お客様がデザインされたウッドデッキ~松戸市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドフェンス, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年6月30日

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昨年末に資料を送付させていただいたお客様。今年の春先にご家族でご来社いただきました。

「千葉県松戸市で新築の家が着工したばかり」と、敷地図面と着工時の写真をお持ちになって。しかもご自分でデザインされたウッドデッキを含めた外構工事のイメージパースも一緒に。
使用木材はイペで!資料と一緒に送付しましたイペをすっかり気に入られたようです。

そのパースがまた立派で、絵心のない私には真似ができません。ウッドデッキは写真集を参考にじっくりと時間を掛けて検討し描かれたそうです。・・・・・・この時間もきっと楽しいんでしょうね!

 

お客様が描かれたパース

お客様が描かれたパース

 

これほど、全般に数値も入ったパースがあれば私の出る幕はありません。ほんのちょっと設計上からのアドバイスをさせていただき、それで最終決定。
このパースから見積もり。ご注文をいただきましてこれからのスケジュールの打ち合わせ。
足場が取れた頃の現場調査・採寸→家の引き渡し翌日の引っ越し→翌日ウッドデッキ施工。・・・・と、採寸から施工までは1か月くらいありますので、その間に設計・図面作成・工場製作と充分な時間が取れます。

 

仮設足場が取れました

仮設足場が取れました

 

この掃出し窓前にウッドデッキを

この掃出し窓前にウッドデッキを

 

水受けパンはここにあるのを使用します。外水栓はウッドデッキ上に上げて木製立水栓へ。そうそう、蛇口は、お預けしていましたカタログから選んでおいていただいたのお聞きして。・・・・・今回はどんなのかな?

採寸中

採寸中

 

殆どパースでデザイン・サイズが決まっているので、細かい寸法のチェックと仕上げ高さの打ち合わせのみです。残りは下地となる地面状況を調査。・・・・先行して行われる外構工事全体のお話をお伺いして、現地調査を終了。
松戸市といっても当社から車で10分も掛からないところで、あっという間の帰社。どっか寄り道してくるんだったナァ~

で、お引越し日の翌日に施工。の、予定だったのですが、あいにくの雨。
テクノグリーンの職人たちは皆、合羽を持っていないので延期。(いやいや冗談です)始めの束石設置工事(土木工事)は、雨が降っていたり、前日の雨がまだ残っているような時は行いません。無理して施工しますと肝心の基礎となる所ですので、後々に問題が出る可能性があり、基本的には行いません。まして今回は下地が盛土で沈む可能性が高かったので、延期。

仕切り直しで、翌日から施工開始。

ウッドデッキ全体

ウッドデッキ全体

 

駐車場に掛かる部分は、出幅を狭くして縁側風に。正面には1段ステップ。

P5300006

高さ1.8mの目隠しフェンス。幅広と幅狭2枚の組み合わせ横ボーダーです。これは、お送りしていました写真集からお選びいただきました。すき間20mmですのであまり圧迫感はありません。

 

IMG_0824

P5300003

沙希細紹介しました水受けパンはウッドデッキに埋め込み。邪魔にならず、すっきりします。
蛇口はホース用が付いた二口タイプで、シルバーを選ばれました。

 

境界ウッドフェンス

境界ウッドフェンス

 

お客様は、アルミの境界フェンスだけは、嫌!との事でウッドで。

お隣様との境界用のウッドフェンス。家の着工時には既に境界ブロックがあり、穴も埋められていましたので、ブロック上にウッドフェンスを後付で建てるのは、このくらいの高さ、横板枚数が限度です。

IMG_0827

 

ウッドッキの幕板下には猫侵入防止柵を。
これは現地打ち合わせ時に、近隣にはノラ猫が多いらしい!との情報で追加したアイテムです。もちろん、正面だけではなくウッドデッキ周囲にぐるりと取り付けています。

今回は、お客様がご自分で描かれたパースの通りに、施工しましたウッドデッキの紹介でした。
当社の写真集にあるウッドデッキ形状、フェンスデザイン等を組み合わせてご自分のお庭に合うウッドデッキを楽しみながら考えてみてはいかがですか?
できればパースまで描かれて。・・・・・・私が楽ちんですので・・・・

今回使用しましたイペ材のサンプル・資料・写真集はこちらから。すべてセットで0円!(消費税別?)・・・・・・ただ、地域限定で個人のお客様に限ります。

 

庭の有効活用はウッドデッキで~練馬区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドフェンス, 一戸建て庭ウッドデッキ | 投稿日:2013年12月26日

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今回の紹介は東京都練馬区の戸建庭ウッドデッキです。

お客様から手描きの図面をFAXいただきました。
詳細の寸法を入れた平面デザインと室外機カバー、立水栓、フェンス等々も描き入れて。
これほど書いていただくと、かなり実際の見積もりに近い概算見積書が作成可能です。

さてさて、この概算がご予算に合いますとの事でお伺いさせていただき、詳細の打ち合わせへ。

調査時のお庭

調査時のお庭

境界フェンス&ブロックまでは140cm弱あるのですが、勝手口や掃出し窓前には当然のごとく土間テラスがあります。
まぁ~これが無けりゃ、庭に出るには不便なんですが、その分場所をとられて使える部分が減ってしまうデメリットとなります。
今までもよくあったパターンです。・・・・・それでせっかくの庭を使わなくなったなんて~のも、よくある話じゃありませんか?

逆サイドから見た庭風景

逆サイドから見た庭風景

 

植栽もあり、おまけに室外機も鎮座しています。

庭の散水栓

庭の散水栓

 

ご覧のように散水栓も庭の中央部にあり、ますます使い勝手のよくない庭となっていました。
その中でお客様は、ガーデニングや家庭菜園がご趣味で何とか頑張っていたようですが・・・・・・ウッドデッキ化。

もうこれしかないと、ご自分で使い勝手が一番良いウッドデッキとフェンスをデザインされてました。今回は施工上の問題でのチョッピリ変更以外は全てお客様のデザインで。

 

勝手口側のウッドデッキ画像

勝手口側のウッドデッキ

 

少しあった勝手口前のコンクリートテラスとのだ段差も解消。そしてこの部分の出幅は少し小さくしてあります。
これもお客様のこれからのガーデニングには意味のあるスペース。

ウッドデッキ上の室外機カバー画像

室外機カバー

いつものベンチ兼用の室外機カバー。ベンチ高さと強度を兼ね備えています。もちろんこれもイペ製。木材強度があるイペですので繊細なデザインでも大丈夫。
通風部のルーバー。これはブラジルで特注で製作させた専用の断面サイズです。分厚い板じゃカッコ悪いので。・・・・・・こんなところもテクノグリーンのこ・だ・わ・り。

こちら側も元の樹木を生かす為に出幅を小さくしています。

ウッドデッキと立水栓画像

立水栓と水受け

 

庭の真ん中にあって散水栓だった為に使いにくかったのを、使いやすい場所へ立水栓としてウッドデッキ上に移動。水受けはお客様のお好みの物を支給。イペ製の立水栓は当社のオーダー製作。ちなみに蛇口はカタログからお選びいただき2個付け。

 

独立フェンス

隣家から見た独立フェンス

 

手前側はウッドデッキと分離した独立の目隠しフェンスです。ウッドデッキのフェンスと独立フェンスですき間の大きさを変えています。

それにしてもこの独立フェンスは設計も施工も難しい!特に今回のようにブロックにぴったりと沿って施工する場合は。
ついつい調査の時に、ブロックの基礎が標準で施工されていると思い込んでしまうんですよね。

その前提でフェンスの設計をしてしまうと・・・・・・・やっちゃいました。後戻り工事になり最終引き渡しが遅れお客様にはご迷惑をーーーー。
基準にのっとった外構工事屋さんばかりではないと肝に銘じて、以後気をつけます。

・・・・・・と、今回は反省をしながら終了。

次回は年内最後かな?それでは以前お約束してましたルーフバルコニーのウッドデッキの紹介とします。

三角形ステップと立水栓~武蔵野市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ | 投稿日:2013年10月26日

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今日も台風の雨で、施工現場は延期!今年は本当に台風が多いですね。そのおかげで施工予定も大幅に狂い、施工日調整でてんてこ舞い。施工お待ちのお客様にはご迷惑おかけしています。この場を借りてお詫び申し上げます。
また、それやこれでこのブログ更新も10日もできませんでした。・・・・と言い訳して、さて本題です。

今回ご紹介する武蔵野市のお客様のウッドデッキは、三角ステップ付です。出幅違いのウッドデッキで入隅になる所を三角形のステップにしました。

それでは、現地調査時の写真から。

隣家との境界ブロック塀画像

隣家との境界ブロック塀

裏庭の2面がこのようにブロック塀で囲まれています。それでいて、建物とは微妙に矩(カネ)がでていません。要は建物壁と平行や直角にはなっていません。
パッと目は平行に見えても、以外とそうではない場合が多いので、この辺をしっかり測量して図面を描かないと施工に入ってからエライ目になり、施工部隊からお叱りが出てしまいます。

掃出し窓前

掃出し窓前

 

狭!左側がこの裏庭へ繋がる通路です。材料搬入はここからとなります。こりゃ、今回は太めの職人はダメだな!(テクノグリーンには太めの職人はいませんが)

庭の散水栓画像

庭の散水栓

 

庭の片隅にある散水栓。この上もウッドデッキになりますので、この散水栓から配管してウッドデッキ上に立水栓を設けるのがお客様のご要望です。
お客様は、庭にご希望されるウッドデッキの範囲を予め線を引き描いていましたので助かりました。

お客様は入居以来手つかずだった庭作りを今回ウッドデッキをメインとして手掛けるようで、ウッドデッキ完成後に残りの敷地のガーデニングをお考えのようです。
他のお客様からもよく聞かれるんですが、「ウッドデッキが先?後?」と。
・・・・・ウッドデッキをメインとした庭作りなら、やはりウッドデッキが出来てからの方が、残りの部分をどうするかはイメージしやすいと私は思っています。・・・・・

 

こちらも雨の影響で施工予定日より少々遅れてしまいましたが施工完了。

 

ウッドデッキの全体画像

ウッドデッキの全体

 

今回、板張り方向はお客様のご希望で横張りとしています。またイペの場合はすき間なしで施工するほうが多いのですが、これもお客様のご希望ですき間2mmで施工。お好きなすき間で施工しますので、ご指定ください。

 

三角形のステップ画像

三角ステップ

 

1辺約1mの二等辺三角形の1段ステップ。出幅違いのウッドデッキの入り隅部分には、この三角ステップもいけますね!

 

掃出し窓前ウッドデッキ画像

掃出し窓前

 

掃出し窓前のウッドデッキは奥行き約1.2mで通路的なご使用をされるようです。

 

メインのスペース

メインのスペース

こちらが幅3m、奥行き4mのメインウッドデッキです。7畳分以上ありますのでかなり広いです。いろいろと使う事ができますね。

 

立水栓と水受け鉢画像

立水栓と水受け鉢

 

 

こちらは、お客様支給のアルミ製の立水栓と水受け鉢。
このタイプの立水栓は基本的には庭の土中に建てる前提で作られているので、ウッドデッキの上に付けるとなると、高さが足りなくなってしまうので、嵩上げと固定を兼ねたコンクリート基礎が必要となります。
しかもコンクリート打設前には配管も必要となり、ウッドデッキ本体工事の数日前に、この配管と基礎工事を先に行いますので木製立水栓と比べますと+1日の施工日数となります。

 

木製立水栓の場合は、ウッドデッキと同じイペ材で製作し固定も木同士ですので簡単に固定ができる上、長さや蛇口位置もご希望通りに製作が可能です。
でも、お気に入りの既製品を取り付けたい方には今回のお客様のように支給いただいてもO・Kですし、当社扱いメーカーのカタログからお選びいただく事も可能です。・・・・・基礎工事分、ちょっとコストがかかりますが・・・

 

今回の紹介はこれで終了。次回は鉄骨構造の駐車場上ウッドデッキです。お楽しみに。