庭の有効活用はウッドデッキで~練馬区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドフェンス, 一戸建て庭ウッドデッキ | 投稿日:2013年12月26日

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今回の紹介は東京都練馬区の戸建庭ウッドデッキです。

お客様から手描きの図面をFAXいただきました。
詳細の寸法を入れた平面デザインと室外機カバー、立水栓、フェンス等々も描き入れて。
これほど書いていただくと、かなり実際の見積もりに近い概算見積書が作成可能です。

さてさて、この概算がご予算に合いますとの事でお伺いさせていただき、詳細の打ち合わせへ。

調査時のお庭

調査時のお庭

境界フェンス&ブロックまでは140cm弱あるのですが、勝手口や掃出し窓前には当然のごとく土間テラスがあります。
まぁ~これが無けりゃ、庭に出るには不便なんですが、その分場所をとられて使える部分が減ってしまうデメリットとなります。
今までもよくあったパターンです。・・・・・それでせっかくの庭を使わなくなったなんて~のも、よくある話じゃありませんか?

逆サイドから見た庭風景

逆サイドから見た庭風景

 

植栽もあり、おまけに室外機も鎮座しています。

庭の散水栓

庭の散水栓

 

ご覧のように散水栓も庭の中央部にあり、ますます使い勝手のよくない庭となっていました。
その中でお客様は、ガーデニングや家庭菜園がご趣味で何とか頑張っていたようですが・・・・・・ウッドデッキ化。

もうこれしかないと、ご自分で使い勝手が一番良いウッドデッキとフェンスをデザインされてました。今回は施工上の問題でのチョッピリ変更以外は全てお客様のデザインで。

 

勝手口側のウッドデッキ画像

勝手口側のウッドデッキ

 

少しあった勝手口前のコンクリートテラスとのだ段差も解消。そしてこの部分の出幅は少し小さくしてあります。
これもお客様のこれからのガーデニングには意味のあるスペース。

ウッドデッキ上の室外機カバー画像

室外機カバー

いつものベンチ兼用の室外機カバー。ベンチ高さと強度を兼ね備えています。もちろんこれもイペ製。木材強度があるイペですので繊細なデザインでも大丈夫。
通風部のルーバー。これはブラジルで特注で製作させた専用の断面サイズです。分厚い板じゃカッコ悪いので。・・・・・・こんなところもテクノグリーンのこ・だ・わ・り。

こちら側も元の樹木を生かす為に出幅を小さくしています。

ウッドデッキと立水栓画像

立水栓と水受け

 

庭の真ん中にあって散水栓だった為に使いにくかったのを、使いやすい場所へ立水栓としてウッドデッキ上に移動。水受けはお客様のお好みの物を支給。イペ製の立水栓は当社のオーダー製作。ちなみに蛇口はカタログからお選びいただき2個付け。

 

独立フェンス

隣家から見た独立フェンス

 

手前側はウッドデッキと分離した独立の目隠しフェンスです。ウッドデッキのフェンスと独立フェンスですき間の大きさを変えています。

それにしてもこの独立フェンスは設計も施工も難しい!特に今回のようにブロックにぴったりと沿って施工する場合は。
ついつい調査の時に、ブロックの基礎が標準で施工されていると思い込んでしまうんですよね。

その前提でフェンスの設計をしてしまうと・・・・・・・やっちゃいました。後戻り工事になり最終引き渡しが遅れお客様にはご迷惑をーーーー。
基準にのっとった外構工事屋さんばかりではないと肝に銘じて、以後気をつけます。

・・・・・・と、今回は反省をしながら終了。

次回は年内最後かな?それでは以前お約束してましたルーフバルコニーのウッドデッキの紹介とします。

戸建バルコニーへのウッドデッキ高さは?~茅ヶ崎市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 戸建てベランダウッドデッキ | 投稿日:2013年12月22日

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今回の紹介は神奈川県茅ケ崎市の戸建2階”バルコニー”へのウッドデッキ施工です。

バルコニーもベランダもほとんど同じ意味で使われていますが、厳密に定義すれば屋根や庇があるのが「ベランダ」、無いのが「バルコー」です。
ほとんどのマンション販売会社が、上階が庇となっているベランダをバルコニーとカタログや間取り図面で表示しているので、バルコニーが一般的な呼称となってきているのかしらん?

これってもしかしたら、昔のマンションによく見られた北側斜線規制の関係で上階へいくほど幅が狭くなる階段状の構造の場合の名残りなのかもネ。・・・・この場合は屋根・庇がないから純粋にバルコニーと呼べるから。
本当のところ、どうなんでしょうね?誰かご存じの方がいたしたら、教えてくださ~い。

何故、今回この事にこだわるかと云いますと昨今のゲリラ豪雨。
テクノグリーンのバルコニーデッキは室内と同じ高さに調整して施工できます。それがノンレールタイプのサッシですと、それこそフルフラットです。
ただそのノンレールタイプサッシは、どうみましても屋根無しの広いバルコニーにゲリラ豪雨時の水量を排水できる能力があるとは思われません。ノンレールサッシはあくまでも、屋根・庇がある前提での雨量に耐えうる構造と判断しました。

それでは調査時の写真から。いつものよう採寸・調査を終了して、最後に状況を撮影。・・・・・・・したはずだったんですが、写ってな~い。

さっそくカメラを量販店に持ち込んでみてもらうと、修理納期は1週間以上、その上保証期間も過ぎているので修理費用の見積もりは、それに数枚の100円コインをチャリンとしてやれば、横に陳列している格安のコンパクトデジカメが買える金額。
元々、格安のデジカメだったし~。といことで新品を購入。画素数は倍くらい、他の機能も各段に良くなっているらしいのですが、あまり必要とはしません。・・・・・それより壊れにくいカメラが欲しい~。

あっ、修理で思い出しましたが、先日マンションの人工木デッキでご相談をいただいて視てきたのが、これ。

割れた人工木材

割れた人工木材

新築マンション入居時に元々デッキがついていたそうです。6年経過しているそうですが、デッキ上でDIY中に誤ってハンマーを落としただけでこんな風に割れてしまったそうです。
木粉入りの樹脂デッキはこのように中空構造(全てではありませんが)なので、衝撃に弱く、割れやすいというか壊れやすい。テクノグリーでは人工木デッキの完成引き渡し時には必ず、お客様にはその事を伝えるようにしています。

今年は、木粉入り人工木材の「割れた・壊れた」相談が寄せられた年でした。

フェンス部材の割れた人工木

フェンス部材の割れた人工木

 

これは大手メーカーの人工木材。台風時の風圧で割れ、フェンスが半壊したようです。ただ、これは材料の問題もあるけど施工方法にも無理があるんじゃない?という感じがします。

1枚目の床板の材料は、昔のタイプのようで薄く強度もなさそうです。テクノグリーンでは、10社くらい一応、取扱えるメーカーの商品があるんですが、その中には無し。
そこで、いろいろなルートを使って探したのですが見つかりません。このサイズに合う代替え品もみつかりませんでした。
カメラは製造打ち切り後5年間は、部品を在庫している云々と書いてありましたが、人工木材のデッキはどうなんだろうね?
大手の人工木デッキメーカーは、「改良」の名の元にやたらとモデルチェンジをします。
幅や厚みが変わったフルモデルチェンジをされると、こういう取り替えのときに本当に困ってしまいます。廃盤になっても5年くらい在庫していてくれると良いんですが・・・・・これもテクノグリーンでは人工木を推奨しない理由のひとつなんですが。

カメラの壊れた話から、またまたそれてしまいました。本題に戻り調査時の写真は無しで、いきなり完成写真を。

ウッドデッキ完了

ウッドデッキ完了

せっかくのノンレールサッシでしたが、お客様とも一緒に検討し、室内への浸水を防ぐ事を第一に考えて3cmほど下げての施工となりました。

 

ウッドデッキ仕上げ高さ画像

ウッドデッキ仕上げ高さ

掃出し窓のシャッターを下ろした状態でこんな感じです。
レール部分が階段状になっている普通のタイプからしますと、ノンレールタイプのサッシは3cmくらいウッドデッキが下がっていても、ずう~っと使いやすい事に変わりはありません。

 

外側の腰壁

外側の腰壁

 

外側の腰壁との取り合いは、排水を考慮して開けています。最近のゲリラ豪雨は怖いですからね。

お客様は元々イペ材を良くご存じで、当社へお問い合わせいただいていたのですが、

「見積もり時に雨水対策等の提案をして頂いたり、施工職人の対応も良く、御社にお願いして良かったと思っています。」と。

屋根や庇があるマンションのベランダはフルフラットにしてもO・Kですが、戸建のバルコニーや屋上の場合は雨水対策に今回のような一工夫が必要かもしれません。

今回の紹介はいろいろと話がそれましたが、これで終了。そういえば、明日も都内でこの戸建バルコニーへのウッドデッキ施工予定です。近いうち(たぶん来年)に、機会がありましたら紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

細長い庭へのウッドデッキ~東久留米市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ | 投稿日:2013年12月6日

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もう12月ですか・・・・。年内施工と年初施工予定のウッドデッキ施工図を描くのに追われている内に、すっかりこのブログの投稿を忘れていました。

今回は東京東久留米市の新築戸建への庭ウッドデッキです。引き渡し前ですが、内覧会が終わった後に採寸と現場打ち合わせをさせていただきました。
採寸時の写真から。

隣家境界と庭画像

隣家境界と庭

細長いと云いましても幅は1.4mあります。奥行きが9m近くもあるんです。

下は砂利敷き

下は砂利敷き

庭には砂利も敷かれていますし、植栽もされています。見ため的には、いい感じの庭です。ただ有効利用となると、ちょっとどうかな?という感じもします。——-いわゆる「見せる庭」と「使える庭」の違いかな?

庭奥から見て

庭奥から見て

 

それと室内から庭までの段差。50cmもありますと次第におっくうになり、出る機会がどんどんと減ってきます。(私のようなモノグサは特に)
いやいや、今回のお客様は、そう理由ではなく「有効利用かつ見栄えも良くする目的でウッドデッキにしたい!」・・・・・勝手な私の推測ですが。

ウッドデッキが完成

ウッドデッキが完成

 

で、出来上がったウッドデッキがコレ!イペ製のウッドデッキとウッドフェンス。なおかつ塗装しています。
ウッドデッキの施工部分にあったエアコン室外機はそのまま動かさず、ウッドデッキをくり抜いてその上にはベンチ兼用の室外機カバー。ベンチとして使用する為に、通常のkバーより広く製作しています。

手前のカバーはウッドデッキ外にあるので、通常のタイプといいながら、お客様からエアコンのカタログをいただき室外機に合わせたオーダーメードです。小さくなく、大きすぎて邪魔にならないように。
一緒に、2階のベランダへ設置されてる室外機カバーもご注文いただきました。もちろん、これも同じようにオーダーメードサイズにて。〆て3台分。

ボーダーフェンス

ボーダーフェンス

ボーダーフェンスはお隣さんからの目隠しというよりも、隣家の家壁に付いてる機器やらなんやらが目に入らなようにするためだけなので、5cm幅の横板ですき間も5cm開けています。これだと圧迫感も少ないですね。

 

奥から見たウッドデッキ

奥から見たウッドデッキ

庭の出幅もウッドデッキ施工前より広く感じませんか?「部屋の中にいると部屋そのものが広く感じる!」と、これは今までウッドデッキを施工された皆様がおっしゃるセリフです。

 

掃出し窓前のウッドデッキ

掃出し窓前のウッドデッキ

 

掃出し窓前のウッドデッキ。これで段差も小さくなり出やすくなりました。・・・・・やっぱり、これが一番のウッドデッキ効果ですかね?

と、ウッドデッキの効用の宣伝をしたところで、今回はオ・シ・マ・イ。
資料・イペ材のサンプルを見たい!手にとってみたい!という方はこちらから。