小さなウッドデッキは大活躍~府中市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年5月13日

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今回の紹介は東京都府中市の庭ウッドデッキです。

縁台くらいの小さなウッドデッキです。

掃出し窓前

掃出し窓前

 

この掃出し窓から庭へ出られるようなウッドデッキをご所望でした。
庭出るには高さが結構あり、小さなお子様が一人で出るにはキビシー!

ついでに駐車場へこの窓が一部掛かっているため、あまり大きな出幅、横幅のウッドデッキは作れません。

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掃出し窓前は駐車場の土コンクリート、石張り、土という3種の下地になっています。
こういう条件ですと規格商品として売られている”縁台”を置くと、足元が不安定となり使われなくなるのが目に見えてます。・・・・・今まで、何度か使われない新品の縁台を固定できるウッドデッキに交換施工したこともあります。

師範・通販の縁台は下がフラットな場所で使用するか、足の長さを調整・固定できる人でなければ結構使うに難しい商品です。
今夏のお客様は、その辺のところを十二分にご理解していたのか、足元の固定につきましての打ち合わせがほとんどでした。

板張り方向は横張りがご希望。少しでも駐車スペースを大きく取たいので、窓の端部ギリギリから施工もご希望。
ん~。難しい、窓枠の出が床板幅と同じ、上からビスが打てないので留めてません・・・・・んな訳はありません。

上部は工場で製作し、現場では下の構造だけを施工して、あとは組み立てだけ。これこそ、オーダーの”縁台ウッドデッキ”です。

 

縁台の画像

完成した縁台

 

しっかりと束石に固定されていますので、ぐらつきません!

庭側に付けた階段

庭側に付けた階段

 

これで簡単に庭へ降りる事が出来るようになりました。

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さっそく、階段に上ってみました。ぐらつかないのでヘルメットは必要ないですけど———–。

 

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なんか恐る恐るという感じですね?よほど、今回施工した職人は、信用されていなかったんでしょうね。まっ、あの顔じゃね~。(冗談です)

 

お客様から後で、

「ウッドデッキ作って本当に良かったです。ありがとうございました。
小さいながらも、あるとないとでは全然ちがいます。庭作業して腰かけて緑を見たり、
ちょっと織田やを飲んだりと楽しんでいます。

施工後、さっそく素足で歩いてみると、じんわりあたたかく、かすかに甘いイペのにおい?もして幸せでした。
もともと好きな庭が、ぐっと近づいたように感じてうれしく思っています。」

 

———-設置するにあたり、駐車場スペース等で制限がありましたが、ご活用していただいてるようで私も嬉しいです。

今回のケースのように、以外と小さなウッドデッキでも活躍する場面は多いもんです。
作る場所に制限があるので大きなウッドッキは作れないからと、あきらめている方は、今回の例を参考にしまして一度ご相談を。

先ずは、こちらからお問い合わせいただいて。

 

マンションの庭に目隠しウッドフェンス~中野区~施工完了編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキとテーブル&ベンチ, ウッドフェンス, マンション専用庭ウッドデッキ, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年5月9日

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昨日の続きです。中野区のマンション庭へウッドフェンスとウッドデッキの施工が完了。
1日で施工が終わったのかい?というツッコミは無しで!

 

ちなみにお客様からは「天然の木材で!」というご要望でウッドフェンスもデッキもイペ材で施工しています。イペ材のウッドデッキにつきましてはこちら。
イペのウッドフェンスなのでウッドデッキ同様10年保証付きです。

先ずは、ウッドフェンスから。

高さ1.8mのウッドフェンス画像

高さ1.8mのウッドフェンス

 

延長約10m、高さ1.8m。上部は目隠し目的の為すき間を小さ広幅材で。下はデザイン的に考慮して狭幅ですき間を大きくとデザインされました。

誰がって?当然、私じゃなく今回建物を含め庭全てを設計された建築設計士さんです。

そう!今回の工事は建築設計事務所からのご依頼で、ただし工事契約はお施主様との直接契約という方式でした。
いわゆる「CM方式」に近い方法です。・・・・・いえいえテレビコマーシャルの「CM」ではありません。
コンストラクション・マネジメント(すみません横文字に弱く英語では綴れませ~ん)の略で「CM」。

本来は設計も別会社が行い、施主になり代わり、それぞれ専門の工事会社の選定・契約・工事監理をする方法です。
大きな建設工事で見聞します。まっ、数少ないですが。横文字での名称からしてアメリカから導入された方式です。

この対極にあるのがGC(総合建設業)が、施主と一括工事請負契約する方式です。そして実際に工事をするのは、協力業者と呼ばれる各分野の下請け専門工事業者です。
それぞれの方式には、施主側にも工事業者にも一長一短がありますが、施工管理に秀でていた会社が行えば安くて品質が良い工事を施主様に提供できるんではないかと私は思っています。

これはエクステリ工事にも云えて、ガーデンデザイナーがこの役目(CMr・コンストラクションマネージャー)を果たしてそれぞれ専門工事会社が、お施主さんと直接契約するようなパターンが増えるような気が?
その場合は「CMr」でなく、ガーデン・コンストラクション・マネージヤーの略で「GCMr」なんて呼ぶのも良いんじゃない!と勝手に思ってます。
閑話休題。
悪い癖で、話がどんどん横道にそれてしまいました。元に戻して、ウッドフェンスの設計の話を。

目隠しを重点に、またこの後に行う植栽を加味してのボーダーデザイン・すき間となっています。これらのデザインが決まってからウッドフェンスの基礎や転倒防止のための控え柱位置等について設計士さんと打ち合わせ。
背の高いウッドフェンスは基礎と転倒防止をどうするか、現場ごとに検討し設計する必要があります。・・・・・・以前これを簡単に考えて施工し、失敗したことがありますので慎重になります。

ウッドフェンスは基礎工事をどのようにするかで価格も大きく違ってきますが、できるだけ「安全がわ」にというのがテクノグリーンの考え方です。

植栽が完了

植栽が完了

 

 

別の角度からウッドフェンス

別の角度からウッドフェンス

ウッドフェンス工事が終了後、造園屋さんが樹木を植えて完了。

ウッドフェンスは木々の引き立て役と上部の目隠しとしての役割を果たしてます。

 

ウッドデッキ全景

ウッドデッキ全景

 

こちらは造園工事が全て終わった後のウッドデッキです。
下は大谷石を斜め張、周囲には低木で植栽。良いですね~、やっぱり専門家がデザインした庭は違います。

ウッドデッキの中央部だけ出幅を大きく作っています。

前回載せました写真と比べると全く違う空間に生まれ変わってます。

施工前

施工前

 

・・・・・・・・・同じ場所とは思えません。

ウッドデッキ上のベンチ

ベンチ

 

ウッドデッキの上にはL字型に配置した背付ベンチと背なしベンチ。どちらもウッドデッキと一体化した作り付けベンチです。

 

ベンチの裏側

ベンチの裏側

 

ベンチの背もたれ裏に付いた斜めの棒。これは横にある階段用の手摺です。これも設計士さんのアイデア・・・・・・勉強になりました。

 

最後に。

ウッドデッキの点検口

ウッドデッキの点検口

 

前回の調査編で、わざわざお見せした換気口。その答えはコレ!
そこには、このような遮水板?(正式名称は定かではありません)と呼ばれるものが取り付けられています。

この地域は土地が低く川が氾濫した時に床下浸水が起こらないように、換気口を塞ぐための装置で普段は外しておくそうです。
イザという時には、この点検口を開けてこの遮水板を装着するそうです。合計6か所の点検口を付けました。・・・・こちらも、現場打ち合わせ時にたまたまお会いしたんですが、やはり専門工事業者さんでした。

 

これでマンション庭のウッドフェンスの紹介は終了。
最近、アルミや人工木のフェンスに物足りないお客様からお問い合わせが多いので、なるべく近いうち?に今度は戸建庭の独立ウッドフェンスを紹介させていただきます。

また、庭用の独立ウッドフェンスの写真集・イペ材資料・サンプルをご希望の方はこちらから。

マンションの庭に目隠しウッドフェンス~中野区~調査編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドフェンス, マンション専用庭ウッドデッキ, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年5月8日

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今回の紹介は、東京都中野区にあるマンションの1階”専有庭”でのウッドフェンスとウッドデッキです。
そうです、”専用庭”ではなく専有庭だから施工できたのかもしれません。・・・・・なんか似た発音なので私はしょっちゅう間違えて使っちゃてますが、・・・・・・ご勘弁を。

通常、分譲のマンション1階にある庭は、共有部分の専用使用とされていますので、テラス部分は別として庭の土や芝の部分へ何かを作ろうとしたら管理組合の承認が必要となります。
ウッドデッキは比較的、承認が降りやすいのですが(但し、大規模修繕時に取り外しやすい構造が条件となりますが)、ウッドフェンスは基礎の問題もあり、テクノグリーンでも管理組合の承認のもとに施工した例は1か所のみです。

今回は、お客様が所有しています賃貸マンションの1階、それも1階部分が全てお客様のご自宅、という条件でしたので出来たんですネ!

まぁ、マンションの1階といえ、ほぼ一戸建の庭のリノベーリョンという工事でした。
戸建と違うところは、他の住居者の皆さんへの配慮から日曜日と祝日の工事はダメ!・・・・・この部分は、分譲マンションと一緒。

それでは、調査・打ち合わせ時の写真から。

庭にあった物置?

庭にあった物置?

裏の庭に廻ってみると、いきなりドーンと鉄骨製の巨大な物置き?倉庫?が鎮座しています。
今回、これの基礎を含めて全て撤去とのお話。あ~、びっくりした。

掃出し窓前のコンクリートテラス

掃出し窓前のコンクリートテラス

 

建物に接して、ほぼウッドデッキ化する計画となっています。その延長は16m以上となります。

 

換気口

床下換気口

 

この換気口の写真をアップでわざわざ載せた理由は?・・・・次回の施工完了編で!
コンクリートテラスからの仕上がり高さも50cm以上になりますので、今回はマンションバルコニーウッドデッキではなく、一般的な庭用ウッドデッキでの施工ですネ!

 

庭に隣接する遊歩道

庭に隣接する遊歩道

 

ウッドフェンスの基礎工事の調査と打ち合わせにお伺いしたときは、あの大きな物置や基礎は解体され公共の遊歩道とアルミのフェンスが露わになっていました。
これじゃ、庭が道行く人からは丸見え。・・・・・目隠しフェンスを付けたくなるのもわかります。

 

古い桝

古い桝

 

大物置の基礎も撤去したら、いろんなのが出てきました。これもまだ生きた雨水桝のようだし、アルミフェンスの基礎部分は公共物だし、フェンスの基礎はどうしたもんかね~。

と悩み始めたとところで、調査編は終了。
次回施工完了編をお楽しみに!