投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ | 投稿日:2010年12月10日
今回は先日の続きの2回目、設計編です。
お客様からのご要望は以下のとおりでした。
1)庭の半分をウッドデッキにしたい。
2)ウッドデッキにする部分の植栽は残りの部分へ移植と一部撤去をしたい。
3)掃き出し窓部分幅以上の間口で、出幅は庭一杯のサンルームを作りたい。
4)既存の外水栓を二股に分岐してひとつは植栽側、もうひとつはデッキ上に設置したい。
5)ウッドデッキは10年保証してほしい。
6)木材はイペを希望。
7)一部へ物置を置く予定なので、その部分を補強してほしい。
8)フェンスを好みのデザインにしてほしい。
9)サンルーム内の床デッキはすき間風が入らないようにしてほしい。
という9つのご要望をお聞きして、現場調査・採寸をしたら、色々と問題がでてきました。
まず、1)2階に張り出しベランダがあり、デッキ高さを掃き出し窓に合わせると、サンルームの規格品では屋根がぶつかる。
2)その張り出しベランダの樋がちょうど、サンルームの枠とぶつかる。
3)このサンルームのエクステリアメーカーもイペ製ウッドデッキを販売していますが、大引き・束が米栂の防腐処理木材のため、当然10年保証はなし。また規格外のオーダーのイペフェンスの販売も無し。
それもあって、当社へサンルーム&ウッドデッキ施工の依頼があったようですので、サンルームの荷重がかかる部分や物置を置く場所の下地補強、フェンスデザイン、内面デッキをすき間無しに加工および外面デッキより高くする設計、樋位置の移動と、これら全てのカラミによる問題を解決すべく、気合いを入れて設計にかかりました。
というところで、長くなりましたので最終の施工完了編は次回で・・・。
私がウンウン唸りながら設計している写真を載せても誰も見てくれそうにないので・・・今回は写真ナシです。
10年保証のイペ製ウッドデッキ資料と無料のイペサンプルのご請求はこちら。
今年はなんか秋がなかったような気がするのは私だけでしょうか?
暑い、暑いと10月まで言っていたら、すぐに冷房から暖房に切り替えたような感じでした。
秋の味覚もサンマを数回と柿を少々(数十個)を食しただけで、他はあまり記憶に残っていません。(食い物だけでの感じかい!とツッコミが入りそうですが・・・)
と、食べ物の話は置いおいて、寒くなってきますとサンルームというのが、俄然、注目を浴びてきます。
エクステリア業界ではサンルームとかガーデンルームあるいは、コンサバトリーなんていう呼び方もあるようですが、私は横文字に弱いので、普段は「温室」とよんでいるのですが、さすがに関係者からはそれは「違うでショ!」と否定されてしまいます。
簡単にいうと、家の中から出入りでき、天井も壁も戸も透明な材料(ガラスやポリカ)で作られた採光たっぷりの庭に造られたもうひとつの「部屋」という説明になるかと思います。・・・全然簡単じゃないですが・・・。
この「温室」がアルミ系の各エクステリアメーカーから種々と、またいろいろな商品名を付けられて販売されています。
とりあえずエクステリア業界?の隅っこに、いさせていただいてるウッドデッキ屋には、はっきりいって、各メーカーの全商品名すら憶えきれません。ウッドデッキ屋ってなんだという人はこちら。
ところが、今回はウッドデッキの上に、このサンルームを作りたいという千葉市のお客様で、商品もお選びの上、来社されました。
お話を聞きまして、以前にサンルームの下のウッドデッキが腐ったお客様の依頼で、デッキのみを交換工事したことを思い出し、構造的な事はわかっていたので、現場を見させていただく日を決めさせていただきました。
数日後、お伺いさせていただき拝見させていただきましたお庭が下の写真です。


庭一面に植栽と花壇が設けられています

ちょうどサンルーム設置予定場所にあるので移動を希望
現地調査も終わり、これからお客様のご要望・・・というところで、長くなりましたので次回をお楽しみに。
ウッドデッキの資料請求はこちら
ここ2~3年は中古マンションを購入されて、リノベーションをされる方が多くなっているようです。
リフォームとは違い、内部の間仕切りも取り払い、間取り・水廻りの場所まで変えてしまうのが、リノベーションというらしいです。(リフォーム業者さんからの聞きかじりですが・・)
先日、このリノベーションをしたお部屋を見る機会があったのですが、それはそれは素晴らしい室内に変身していました。
間取りもお客様の使い勝手が良いように変更していますし、内装に使用されている材料、厨房機器も新築分譲ではなかなか見られないオリジナルな物が取り付けてあります。
室内が見違えるようになった分、ベランダ部分が元の状態ですと、その分なんともみすぼらしく見えてしまうのは私だけでしょうか?
そこで、ベランダウッドデッキの登場です。(申し訳ありません。ここから当社の宣伝です)
でも本当に、ベランダにウッドデッキを敷くと見栄えが良くなり、「これでリノベーションの完成!」という感じになります。
施工前、施工後の写真を見比べてみてください!
ユーロス-014-300x225.jpg)
施工前のベランダのフェンス壁
ユーロス-009-300x225.jpg)
施工前のマンションベランダです
そこで、正面の壁にはウッドフェンス。床はウッドデッキを施工しました。

見違えるようなベランダになりました。

特注の室外機カバーも設置
この特注の室外機カバーの左サイドへは何がはいるのでしょうか?
私も詳しく聞いていませんが、この空間のサイズも詳細に指示がありましたので、ピッタリサイズの物が入ると思います。
なお、上部は花台として使用されるそうで、鉢物が置かれるようです。
100Kgまでは大丈夫に計算して製作していますので、安心して載せてください。
こんなオーダーメードの室外機カバーの施工例はこちらから。
またこれらウッドデッキ・フェンス・室外機カバーに使用している木材のイペ材サンプルは無料で進呈していますサイトページはこちら。
予告
近いうちに、同じくリノベーションしたマンションのルーフバルコニー部分のウッドデッキを紹介させていただきます。・・・お楽しみに。