今回の紹介は戸建のベランダウッドデッキではなく、ルーフバルコニーウッドデッキです。
どう違うのかといいますと、ベランダは屋根もしくは庇がありますがそれが無し。また下階が部屋でその屋根になっている構造ですのでルーフバルコニーと呼ばれます。
そしてその階に部屋が存在しないのが屋上。
まぁ、正式な分類や呼び方はそれぞれありますが、そこへ施工するウッドデッキは施工法も出来上がりも一緒になります。
10年以上前からお付き合いのあるエクステリア工事会社さんから、昨年秋に見積もりご依頼がありました。
・・・・・・埼玉県白岡市の新築戸建の外構・エクステリア工事全般をお客様からご依頼いただいているとのことでした。
こちらの会社からは、社長のご自宅のバルコニーウッドデッキを施工した縁から、お客様が天然木のウッドデッキをご希望の場合、当社へご注文いただいています。
もちろん、材はイペ指定で。社長がたいそうイペを気に入っているので、お客様にもイペをお勧めしているようです。
竣工間近となり採寸へ。

こちら、室内から見た施工前のルーフバルコニー。2ヵ所に分かれた手前側部分をウッドデッキへ。

平面形状はL型となっています。

部屋からルーフバルコニーへ出入りする掃出し窓前。下地はごらんのようにかなり水勾配がついていますが、これを高18cmくらい嵩上げしフラットに施工します。

段差も解消し、フラットに仕上がったウッドデッキ。


こちらの最大奥行きは5m以上、短い方でも3mありますのでテーブル・ベンチを置いての食事もでき、活用方法は広がります。

家の梁で2分割されている奥側(写真では手前側)はウッドデッキにはしていません。鉢植えを置かれるスペースかな?。

写真をご覧になり気づかれた方もいるかと思いますが、今回は一般的なすき間あり施工です。
すき間の分、使用する材料は少なく、またすき間無しに加工する手間が減りますのでその分安くなります。
当社で現在提供しているバルコニーへのウッドデッキ施工では、イペのすき間無し施工>イペのすき間有施工>イタウバのすき間あり施工の順で価格は安くなります。
今回、お客様は予算の関係もありますが使用木材のイペは譲れないとの事で中間価格の”イペのすき間あり施工”をお選びになりました。
それでは、これで戸建のルーフバルコニーウッドデッキの紹介は終了。次回は同じ埼玉県の戸建の庭ウッドデッキを紹介します。
渋谷区の中古マンションを購入され、リフォーム後にお住まい予定のお客様からお問い合わせをいただきました。
送付しました資料・写真集・サンプルをご覧いただきましたお客様から、購入されたマンションの間取り図面をメールでいただき概算見積もりを。
その概算見積もりがご予算内ということで、鍵引き渡し日に現地調査をさせていただきました。

図面には表示が無かった避難ハシゴのハッチがありました。ここは打ち合わせの上、蓋加工する事に。

室外機が3台置かれてていましたが、いずれも20~30cmほどは持ち上げられるのでくり抜かずにウッドデッキ上へ設置するよう施工します。

さて次はウッドデッキの高さ。
当社の高さ調整タイプでは高さが8cm以上では任意の高さに造ることができます。このサッシ水切り高さにすることもできるのですが、今回はこの水切りも隠す高さをお客様はご希望。

水切りを隠す高さに仕上げたウッドデッキの完成。


3台の室外機はウッドデッキ上に。室外機からの排水ドレンはデッキ下に敷設しましたホースで排水溝まで運ばれますのでウッドデッキも下のベランダも排水でビチャビチャになりません。

室内から見たベランダウッドデッキ
跨ぎ部分と同じ高さにしています。これでワンチャンが出入りするのが楽になります。
施工完了後お客様からメールで、
「想像していたよりもかなりの短時間で
しかも、とても満足のいくウッドデッキをつくってくださり、
大変感心しております。
事前の測量の方も、当日の職人さんたちも
感じのよい方ばかりで安心できました。
貴社にお願いして本当に良かった感じております。
愛犬も喜んでいます。
ありがとうございました。」
イペ材をご存じなかったお客様は、送付しましたイペを手にし気に入っていただきました。
またワンチャンがいるので、爪が入り込まないすき間無し施工をお選びになりました。・・・・・すきまなし施工のメリットは下にゴミが落ちないだけではなく、ペットにもやさしいんです。
次回は愛犬つながりで、愛犬の為の庭ウッドデッキを紹介します。
さいたま市の新築マンションを購入されたお客様からルーフバルコニーウッドデッキの資料を請求いただき、図面からの見積もりをしていました。
内覧会は終了していましたので、鍵引渡し後に採寸へ。


一般的な形状のルーフバルコニーです。

仕上げる高さは、このアゴ(コンクリートの梁)下までと打ち合わせも終了したところで、ベランダの方も採寸をという事で。


ご覧のようにベランダ側は木目調の塩ビシートが敷かれていました。
内覧会時はこのシートが敷かれているので、ベランダはそのままで良いかと思っていたようですが、ルーフバルコニーのウッドデッキ予算の半分をこちらのベランダに振り分ける案に変更。
最近はこの木目調の塩ビシートが初めから敷かれているマンションも増えていますが、本物志向のお客様からはやっぱり天然木のウッドデッキにしたい!と、今年もこれから数件ご注文いただいていますので、そちらの方も施工完了しだい、随時紹介させていただきます。

リビングから出入りする側のルーフバルコニーの横幅半分を施工。半分といえ6.5mの長さがあります。

ベランダ側から見たルーフバルコニー。

終い端部はいつもの幕板で化粧。

そしていつものすき間無し施工。仕上がりは断然きれい。

こちらはベランダのウッドデッキ。丁度、リビングから見える柱前まで施工しています。こちらも終い端部は幕板処理。

ベランダウッドデッキもルーフバルコニーと同じくすき間無し施工。・・・・・お客様はテクノグリーンのすき間無し施工を気に入られご注文されたそうです。
施工後のアンケートで
「見積もり調査、施工職人の方々ともに非常にさわやか素晴らしい接客でした。」
それではルーフバルコニー、ベランダともに部分施工したウッドデッキの紹介は終了しまして次回はマンションベランダのみですが全面施工のウッドデッキを。