今回の紹介は東京都大田区の新築の家へのウッドフェンスとウッドデッキです。
大手ハウスメーカーで新築中にお問い合わせいただきました。
ハウスメーカーではイペ材でのウッドフェンスやウッドデッキは高くて、人工木材で勧められたようです。
ハウスメーカーに外構工事を頼むとデッキは樹脂人工木が主で、天然木材のイペ等で施工してもらうとバカ高いので、ウッドデッキのみを外して外構工事を依頼されるお客様が増えてきているようですね。
総合エクステリア業者やハウスメーカーの場合は基本、ウッドデッキは下請けに丸投げですから、その経費・利益分が高くなります。
そこのところをご承知のお客様から「縦板フェンス付のウッドデッキと独立したウッドフェンスをイペ材で希望なんですが・・・・」と。
テクノグリーンでも縦板フェンスの施工例は少なく、久しぶりの工事となります。
同じ面積を縦板で施工しますと、どうしても材料も施工手間も少々多くなります。
とは言っても、何割もアップする訳ではありませんが。。。。。。
それでは、現地調査・打ち合わせ時の写真から。

外構工事も、まだ施工途中です。この駐車場脇には。

このように隣家の大谷石の塀が。

この塀の一部を木塀に。残りは植栽で隠す計画のようです。

この写真は庭の隣家との境です。
隣家窓がリビング正面にあり、こちらは縦板フェンスで目隠しを。

この窓前から隣家境のブロックまでウッドデッキに。
ウッドデッキの施工範囲と形状、ウッドフェンスのデザインを打ち合わせしまして施工へ。
駐車場脇の独立ウッドフェンスも、ウッドデッキに繋がったウッドデフェンスも、巣縦板間のすき間をできるだけなくする張り方の上、高さが2m以上となりますので、前もって支柱用の基礎工事を。
基礎の養生が終わった1週間後に、ウッドフェンスもウッドデッキも一緒に施工へと。・・・・・・この続きは後編で。
ブロック塀を隠したい。
今回の紹介は、世田谷区で中古住宅を購入され家は全面リフォームをされ、昨年からお住まいになっていたそうですが、庭だけは以前のままで、何とかお隣さんのブロック塀を見えないようにしたい!というご要望のお客様。
最近、多い「隣家のブロック塀を隠した~~~い!!!」ですね。
他の外構工事会社からは価格の面でセランガンバツを薦められていたようですが、元々イペについてはご存じだったそうで、耐久性や品質で劣るセランガンバツより、どうせなら少々高くでもイペのウッドデッキでと検討されていたようです。
最終的には、当社が無料で送付させていただいているウッドデッキ資料・写真集とイペのサンプルをご覧になりイペでのウッドデッキとウッドフェンスと決断されました。
テクノグリーンでもセランガンバツでの施工していますが、残念ながら耐久性の問題から10年保証はしていません。
寸法等をご連絡いただき、概算見積後に現場調査と打ち合わせに。

ブロック塀
高さが約1.5mもある隣家のブロック塀。おまけに古いので汚れて黒ずんでいます。
毎日、リビングからこれを眺めるのもねぇ~。

今まで日本庭園造りだったそうですが、有効に使いたいし手入れも大変と、ご主人がご自分でここまで伐採・整地されたそうです。・・・・この作業って、相当な重労働です。お疲れ様でした。

古い立水栓
丁度、この部分もウッドデッキを施工する場所になりますので、使い易くウッドデッキ上に。
ついでに立水栓、水受けパンもこの際だから新品に。
生まれ変わった立水栓がこれ!

木製立水栓
木製立水栓をイペで製作。蛇口・水受けはお客様が気に入った物を探された支給品です。

高さは地面から2mのウッドフェンス。イ横板のすき間は5mm。
これでブロック塀は完全に隠れましたネ!
ちなみにフェンス上に付いているのはタープ用のフレームです。タープは2階ベランダ手摺から斜めに垂らすように取り付けます。

地面から30cm弱の低床ウッドデッキです。低すぎるのも結構、施工は難儀します。
下は防草シートに玉砂利。こちもお客様ご自身で準備され。
このように砂利も多くの種類と色がありますので、ご自分で気に入ったのを購入された方がよろしいかと。
ウッドフェンスはご覧のように敷地の裏面全部と奥側は一部折り返しての施工としています。これで完全にご希望通り汚れたブロック塀が隠れ、今までとは別な安らぎの空間になりました。
今回の紹介はこれで終わりですが、次回も同じく「お隣さんの塀を隠した~い!」ウッドフェンスとウッドデッキを紹介させていただきます。