道路に面した駐車場をウッドデッキに~柏市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年11月26日

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5~6年前に施工させていただきましたお客様から
「ご近所のお友達がイペのウッドデッキを検討中で~す。」

今回のお客様とは、同じ幼稚園のお子様を持つママ友で、同じ通りに家が建っているご近所。

資料と写真集を持って打ち合わせにお伺いしたのですが、紹介して頂いたお客様のウッドデッキをご覧になっているのでイペ材の説明は不要。
「5年以上経っているのに、傷みが全然ないですよね!」

ということで、さっそくウッドデッキの形やオプションの打ち合わせへ。

 

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このようにリビングの掃出し窓前は駐車スペースと小さなな植え込みスペース。

 

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また駐車場に面した道路。スーパーが近いせいか生活道路なのに人も車も頻繁に通ります。

 

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散水栓ボックスは室外機の下に、・・・・・・・使いずらいです。
この芝生部分へは防草シートを敷いて、その上にお客様がお好みの玉砂利をご用意していただいて敷設することに。

一番の問題は、頻繁な人の往来でリビングにいても落ち着かないのと、小さなお子様が庭で遊ぶには車が心配で・・・・・。
おまけに、掃出し窓から下へ降りるには60cm以上もありますので、それも危険との事。

これら全部をウッドデッキで解決しようと思い立ったようです。なかなか良い考えですね。

では、機能たっぷりのウッドデッキを。

 

ウッドデッキ完成写真

ウッドデッキが完成!

 

ご覧のように、ウッドデッキを作っても、まだ2台分の駐車スペースが残っています。

横板ウッドフェンスの高さは床から1.2m。ウッドデッキの床高さは道路面では80cmもありますので、これで十分に家の中にいても目隠しとなります。板と板の隙間は10mmです。

 

室内からのウッドフェンス写真

室内からのウッドフェンス

 

ウッドデッキの奥行きが3mありますので、1.2mのボーダーフェンスでも圧迫感はなく、かつ十二分な目隠しとなりました。

 

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ウッドフェンスの拡大写真。10mmの隙間はこんな感じです。ウッドフェンスご検討中の方は参考にしてください。

 

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今まで使いにくかった水道(散水栓)はウッドデッキの上へ、木製立水栓へ変身。いつもの2口蛇口ですので、水受けパンも取付けましたので水撒きリールと併用が可能になりました。
来年の夏からは、お子様のプールに大活躍となりますネ!

 

ベンチ兼用室外機カバー画像

ベンチ兼用室外機カバー

 

ウッドデッキ施工場所にあったエアコン室外機。いつものようにベンチ兼用のカバーヘと。
当然オーダーサイズで作成しますので、ただ単に室外機に合わせて作るのではなく、中途半端なすき間も埋めるほど、フェンス迄め一杯に大きく。この方がベンチとして広く使えるだけでなく室外機の交換時、楽に作業ができます。

 

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高さがこの場所でも60cm以上あるデッキ床ですので、小さなお子様も楽に上れるように2段の階段を取り付け。

 

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まだまだ目が離せない小さなお子様の為に、扉を追加。

猫侵入防止柵画像

猫侵入防止柵

 

近辺に野良猫が多いというので、ウッドデッキの下部には猫侵入柵を。
この部材サイズは通常の床板サイズを遣えばデザイン的には野暮ったくなりますので、テクノグリーンの特注サイズのイペを使用しています。

後ほどお客様から聞いたお藩士では、工事が完了した頃に幼稚園から帰ってきたお兄ちゃんは、そのままウッドデッキで夜まで遊んでいて、なかなか部屋の中には戻ってこなかったそうです。

 

そのお客様からアンケートで、
「今までの立地の悩みがすべて解決され、
想像以上の出来上がりに大変満足しています。
お天気の良い日には子供たちが裸足になってあそんでいて、
とても喜んでいます。
夏にプールで遊べることを楽しみにしています。ステキなウッドデッキをありがとうございました。」

 

完了引き渡し時に、ご自分で塗装をしたいと塗装方法をお尋ねでしたが、もう塗られましたでしょうか?近々仕上がり具合を拝見させていただきます。

 

さて、これで今回の紹介は終了。次回はマンションのベランダウッドデッキです。

 

 

 

 

 

施工中に声をかけられルーフバルコニーデッキ取り替え工事~川崎市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2014年11月20日

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8月にこのブログでも紹介させていただきました、川崎市のルーフバルコニーデッキの取り替え工事

こちらの施工に入った材料を運んでいる途中で上の階のお客様から、お声を職人へ掛けられました。「うちも検討しているのですが・・・・・」

下の階の施工が終了し、1か月ほどしてから電話いただきました。
「下の階と全く同じ作り、面積のルーフバルコニーです。」

同じ形状でも、実際測ると微妙に違うのがマンションのバルコニーです。
テクノグリーンの場合バルコニーに合わせてオーダーでユニットを工場製作して施工する関係上、どうしても一度は調査・採寸の必要があり、お伺いする事に。

 

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1回目の取り替え工事を数年前に行ったのと、腐ってきた板材を数枚その後に交換されてたそうで、遠目にはそう傷んでいないような気が?

 

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しかし、近づいてみると木口からの腐れが、あちこちの材に見てとれます。

 

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庭部分へは灌水設備もされているくらい、ルーフバルコニーをガーデニングで活用されています。
これだと防腐注入木材では木口からの腐朽は早いかもしれません。薬液を注入後カットした場合、その部分は薬液がしみ込んでない部分が露わになり腐りやすい特性があります。

いろいろとチェックをしていると、数枚の木材の材質が違います。
お客様に聞いてみると何と、土が一番かかる条件の悪いところではイペを使用したそうです。

その床板だけが、全然腐らないでいたので、今回は全てイペのウッドデッキにと決められたそうです。

そういえば電話をいただいた時「テクノグリーンさんはイペのデッキでしたよね?」と、確認されてたのを思い出しました。

まぁ~、このように他の木材との比較実験を目の前でされているようなお客様では、木材の説明も不要。
下階のお客様の施工もご覧になっているので、工場で現場サイズに合わせてパネルユニットを製作してくるのもご存じ。

「解体も含めて2~3日で終わるんですよね?」「ハイ!」

あとは仕上がりの平面詳細の打ち合わせのみです。

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ハイ!解体、バルコニー下地の清掃も含め2日間で全て終了。・・・・・デッキ下へ溜ってた土が凄かった!

 

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テーブル、椅子も物置も全て元に置き直して完了。

 

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写真では良く解りませんが、土留めの枕木とウッドデッキの間は5cmくらい開けています。
これが唯一お客様との打ち合わせ事項でした。

ここに一番土がこぼれてくるそうなので、掃除がし易いように箒が入る幅を開けての施工です。
ここ以外はすき間なしに工場製作していますので、土が下へ落ちるのが各段に少なくなります。安心してガーデニングをお楽しみにください。

すき間なし施工のバルコニーウッドデッキ詳細は資料をご請求ください。イペのサンプル付で無料で送付させていただいています。

 

それにしても、この写真だけを見ていると、とてもマンションのルーフバルコニーとは思えませんね!

ウッドデッキ付のガーデニングが行き届いた「庭」という感じです。

 

今回のルーフバルコニーウッドデッキの紹介は、これで終了。次回は目隠しフェンス付庭ウッドデッキです。

 

縦板ウッドフェンス~大田区~後編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, ウッドフェンス, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年11月14日

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前回の続きで「縦板ウッドフェンス~大田区」後編です。

フェンス用のコンクリート基礎の養生が終わり、いよいよ木工事となりました。
前々回で紹介しました世田谷区のウッドフェンスと同じように独立基礎を打設し、1週間の養生後に木工事を行いました。

単独のウッドフェンス基礎につきましてのご質問が多く寄せられますが、テクノグリーンでウッドフェンスを施工する時は一律で、「この基礎」と決まっている訳ではありません。
その現場状況、基礎部分の下地条件、作るウッドフェンスの高さ、長さ、柱間隔、あるいはデザイン(すき間の大きさによる風圧の掛かり具合)といったものを考慮して「基礎」を決めます。

また、この基礎によりコストは大きく変わってくるので安全で、かつ過剰設計にならないように設計する必要があります。・・・・これがウッドデッキの設計より難しい。

どんな条件でも一律に「基礎ブロックを埋め込んでお終い」で済めば簡単なんですが。。。。。
現場打設の基礎はコストがグ~ンと上がるので、お客様には申し訳ないですが———昔これで一度失敗した経験を持つ身としては、一番気をつけて設計しています。

で、今回も諸条件を考慮して、現場打設の基礎となりました。

 

駐車場のウッドフェンス写真

駐車場のウッドフェンス

 

門袖と同じ高さに揃えた縦板ウッドフェンスを道路側から。

 

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正面から見たウッドフェンス。ほぼすき間を無くして板張りしていますので大谷石の塀は見えません。
このすき間を小さくして張れるのは実は、熱でも水分を吸っても膨張率が小さいイペだけなんですよね。これを人工木材ですき間無しに張ると・・・・・・恐ろしい事に。
ちなみにこの後、造園屋さんがウッドフェンスの下端には低木下草が、右側部分は植木により隠されるよう植栽されるようです。

 

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右端部は立体感を出す為、留め板で。

 

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こちらは庭ウッドデッキの入口。幅ピッタリに製作しました箱型階段を置いて。

 

ウッドデッキの縦板フェンス画像

ウッドデッキの縦板フェンス

 

さて、こちらはウッドデッキと一体化した縦板フェンス。高さは床板から1.8mの高さに。こちらも極力すき間を無くして張っていますので、ご希望の目隠しには十分かと。

ウッドデッキからはみ出したフェンスの端部支柱は、もちろん現場打設の基礎でしっかりと支えています。

 

 

 

 

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こちらはウッドデッキ。出幅は3.3mです。つなぎ目なしの一枚板で。

 

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今回は庭全面をウッドデッキ施工していません。この欠いた部分にはシンボルツリー、裏側境界ブロック沿いには樹木を目隠しに植えられ庭の完成となるようですね。

 

さて、これで完了引き渡しとなったのですが、数日後お客様からメールで、

「非常に素晴らしいウッドデッキに仕上げていただき、

家族一同大変満足しています。

木のにおいに囲まれて良いいやしの場が出来て家族も喜んでいます。」

イペにこだわり、ハウスメーカー提案の人工木材のデッキ・フェンスにしないでよかったですネ!
色も同じ、木目もない人工木材はその名のとおり人工的で、決して「いやしの場」にはならないですもんね。

今回のお客様も、お問い合わせフォームから資料請求いただきイペ材のサンプルを手に取り決めました。・・・・無料のイペサンプルと資料・写真集はこちらから。

 

これで今回の紹介は終了。次回はマンションのバルコニーウッドデッキです。