが、非常に少ないです。
ここがハードウッドとソフトウッドの大きな違いで、全てのハードウッドの木質が全て腐りにくい性質をもっている訳ではありません。
これらの木材の比較した資料等はホームページから資料請求するか、お問い合わせください。
いっその事、節が抜けてしまう抜け節になれば、腐朽は起こりにくいのですが、それはそれで穴があき、また問題かもしれませんが・・。

根太を兼ねた幕板の腐朽か所
この施工は大工さんにお願いしたそうですが、使用した木材だけでなく、設計上の問題も見受けられます。

デッキ床板の数割がこの状態です
このようにデッキを使用するのは、かなり危険水域となっていました。
これを解体・撤去して新たに、イペ製のウッドデッキに年内に施工しますので、完了しましたらこのブログで報告させていただきます。
投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ | 投稿日:2010年12月21日
気が付いてみると、今日であと10日しか今年は残っていないんですネ!
年をとるとともに本当に1年、1か月、1日が早く感じられます。
施工グループは今年の予定工事、残り3か所でなんとかメドがたって安心なのですが・・・。
私の図面作成(来年早々の施工図面)はメドがたっていません。・・・・泣き。
そんな最中ですが、息抜きも含めてこのブログを書いています。
というところで、昨日の続き、標題の完了編です。

開き戸前ノウッドデッキです

フェンス部分のデッキです

コーナー部のウッドデッキです
敷設していない、隣と対比してみると、ウッドデッキの良さが実感できます。(自画自賛)
もっとルーフバルコニーの施工例を見てみたい方はこちら。
資料・サンプルをほしい方はこちら。
投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ | 投稿日:2010年12月20日

室内フローリングから結構高さがあります

- 開き戸タイプの出入り口
上の2枚の写真はルーフバルコニーウッドデッキの施工前写真です。
先月、リノーベーション時に、マンションのベランダウッドデッキを設置しました例を紹介させていただきましたが、今回は同じくルーフバルコニーウッドデッキの施工例の紹介です。
世田谷区のF様から、中古マンションを購入された時点でルーフバルコニーのウッドデッキ設置のご相談をいただき、室内をリノベーションするという事で、スケジュールを打ち合わせし、室内施工完了まぎわにウッドデッキを施工することになりました。

下地コンクリートが黒ずんでいます(施工前)
ルーフバルコニーはコンクリート仕上げが多く、どうしても経年変化で黒ずんでいき、このように全面ガラス壁のような場合は特に目につき気になってしまいます。
さて、ここにウッドデッキを施工すると・・・・。
明日には施工完了後の写真をお見せできると思いますので、お楽しみに!