ルーフバルコニーの梁に木製のカバーを~板橋区

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:その他, ウッドデッキとテーブル&ベンチ, マンションベランダウッドデッキ, ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2018年1月30日

タグ: , , , , , , ,

板橋区にあるマンションへお住まいのお客様から、「同じマンションの別のお部屋を購入され現在リノベーション中でルーフバルコニーとベランダへウッドデッキを検討したい!」
と資料請求と見積もりご依頼をいただきました。

概算見積もり後に調査・採寸へ。

CIMG1858

こちらはベランダ。サッシ水切り高さまで嵩上げして施工します。

 

CIMG1860

L字型になったルーフバルコニーの1面。リビングに面しているのでこちらもウッドデッキに。そして同じくサッシ水切り高さに嵩上げ。

CIMG1869

こちらのルーフバルコニーへは予算が余れば施工予定とのことですが、テーブル&ベンチは必ず置きたいとの希望でイペ製のテーブル&ベンチも見積もりに。

と、打ち合わせ・採寸が終了したところで、現在お住まいのお部屋に案内され、

CIMG1881

CIMG1874

こちらのお部屋もルーフバルコニー付ですが、購入されたときにタイルを敷いたのですがやはり、目地へ土がつまり掃除が大変なので今回はウッドデッキにしようと思われたようです。
それですき間無し施工のウッドデッキを探され当社へ。
本当はこちらのルーフバルコニーもウッドデッキに変更したい気持ちがあるようですが、ご予算の事もあり今回はこの梁部分だけでも何とかしたい!

見た目もさることながら、花壇の手入れ時にこの梁に乗るの滑って危険なので、水平で滑らないように木製のカバーが出来ないか?と。

マンション特有の施工上の問題(共有部分なので躯体に釘1本打てない)があるのですが、以前にも何度か施工しているので設計に少々時間をいただいて見積もりを。

お客様のご予算範囲内で施工ケ所、方法を打ち合わせをして施工へ。

IMG_0559

先ずはベランダのウッドデッキ。サッシ水切り高さにピッタリと出来上がり。

IMG_0558

掃出し窓前側のルーフバルコニーへもウッドデッキ。

IMG_0562

IMG_0563

もう片方のルールバルコニーへは、テーブル&ベンチと余ったご予算で大きなプランターカバーを設置。

 

IMG_0567

IMG_0568

こちらが梁の木製カバー。
傾斜を解消し水平に作っています。これで滑らない通路となりましたので花壇のお手入れも楽になるかと。

 

IMG_0569

この写真から、すき間無しウッドデッキとタイル目地の大きさの差が判ると思います。

 

IMG_0565

外壁に面した梁もカバーを。この部分は鉢物を置く花台として使用します。

同じマンション内の2部屋のウッドデッキと梁カバー、ベンチテーブル、プランターと数種の施工も1日で完了。・・・・・ほとんど工場で製作して現場では組み立てだけでしたので。

次回は戸建2階ベランダへのウッドデッキを紹介します。

 

 

 

 

ルーフバルコニーデッキの交換を検討中~目黒区

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキとテーブル&ベンチ, ウッドデッキ用木材について, ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2017年12月14日

タグ: , , , , , , , , ,

目黒区のマンションへお住まいのお客様から、
「現在ルーフバルコニーのウッドデッキの交換を検討中です。
船の甲板などで、使用される耐水性の良いものを探しております。
メンテナンスについてもお伺いしたいです。できれば年一回は、全て上げて掃除をしたい意向。
宜しくお願いします。」

と、お問い合わせ資料請求いただきました。

その後、図面をメールで送付いただき、ご質問も。
「少し心配している点があり、メンテナンスの件です。
今のウッドデッキは、御社のものと違って、隙間は有りますが、一度害虫にやられてしまった経緯もあり、お掃除はしたい方向です。
一度敷いてしまったら、お掃除はできないのでしょうか?

また、テーブルと椅子も欲しいのですが、こちらもお見積もりを頂けますか?
ウッドデッキはもちろん値段も1番ですが、屋外でのもちと、メンテナンスも重要視しております。
パルコニーはアールがついておりますが、この部分は別の材料で埋めても良いとも思っております。」

一度、ウッドデッキを腐らせた経験があると、次のウッドデッキを決めるに当たり一番の決め手は”耐久性”、価格ではないんですね。
耐久性については、送付させていただきました資料をよくご覧になっていて”ノーメンテで10年保証”の理由も納得されていました。

その後、実物のイペ製のテーブル・ベンチもご覧になりたいとの事で、施工範囲の打ち合わせも兼ねてご来社いただきました。(当社のエントランスデッキ上には13年物のイペ製ベンチ&テーブルが置いてあります)

施工範囲を図面上で打ち合わの上、次回はこちらがお伺いしましての現地調査。

CIMG1431

 

CIMG1433

CIMG1435

既存のウッドデッキはセランガンバツ製のウッドパネルでした。腐ってきてビスも抜けて、もうバラバラ状態です。
10年ほど前までは、施工業者でもこのウッドパネルを使っての施工が見受けられましたね~。・・・・・・・さすがに今はDIY用でしか使われていないと思うけど。

CIMG1418

 

さてウッドパネルでは高さを嵩上げしたデッキにはできませんでしたが、今回はこの梁下まで20cm以上嵩上げしたウッドデッキにするのがお客様の希望です。

それにしてもデッキ材の表面はしわしわになっていますね。これはセランガンバツの特徴でもあります。
同じハードウッドでも高級品と低級品では、数年も経つとえらい差が出てきます。まぁ、その分価格もそれ相応に安いんですが。。。。。
表面は他のハードウッドで、腐りやすい根太等の構造部分にセランガンバツを使用しているウッドデッキもあるようですが、どうなんでしょうか?

当社も何種類かのハードウッドを使用して施工していますが、さすがにこのセランガンバツは表面材でも構造部材でも一切使用していません。

 

そうそう、丁度同じ12年前に施工したイペのウッドデッキ(下の写真)と比較してみてください、違いが良く判ります。

 

IMG_0546

12年前に埼玉県吉川市の戸建のベランダへ施工し、最近外壁の塗装メンテナンスに伴い取り外し、高圧洗浄後に再設置したイペのウッドデッキです。
腐っていないのはもちろんの事、表面もしわしわにもボロボロにもなっていません。

 

 

IMG_0513

IMG_0505

イペのウッドデッキが完成。施工終了間際に雨がふってきましたので、ついでに水洗いを。
お客様はベランダガーデニングがご趣味で周りは鉢で一杯です。

IMG_0509

2人掛けのベンチ、椅子2脚とテーブルのご注文でした。

 

IMG_0511

梁の曲線に合わせての施工です。高さを上げましたので周囲は幕板で化粧。

 

IMG_0506

 

 

IMG_0512

テーブル&ベンチを置いて寛ぐ空間にはウッドデッキ、鉢等の植栽を置く空間はそのままと上手くゾーニングされたルーフバルコニーとなりました。

それでは、これでルーフバルコニーウッドデッキ交換工事の紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキ。

 

 

再設置は塗装して~横浜市

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:マンション大規模修繕時サービス, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年11月10日

タグ: , , , , , , , , ,

12年前にマンションのルーフバルコニーとベランダへウッドデッキを施工させていただきましたお客様からメールをいただきました。

「お世話になります。御社にてバルコニーおよびルーフバルコニーウッドデッキ(イぺ)を施工していただいたものです。(施工日は失念してしまいましたが、保障書の日付は平成17年4月11日でした)
このたび、マンションの大規模修繕を控えておりまして、そちらの取り外し&保管&再組み立てサービスを検討させていただきたいと考えております。
まずは、サービス内容、金額、実施までの流れなど、概略的なこと教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。」

保証書のお名前と日付が判れば、当時の施工前の現調図と製作・施工図・使用材料表をパソコン内ですぐ探せますので見積もりも簡単です。・・・・・まだパソコンを使用しないで図面書いたり見積もりしていた時代の資料を探すのは、紙のファイルと格闘しなくちゃならないので大変ですが。

で、さっそく大規模修繕時サービスとオプション(保管時に行う高圧洗浄・サンダー掛け・塗装)の見積書を送付。

取り外しのご希望日と一緒に、オプションの高圧洗浄&塗装もご注文いただきました。

今回は取り外し時の写真は無し(撮り忘れ)で、工場保管中の写真から。

IMG_0297

高圧洗浄中。

 

IMG_0302

点検中に傷みがあるのを発見。この丸く色が変わって見える部分が数か所。どうも植木鉢を12年間ずっと同じ場所に置いてあったようです。
ウッドデッキに鉢植えを置くときは、ときたま動かすかアイアン性の花台あるいは鉢請け皿、特にキャスター付なんかを下に置いてやればいいんですが。。。。。。
さすがにイペといえども12年間水に浸かっているような状態ですと傷んでしまいます。

こちらを写真付きでお客様に報告。有償で構わないので交換のご依頼を受け数枚の床板を新品に交換を。

 

IMG_0324

高圧洗浄・点検を終え工場内にすら~っと並べ、これから塗装を。

大規模修繕工事は4ヶ月前後が多いのですが、今回のお客様のマンションは6ヶ月くらい掛かりました。工事終了の連絡を受けまして再設置へ。

 

IMG_0424

 

IMG_0432

ベランダの再設置完了。工場で塗装は行ってきてますので、現場ではタッチアップのみ。
そんな訳で塗装タイプのベランダ、ルーフバルコニーを合わせても再設置は1日で完了。

 

IMG_0431

再設置後を室内から。こちらのサッシはノンレールタイプ。完全バリアフリーに仕上がっています。

IMG_0429

 

12年経過しての再設置後でもすき間無し施工は変わらずです。
さすがイペ製ですね、これが他の木材ですと元々あるすき間が、乾燥収縮してもっと大きくなってしまいます。

 

IMG_0436

IMG_0434

こちらはルーフバルコニーの再設置完了後の写真。

IMG_0437

同じく室内からの写真です。塗装もしましたので新品のウッドデッキに蘇えった感じですね。
今回点検の結果、何枚かの傷んだ板を交換しましたが、それ以外は全く腐朽も見られず次の大規模修繕時まで充分にもちそう。
こうしてみるとイペ製のウッドデッキはイニシャルコストは高いですが、長い年月で考えると安いかも!

と、私の見解で今回の紹介は終了。次回は戸建の庭ウッドデッキを。