さて今回は、中野区のお客様で鉄骨構造の車庫上デッキの「木部のみ」の交換工事です。
そういえば今年正月早々にも同じように、豊島区で鉄骨構造で上のウッドデッキ部分のみを交換した事を思い出しました。
今回も同じ状況で調査を依頼されました。お伺いしてみると。
車庫上デッキを下から
始めに下から見てみると、頑丈に組まれ、且つまだ新しい~。これじゃ交換する必要がないんじゃないかい?で、上に上がってみると・・・・・
木部は腐っていました~
木材はレッドシダーの2×6材。なので厚みもしっかりと38mm。
鋼製角パイプの根太
根太も鋼製でタッピングビスで床板が取り付けられています。鋼製根太も腐食はしておらず木材のみが腐っています。
腐ってる木製フェンス支柱
ウッドフェンスの支柱の数本が、このように根元から腐ってきていました。ちょっと強い力を加えてやるとポッキリと折れる状態。これには、お客様も気がついていないようでした。
お客様は築5年の、この住宅を買われたそうで、初めからこのデッキは付いていたそうです。それにしても5~6年でここまで腐るとは・・・・・やっぱりレッドシーダーはウッドデッキ材としては不向きですね。
レッドシーダーも他の用途に使うぶんには良いと思うんですが。私は個人的には好きな木なんですけど・・・・。
そういえば、昔といっても5~10年くらい前までは、「ウッドデッキに最適な木材レッドシーダー」と謳って大手のエクステリ材料メーカーやら、なんやらが揃って大々的に販売していたけど、今はどうなんだろう?
テクノグリーンでは昔からウッドデッキには適さないと判断して施工はしてこなかったけど・・・・・。
道路側から見上げて
打ち合わせ・採寸も終えて帰りがけに道路からみた写真ですが、この位置から見るとフェンスなんか全然、大丈夫なんですがもったいないですよね。鉄骨の造りをみると鉄骨屋さんが全て施工したのかもしれませんね。鉄骨屋さんだと木材の知識もあんまりなくて、世間では耐久性がるあると言われていた時期だから使ってしまったのかもしれません。
今のハードウッド=全て腐朽に強い、みたいな風潮も同じようにならなければ良いと思うんですが。。。。。
なんでもかんでもハードウッドと名の付く木材は耐久性が有りますなんて輸入したり、販売している会社は最終的に「腐っても鯛」じゃなく、「腐っても無責任(責任はとらない)」ところばっかりだからナァ~。
テクノグリーンのような施工会社が責任を負う事になる仕組みになってるんだよネ!だからじっくりと吟味・検証して材料を選ばないと。
さて、話は戻りまして、お客様は既存のウッドデッキ施工範囲とフェンスも基本は同じようにと事で、数回のメールや電話のやりとりで、最終決定し施工へ。・・・・・・・施工完了後の写真は後編で。
投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ | 投稿日:2013年6月9日
テクノグリーンのマンションベランダウッドデッキは、大方が内覧会時か、確認会のときに採寸して見積もりする事が多いのですが、今回、江東区のお客様は引越しの翌日に採寸させていただきました。
採寸時のベランダ その1
引越しも済んでいますので、カーテンが掛かっています。避難ハッチがありますが、これという特別難しそうな形状ではありません。
逆側のベランダ風景
スロップシンクとその排水管もありますが、これも全然気にならない位置ですね。
掃き出し窓のサッシ枠高さ
ん~。今回もサッシの網戸下端がベランダから少ししか上がっていません。3cmあるかどうかですので、この高さにウッドデッキを仕上げるのは難しい。まして高さ調整タイプとなると。勾配をつけたまま設置するのなら、まだ出来るのですが水平に仕上げるとなると・・・・・・。
ここのマンションではインテリアオプションでウッドデッキを販売されていたそうですが、一体どんなウッドデッキだったんでしょうかネ?ついでにかなり高かったそうですが。
それでは施工後の写真を。
ウッドデッキ完成後
お客様のご希望通り、室内フローリング高さに仕上げ。やっぱりこれが一番使いやすいですよね。
逆方向のウッドデッキ
こんな感じに仕上がりです。で、これで写真はお・わ・り!
もう引越し済だったので、恒例の室内からの写真は撮らないで帰ってきました。当社の職人は遠慮深いので。・・・・ホントかよ!
今回、お客様がマンション内の客用駐車場を事前に確保していただいたので、大変助かりました。この駐車場探しが場所によっては大変なんですよね。
施工完了後のアンケートでお客様から
「問い合わせ→注文→下見→施工とスムーズいって良かったです。マンションのオプションですと倍の値段でしたので、大変助かりました」
倍の値段ですか!やっぱり一度見てみたいですね。金粉で塗装しているんでしょうか?
と、ジョークはこのくらいにして次回の予告。駐車場上ウッドデッキの取替え工事です。自社工事の失敗作の取替えではりません。もちろん他の会社さんが施工したウッドデッキの取替えです。・・・お楽しみに。
投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ | 投稿日:2013年6月6日
今回の紹介は予告とおりマンションのウッドデッキです。東京都中野区での新築マンションの内覧会に同行させていただき、採寸と打ち合わせを。
避難ハッチがあります
微妙な位置関係で避難ハッチと排水パイプ。
掃き出し窓サッシの水切り
こちらの水切りは幅が広く、やけに目立って気になります、当然お客様は「隠したい。室内と同じ高さにしたい。」
逆側の施工前ベランダ
逆側のベランダ。どちら側にもまだ室外機は設置されていません。インテリアオプションでも頼まれていないそうで、引渡し前に設置される事は無いようです。
そこで、ウッドデッキ施工後に室外機を設置する提案をさせていただき、ご入居後すぐの施工でスケジュールを。
ウッドデッキ上の室外機
室外機の後設置であれば、このようにくり抜き施工をしなくて済むので、綺麗な上すき間が出来ません。
施工当日にテクノグリーンの施工終了に合わせて室外機設置を。
ちょっと離れて見ると
こんな感じです。
逆方向のウッドデッキ施工後
室内から見たウッドデッキ
角度を変えて正面から
このように室内から見ると断然イイ感じです。
施工後、お客様からアンケートに
「インターネットを通しての取引で最初は不安もありましたが、事例集やサンプル、採寸時の丁寧な説明、施工まで一貫して製品に対する貴社の真摯な姿勢を感じ、大変満足しております。今後ともよろしくお願いします。この度はありがとうごじました。」
またお支払いのお振込み連絡の時も
「本日請求書に基づき施工費用を振込させていただきました。施工以降、不具合もなく家族一同大変喜んでおります。有難うございました。」
とメールをいただきました。
・・・・・・こちらこそ、当社ベランダウッドデッキをご採用いただき、ありがとうございました。十数年後の大規模修繕時のときも、ご用命賜ればと思います。
今回の紹介はこれで終了。で、また次回も、マンションベランダウッドデッキで~す。