リフォーム時にウッドデッキを~北区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年11月3日

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東京都北区の中古マンションを購入されたお客様のベランダウッドデッキの紹介です。

中古マンションを購入し室内をリフォームされて住まわれる方が多い昨今ですが、その時に思われるのが「ベランダどうしよう?」
室内はリフォームで見違えるように新しく綺麗になるので尚更、ベランダの古さ汚れがより目立ってしまいます。

そこで、この際ベランダも一緒にリフォームをと、お電話いただきました。

購入された時に不動産屋から数年後に大規模修繕工事があることをお聞きしていたそうですが、テクノグリーンでは大規模修繕時の一時保管サービス(有償ですが)があるのをホームページで判りご注文いただきました。

 

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鍵引渡し後にさっそくベランダの採寸へ。今あるエアコン室外機は、取り外しウッドデッキ施工後に新品を設置します。

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避難ハッチもありますが、蓋加工しますのでこの部分も広く使用できるようになります。この効果も大きいですね。

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サッシ水切り高さも中途半端ですが、これも隠して室内と同じ高さに施工。

それでは、施工後の写真から。

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室内と同じ高さへ。サッシの水切りも隠し、避難ハッチの上もウッドデッキになりましたのた。浮いている状態ですので乗っても音は出ないような構造で製作しています。

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蓋を開けた状態。

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閉めた状態の避難ハッチを室内から。広がり感が全く違いますね。

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ドレンホースをこうしてデッキ下を排水溝まで配管していますので、あとは新しい室外機を据えてこのホースに差し込むだけ。
これで室外機からのホース横たわりや、ベランダびちゃびちゃの”排水問題”は全て解決。

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室内から見たベランダウッドデッキ。
こうしてみると、元の新築時に戻すリフォームではなくて、新たな価値を付けたベランダリノベーションでした。

引越し終了後お客様からメールで、

「先日は、暑い中 ありがとうございました。

大満足しております」
奥様からのお問い合わせからでした。初めご主人はウッドデッキの施工をお迷いになっていたそうですが、イペのサンプルを手にして決断されたそうです。
このようなお客様は、実はたくさんいらっしゃいます。・・・・・・・イペの質感は他の木材と比べるとワンランク上ですからね。
これでマンションベランダリノベーションの紹介は終了して、次回はルーフバルコニーのリノベーション?

ベランダの避難はしごが目立つ場所にあります~豊島区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年10月24日

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東京都豊島区のマンションにお住まいのお客様から、

「分譲マンションです。
ベランダの避難はしごが目立つ場所にあります。必要な時にには、その部分だけはずしておけるような作り方は可能でしょうか?」

マンションのウッドデッキのお問い合わせをいただくのは、新築マンションを購入されたお客様とは限りません。
今まで長年お住まいになり、ベランダをもっと活用したい、もっと見栄えを良くしたいとお考えのお客様からも問い合わせをいただきます。その中でも多いのが避難はしごハッチを何とかしたい!。

 

ファクスで図面を送付いただき、見積もりを。
その見積もりがご予算内という事で担当者が調査へ。

 

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なるほど、避難ハッチが窓前に鎮座しています。
この蓋の上に乗るとベコンベコンと音がして下階の方にご迷惑になる厄介な代物。

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避難ハッチの上を簡単に取り外せる蓋に施工するには、ある程度の高さが必要となります。
このサッシの幅広い水切りも隠せるような施工高さ10cmで今回は打ち合わせ。

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室外機のホースはカバーで固定されていませんので動かせます。これだとウッドデッキをくり抜かず、下まで施工してその上に室外機を置けますね。

その施工完了写真から。

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蓋を閉めたところ。

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こちらが蓋を開けたところ。蓋部分も工場で製作していきますので、採寸では正確さが要求されます。
いざという時に開かないと困ります。いやぁ~、これも施工当初の頃は何度か失敗して補修工事に行きましたっけ。

 

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室内から見た窓前の避難はしごハッチ蓋。これで気にせずベランダを使用する事ができるようになりました。

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施工前の写真と比べて見てください。断然見た目も良くなります!

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エアコン室外機もウッドデッキの上に設置して施工は完了。

最近のマンションは今回のように、コンクリートもむき出しでなく長尺の塩ビシートが張られているケースが多いのですが、それでもやっぱり味気がないというか・・・・・・・・寛ぎの空間にはならないようで、天然木のウッドデッキをご希望される方が増えています。

それではこれでマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。
次回はこの天然木にこだわりましたお客様の屋根付きの庭ウッドデッキを紹介します。

角部屋でバルコニー2ケ所~目黒区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年10月5日

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半年以上前に、目黒区のマンションへお住まいのお客様から資料請求いただきました。

「角部屋でバルコニー南側と東側とふたつあり約20㎡あるのですが、だいたいでいいのでどのぐらいの予算になるか知りたいです。」

20㎡での概算見積もりと資料を送付させていただきました・

「資料請求してから半年以上経ってしまいました。
予算オーバーだったのでいったん見送りましたが、やはり諦めきれず、
施工の範囲を狭くしてお願いできたらと思っています。
添付した部屋間取り図のバルコニー部分の赤い線が引いてあるところまでの
範囲で二箇所分、もう一度見積もりを出していただくことはできますか?
また南側の広いバルコニーの一箇所だけだった時の見積もりも知りたいです。」
と、今度は間取り図面に施工範囲を書き加えて送付いただきました。
バルコニーが大きかったり2ケ所ある場合は、このように予算に合わせて必要な部分のみに施工するのもありですよね。
さて、今度は見積もりがご予算内に収まるという事で採寸へ。
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こちらの東側のバルコニーはこの柱から向こう側を施工。形状は台形となっています。
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南側のバルコニー。こちらはリビング前だけを施工する事に。
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お客様は室内フローリングと同じ高さをご希望でしたが、その高さにウッドデッキを仕上げるとフェンス高さが基準の110cmを下回ってしまいます。
悩まれましたが選択は、このサッシ水切り高さ6cm仕上げに。この高さだと高さ調整は出来ないので下地の勾配なりの仕上がりとなります。
その代り、こちらのタイプは高さ調整式よりは安くなりますので、その分で室外機カバーをご注文いただきました。
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そこで室外機の採寸。
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室外機のホースはカバーで固定されていて動きません。その上、壁からのすき間も小さくホースも複雑な位置に配置されています。
マンションの室外機はこのパターンが多く、市販の規格品を購入されてもたいていは設置できずに使えないケースもあるようです。
テクノグリーンでも、詳細の寸法を測った上での検討の結果、設置不可能な結論に達しお断りする場合もあります。
今回は特殊な造り方になりますが、何とか可能な状況でした。
では先に室外機カバーから。
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無事に設置完了。こうして出来上がったのを見ると簡単そうに見えますが、見えない部分ではいろいろと工夫されてるんです。ほんと。・・・・・・ウッドデッキ本体以上に時間を掛けて設計してるんですから。
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以上2枚は東側バルコニー。
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以上2枚は南側バルコニー。
水切りの天端高さに仕上がっています。高さ調整タイプとは勾配があるかないかの違いだけで、すき間無し施工はこちらのタイプも同じです。
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室内から見たウッドデッキ。良い感じです。
施工完了後、お客様からメールで
「こんにちは。金曜日はお世話になりました。
ウッドデッキのおかげでベランダがとてもきれいになり嬉しいです。
エアコンの室外機周りもきれいに処理していただき感謝です。
ただ、東側のベランダのウッドデッキ1箇所に亀裂がが入ってるのが気になりました。
金曜日全体を見た時は気がつかず、今日気がづきました。
リビングに面したところではないので目立たないのですが、
(左から4番目の板、縦2/3ぐらいの長さで亀裂が入ってます)
このまま悪化して割れたりしないか不安なのです。
近い将来、犬を飼ってウッドデッキ上で遊ばせたいので心配です。
私としては、この部分だけでも割れ目のない板に替えてほしいと思っています。
写真添付しますので、ご確認よろしくお願い致します。」
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イペに限らず天然の木材は乾燥により干割れが生じます。工場で製作している段階や、施工しているときには無くても施工後1~2日で発生する事があります。
通常の干割れは許容範囲として、交換の対象外とさせていただいているのですが、この割れは”貫通割れ”という端部から端部まで割れが繋がっている状況でした。
この場合、これから割れも大きくなり強度も落ちる可能性がありますので、交換させていただきました。
イペの場合、割れがあっても腐朽に対しては問題はないのですが、強度が要求される床板の貫通割れは交換の対象としています。
イペはこの貫通割れが他のハードウッドに比較して少なく、テクノグリーンではイペで1500ケ所以上の施工してきた中で今回が2回目という珍しい現象でした。
それでは、これでマンションバルコニー2ケ所のウッドデッキの紹介は終了。次回は戸建の庭ウッドデッキです。