マンションの庭に目隠しウッドフェンス~中野区~調査編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドフェンス, マンション専用庭ウッドデッキ, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年5月8日

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今回の紹介は、東京都中野区にあるマンションの1階”専有庭”でのウッドフェンスとウッドデッキです。
そうです、”専用庭”ではなく専有庭だから施工できたのかもしれません。・・・・・なんか似た発音なので私はしょっちゅう間違えて使っちゃてますが、・・・・・・ご勘弁を。

通常、分譲のマンション1階にある庭は、共有部分の専用使用とされていますので、テラス部分は別として庭の土や芝の部分へ何かを作ろうとしたら管理組合の承認が必要となります。
ウッドデッキは比較的、承認が降りやすいのですが(但し、大規模修繕時に取り外しやすい構造が条件となりますが)、ウッドフェンスは基礎の問題もあり、テクノグリーンでも管理組合の承認のもとに施工した例は1か所のみです。

今回は、お客様が所有しています賃貸マンションの1階、それも1階部分が全てお客様のご自宅、という条件でしたので出来たんですネ!

まぁ、マンションの1階といえ、ほぼ一戸建の庭のリノベーリョンという工事でした。
戸建と違うところは、他の住居者の皆さんへの配慮から日曜日と祝日の工事はダメ!・・・・・この部分は、分譲マンションと一緒。

それでは、調査・打ち合わせ時の写真から。

庭にあった物置?

庭にあった物置?

裏の庭に廻ってみると、いきなりドーンと鉄骨製の巨大な物置き?倉庫?が鎮座しています。
今回、これの基礎を含めて全て撤去とのお話。あ~、びっくりした。

掃出し窓前のコンクリートテラス

掃出し窓前のコンクリートテラス

 

建物に接して、ほぼウッドデッキ化する計画となっています。その延長は16m以上となります。

 

換気口

床下換気口

 

この換気口の写真をアップでわざわざ載せた理由は?・・・・次回の施工完了編で!
コンクリートテラスからの仕上がり高さも50cm以上になりますので、今回はマンションバルコニーウッドデッキではなく、一般的な庭用ウッドデッキでの施工ですネ!

 

庭に隣接する遊歩道

庭に隣接する遊歩道

 

ウッドフェンスの基礎工事の調査と打ち合わせにお伺いしたときは、あの大きな物置や基礎は解体され公共の遊歩道とアルミのフェンスが露わになっていました。
これじゃ、庭が道行く人からは丸見え。・・・・・目隠しフェンスを付けたくなるのもわかります。

 

古い桝

古い桝

 

大物置の基礎も撤去したら、いろんなのが出てきました。これもまだ生きた雨水桝のようだし、アルミフェンスの基礎部分は公共物だし、フェンスの基礎はどうしたもんかね~。

と悩み始めたとところで、調査編は終了。
次回施工完了編をお楽しみに!

勾配がきついベランダを水平に~大田区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年5月2日

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今回の紹介は東京都大田区の新築マンションのベランダウッドデッキです。

内覧会時にお客様がご自分写真を撮られ、採寸したサイズを手書きの図にしてメール添付していただきました。

写真と手書きの寸法図を添付いたしましたので

見て頂けますでしょうか?

他社との比較もしておりますが

テクノグリーンさんのしっかりとした施工や対応に

とてもひかれております。」

送られてきました写真と寸法図は。

内覧会時の写真 1

内覧会時の写真 1

内覧会時の写真2

内覧会時の写真2

右側室外機設置前

右側室外機設置前

 

まだ室外機は設置されていませんが、パイプやらカバーやらが、たくさん這っています。

 

避難ハッチの断面

避難ハッチの断面

 

避難ハッチの断面からしますと、相当勾配がきつそうですね。前にもこのブログで書きましたが、勾配がきついベランダは水捌けだけを考えると「良いベランダ」と言えるのですが・・・・・・・
これだけきつい勾配は、毎日の使用を考えると何とかならないかと思っちゃいますよネ!

 

バルコニー図面

送って頂いた寸法図

 

手書きの寸法図を写真に撮ってメールで送っていただきました。この図面と写真があればバッチリです。ほぼ正確な見積もりができました。

初めは電話で㎡数をお聞きして概算見積もりしていたのですが、それよりは安くなりました。・・・・・それでもテクノグリーンのベランダウッドデッキは、他と比べて価格は安いわけではないと思います。価格以上の価値あるデッキとは思いますが。
価格だけで選ぶか、品質で選ぶかはお客様の価値観の問題なので、なんとも言えませんが今回のお客様は品質でお選びいただきました。

それでは完成後のウッドデッキを。

 

右方のウッドデッキ

右方のウッドデッキ

 

左方のウッドデッキ

左方のウッドデッキ

ウッドデッキは水平。室外機はベランダの傾斜なりに。・・・・こんなに勾配があったんですね~。
サッシ下枠水切り天端にギリギリ今回は合わせる事ができました。高さは調整タイプのベランダウッドデッキは低く作るのが大変なんです!!!!採寸にもホント神経を使います。・・・・・と、云いつつ今回も、私は採寸してませんが・・・・

パイプ類は床下へ

パイプ類は床下へ

 

ベランダ床を這っていたパイプの類は全て床下へ隠れています。これだけでも価値があると思いませんか?・・・・・・このパイプ高さと位置の関係によりまして、、強度も考慮すると設計にするにあたり、”ちょびっと”ですが神経を使いました。

これにて、今回の紹介は終了。

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(盛りだくさんの施工例写真集と資料とイペ材も一緒に無料で郵送させていただきます。ただし申し訳ありませんが地域限定となります。

4年で腐ったウッドデッキを~笠間市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2014年4月29日

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今回の紹介は茨城県笠間市での4年で腐った庭ウッドデッキの取り替え工事です。

お客様から、「ホ--ムページでの施工地域に笠間市は入っていないのですが、常磐道のインターからは近いので施工は可能でしょうか?」
3年前に工場を三郷に移転したのですがが、これが三郷のスマートインターチェンジのすぐ傍。従って茨城県の常磐道近傍であれば、距離があっても短時間で行けるようになった。・・・・・・だったのですが、ホームページの施工可能地域はそのまま。(近々?に修正予定のつもりです)

メールで、写真と新築時のウッドデッキもしっかり記入された図面を送付いただきました。

その文面には
「4年で、ビルダーさんに作ってもらった防腐剤、キシラデコールを塗った2×4材のウッドデッキは所々スカスカになってきました。特に、コースレッドで止めてある部分が。
ペンキを塗り直しても、腐った部分をはめなおしても、今後何年も修正を繰り返し切りが無いと言われ、全くその通りだと感じています。」と。

図面からの概算見積もりで仮ご注文をいただき、打ち合わせ・調査へ。
工場からは近いのですが、会社の事務所からはプラス40分。・・・・・・でも常磐道は渋滞が殆どないので、スイスイです。

 

広い庭のエントランスデッキ

広い庭のエントランスデッキ

 

ひろ~い庭に広いウッドデッキ。
アプローチはスロープのウッドデッキ。玄関前はフロントデッキ。それがリビング前のウッドデッキと繋がり一体化しています。約40㎡。

あと2~3軒、建てれそうな広さの庭です。・・・・・・これは、テクノグリーンの現場監督ワンコの「ユンボ」がドッグランをしてきそうだな・・・・・

ステップの腐朽

ステップの腐朽

 

このステップ部分の腐朽は、使用木材の問題もさることながら、施工方法にも問題ありでした。

 

木口の腐れ

木口の腐れ

 

床板の継ぎ部分での木口から腐っているのが一番多く見られます。
塗装でのメンテナンスで腐朽対策は、はっきり言って至難の技といわれるのは、このような木口ですとか、裏側、はてさて構造部分の根太・大引き・束の類は一度完全にバラさないと塗れないんですネ。

その上、こういう場所がまた渇きににくく腐りやすい。・・・・・・といって、塗装のたびにバラシ、再組立てを。(私しゃ、表面だけもしませんが)

お客様はバラシまではともかく、2回ほど塗っていたそうです。

「先日は資料サンプルを送っていただきありがとうございました。
 妻と内容を拝見し,貴社とその製品に間違いないとの直感を得ました。

我が家は平成21年9月に新築され,そのとき家と一緒に
ウッドデッキも地元のメーカーさんが作ってくれました。(現在はメーカーがあ
りません)
3年目くらいからキシラデコールの塗装が薄くなったので2回ほど自分で塗り
直しましたが,
また,次のシーズンにははげてきました。木材の反りやうきも始まりました。
4年目の昨年からは,ビスを打ってある場所の木材がぼろぼろし始め
場所によっては体重で沈むところもでてきました。危険ですよね。

親類のおじさんに相談したところ,穴が開いたところを2X4材でいくら直しても
4,5年で同じことになり,どんなに塗装や防腐剤を塗り直しても同じだ,という
アドバイスを聞いていたので,少し値が張っても専門業者さんにお願いした方が
賢いという考えに至りました。

そして,ウッドデッキのリフォームをネットで検索していたら,
御社にたどり着いたというわけです。」

いやぁ~、遠方よりたどり着いていただき、ありがとうございました。でもスイスイ常磐道でのドライブは快適で、あっという間でしたヨ。

それでは、取り替え工事後の写真から。

 

完成後の全体

完成後の全体

 

玄関前のウッドデッキは、ちょっと小さめにしてその代り1段のステップへ変更。その上に元からあったロートアイアン製のポストを取り付けて。

ちなみに今までのウッドデッキ廃材は、薪ストーブを使用してるのでその燃料として利用することに。産廃処理費の節約にもなり一石二鳥。

 

ウッドデッキスロープ

スロープ

 

今までと同じ場所にアプローチはスロープで。

 

リビング前のウッドデッキ画像

リビング前のウッドデッキ

 

 

R部分の拡大写真

R部分の拡大写真

 

 

リビング前のウッドデッキは設計段階では、この中央のR部分は無かったのですが、お客様のご要望にお応えしてその場で職人がチョイト作りました。

 

もう1か所のスロープ

もう1か所のスロープ

 

入口と反対方向にもう1か所のスロープを増設。こちらは薪を一輪車で運ぶためのスロープです。お話を伺って判ったんですが、一冬で使う薪の量って塑像以上で、手で運んでいたんでは間に合わないほどだそうです。・・・・・私は無理。

ところで写真左下へある三角形のデッキは?

 

西側の既存ウッドデッキ

西側の既存ウッドデッキ

 

このように建物を囲むように南側と西側にウッドデッキがあったのです!それを繋ぐように1段低くなった三角形のウッドデッキでした。
南側のウッドデッキの腐朽がひどく、今回リニュアール。西側はもう少し使えそうなので様子をみる事に。

新しくなった南側のウッドデッキはイペ製ですのでノーメンテナンスで10年保証しています。今年からはだいぶ楽になりますネ!

施工完了後にお客様から

「3日間(2日半)での施工は職人さんたちのおかげです。
大変ありがとうございました。ユンボ君もかわいかったです。」

やっぱり、ユンボはドッグランを楽しんできたんだナ!

解体もご注文いただいていたので、解体半日、施工2日の工程でした。初めはご自分で解体を考えていたようですが、40㎡を一人でするには・・・・・・・。
私は考えもしませんが、なんか今回の私コメントで”モノグサ”がばれてしまったようで——–

今回の紹介はこれで終了ですが、近いうちに同じ茨城県小美玉市のやはり腐ったウッドデッキの取り替え工事を紹介させていただきます。
・・・・・・茨城県は木材腐朽菌が多いのかな?